文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。また、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益や雇用情勢の改善等を背景とした緩やかな回復基調が見られるものの、国際情勢の緊張不安や不確実性による為替や株価の不安定な動きにより、依然として先行きの不透明感を伴う状況で推移しています。
当社グループは、事業子会社の株式を100%保有し、グループ全体の経営戦略及び管理業務(財務・経理・総務・人事・情報システム)を担うとともに、事業部門として、環境関連事業を展開する株式会社ジー・スリーホールディングス(以下、「当社」という)、及び株式会社エコ・テクノサービス(以下、「エコ・テクノサービス」という)、並びにSBY事業を展開する株式会社SBY(以下、「SBY」という)、FATBURGER事業を展開する株式会社Green Micro Factory(以下、「GMF」という)、からなるグループ体制をとっています。
当社グループを取巻く環境として、当社、及びエコ・テクノサービスが展開する環境関連事業については、経済産業省による固定価格買取制度の見直しを受け、太陽光発電事業者の選別淘汰が進むとともに、太陽光発電所におけるセカンダリー市場の形成が進む等、インフラ投資を踏まえた今後の市場拡大が期待されています。
SBYが展開するSBY事業、及びGMFが展開するFATBURGER事業は、訪日外国人観光客によるインバウンド消費は縮小傾向にはあるものの、主要顧客である若年層の消費意欲は依然として増大しており、サービス・小売業を中心とした経済効果が見込まれています。
このような環境の中、当第1四半期連結累計期間における連結業績につきましては、連結売上高は2,175百万円(前年同四半期比335.6%増)と大幅な増収となるも、連結営業損失は132百万円(前年同四半期は連結営業損失21百万円)、連結経常損失は158百万円(前年同四半期は連結経常損失53百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は122百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益9百万円)となりました。
当第1四半期連結累計期間におけるセグメントの経営成績は以下のとおりであります。
なお、GMFによるFATBURGER事業の展開により、前第3四半期連結会計期間より、報告セグメントを追加しております。以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
①環境関連事業
環境関連事業は、当社及びエコ・テクノサービスにて展開しております。
当社は、エネルギー関連分野における投資効率を踏まえた資産運用の観点から、太陽光発電所の保有による電力会社に対する売電事業、及び未着工太陽光発電所の買取事業、並びに太陽光発電運用会社への投資、また、太陽光発電用地に加え、固定価格買取制度の適用を受けるための経済産業省による設備認定、及び電気事業法に規定する一般電気事業者(電力会社)からの許認可による発電事業者の権利(発電設備を電力会社の電力系統に接続する権利)を取得することで、用地及び認定・権利を運用会社に売却あるいは賃貸を行い、併せて運用会社への太陽光発電事業のコンサルティング、また太陽光電池モジュール及び周辺機器等太陽光発電商材の販売を行うことをビジネスモデルとして展開しています。
エコ・テクノサービスは、当社が運営、又は運用会社に売却あるいは賃貸する太陽光発電所について、稼働後20年間に亘り安定した発電事業を運営できるように、最新の技術と専門技術者によるオペレーション及びメンテナンス並びに障害対応事業を行うことをビジネスモデルとして展開しています。
当第1四半期連結累計期間においては、当社が保有し運営を行っている太陽光発電所9カ所の売電収入、太陽光発電所に係る設備認定及び発電事業者の権利の売却収入、及び太陽光電池モジュール等太陽光発電商材の販売収入を売上高として計上しておりますが、売電収入の落ち込みとともに、太陽光発電所の取得に係る一時コストを販売管理費に計上していることから、環境関連事業の売上高は1,947百万円(前年同四半期比494.8%増)と大幅な増収となるも、セグメント利益(営業利益)は14百万円(前年同四半期はセグメント利益49百万円)となりました。
②SBY事業
SBYは、店舗展開を中心としたコンセプトマーケティングショップの運営、及びプロデュース、ディレクション、プロモーションや自社マスターライセンスのビューティ&コスメブランドによるビジネスアライアンスをビジネスモデルとして展開しています。
コンセプトマーケティングショップの運営においては、C2(13~19歳)及びF1(20~34歳)層の女性を主なターゲットとして日本を代表する流行最先端都市「渋谷」=SBY(SHIBUYA)をブランドネームとし、その中核店舗は「アタラシモノ発見☆カフェ」をコンセプトにSHIBUYA109で運営しており、他に「SBY」として2店舗(阿倍野、博多)、「WoMANiA」として1店舗(梅田)を展開しています。
コンセプトマーケティングショップは単なる店舗販売事業ではなく、最先端の情報が揃う店舗型の情報発信スペースであり、流行に敏感な女性の心を掴み、夢中にさせる総合エンターテインメントを追求することにより、SBYから生まれた情報・商品がメディアや流通等のインフラに乗り、全国へ/世界へ発信されています。
ビジネスアライアンスにおいては、独自に収集分析するトレンド情報を活用し、主にC2及びF1層の女性を主なターゲットとして事業を展開している企業を総合的にプロデュースするプラットフォームを提供するとともに、Diamond Lash(つけまつげ)を始めとする自社ブランド商品(Diamondシリーズ)の国内外への卸販売、また、海外新ブランドのコスメ雑貨の国内卸販売を行っております。
当第1四半期連結累計期間においては、コンセプトマーケティングショップの基幹店である渋谷店の売上、及びビジネスアライアンスにおける海外新ブランドのコスメ雑貨の売上は順調に推移しておりますが、自社ブランドの主力商品であるDiamond Lash(つけまつげ)は、依然として業界TOPシェアを維持しているものの、市場規模全体の落ち込みにより、取扱量が停滞していることから、SBY事業の売上高は210百万円(前年同四半期比22.3%増)、セグメント損失(営業損失)は26百万円(前年同四半期はセグメント損失7百万円)となりました。
③FATBURGER事業
GMFは、FAT Brands Inc.との日本国内における出店ライセンス契約により、ロサンゼルスを発祥とし、世界5大陸、20ヶ国で200を超える店舗を展開するバーガーブランドであるFATBURGERの国内運営をビジネスモデルとして展開しており、日本一号店を、渋谷(MAGNETbySHIBUYA109)にて2018年4月28日にオープンいたしました。
当第1四半期連結累計期間においては、渋谷店1店舗のみの店舗運営であることから、本社費用の負担がかさみ、FATBURGER事業の売上高は17百万円、セグメント損失(営業損失)は14百万円となりました。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末から2,598百万円増加し、12,108百万円となりました。これは現金及び預金が125百万円、未収消費税等が95百万円、機械装置及び運搬具が2,975百万円、のれんが714百万円増加し、前渡金が1,417百万円、受取手形及び売掛金が104百万円減少したことなどによるものです。
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末から2,937百万円増加し、11,683百万円となりました。これは買掛金が116百万円、長期前受収益が748百万円、長期設備関係未払金が3,320百万円増加し、前受金が571百万円、未払金が669百万円減少したことなどによるものです。
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末から339百万円減少し、425百万円となりました。これは利益剰余金が339百万円減少したことなどによるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。