第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。 

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間末において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第1四半期連結累計期間(平成29年3月1日から平成29年5月31日まで)における我が国経済は、堅調な企業業績に支えられ、雇用・所得情勢の改善や、輸出及び設備投資等の伸長もあり、米国の政権運営などによる海外経済の動向に不透明感はあるものの、全体としては持ち直しの動きが継続しています。

当アパレル業界におきましては、個人消費やインバウンド需要において緩やかな回復が見られたものの、少子高齢化や海外ブランドの定着、更にはモノからコト消費への移行といった大きな流れのなかで、オリジナリティと発信力の高いブランド・商品への選別がますます進んでまいりました。

このような経営環境のもと当社グループは、平成29年4月に更新した中期経営計画に基づき、業務プロセスの改善や低収益部門の構造改革を進めるなど、収益基盤の強化を図る一方で、今後の成長戦略としてECや海外事業等において当社の強味の更なる強化並びに成長市場への投資にも取り組んでまいりました。
 その結果、売上高は388億67百万円(前年同四半期比6.0%減)となりました。

また、前期に引続き全社的な販管費抑制策を積極的に進めた一方で、特に成長著しいECにおいて広告宣伝や事業基盤を強化したため、営業利益は17億2百万円(前年同四半期比29.2%減)となり、経常利益は19億58百万円(前年同四半期比26.9%減)となりました。

その結果、当社グループの親会社株主に帰属する四半期純利益は11億37百万円(前年同四半期比36.0%減)となりました。

  セグメント別の売上の概況は次の通りです。

 

(アパレル関連事業)

 当社の各事業子会社は収益率を多面的に評価する新たな経営指標を導入することにより、最優先課題である既存事業の利益率向上に効果的に取り組むとともに、各々の事業領域に応じた木目細かな施策を積極的に推し進めました。

 マーケット環境がますます厳しくなり、これまで以上にオリジナリティの高いブランド運営が求められているなか、既存事業についてはゴルフブランドの「パーリーゲイツ」、ストリートカジュアルブランドの「ステューシー」、レディースブランドの「アプワイザーリッシェ」、「マイストラーダ」、「ジル バイ ジルスチュアート」や、ロンドンのコレクションブランドの「マーガレット・ハウエル」が特色を活かした商品を展開することにより引き続き好調に推移しました。

 EC事業については、グループ外のEC事業者との在庫連携や、前期末より促進しているスマホアプリの導入によるマルチデバイス化を更に加速し集客力を一層拡大することにより、グループ全体の売上高に占めるECの割合の向上を目指しました。

 これらの取り組みを行う一方で、前期に引き続き不採算店舗閉鎖などの経営効率化を図った結果、アパレル関連事業の売上高は、377億35百万円(前年同四半期比7.1%減)となりました。

 

(その他の事業)

持株会社である当社は、各事業会社からの業務委託対価を見直し負担軽減を行った一方、合成樹脂製品の製造販売を行う㈱トスカバノック、店舗設計監理や飲食事業を営む㈱プラックス、そして化粧品や石鹸等の輸入・販売を行うLaline JAPAN㈱などの事業が堅調に推移したことから、売上高は36億33百万円(前年同四半期比11.4%減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

総資産は、受取手形及び売掛金が21億56百万円増加したこと、たな卸資産が25億11百万円増加したこと、有形固定資産が12億51百万円増加したこと、投資有価証券が18億10百万円増加したことなどにより、前期末比5.1%増加し、1,642億10百万円となりました。

 

(負債)

負債は、短期借入金が29億99百万円減少したものの、支払手形及び買掛金が21億10百万円増加したこと、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が105億60百万円増加したことなどにより、前期末比23.8%増加し、526億63百万円となりました。

 

(純資産)

純資産は、利益剰余金が7億34百万円減少したこと、純資産の控除項目である自己株式が14億51百万円増加したことなどにより、前期末比1.8%減少し、1,115億46百万円となりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5) 生産、受注及び販売の実績

当第1四半期連結累計期間において、アパレル関連事業の生産実績は115億89百万円(前年同四半期比10.1%増)と著しく増加しており、その他の事業の生産実績は2億63百万円(前年同四半期比43.9%減)と著しく減少しております。

アパレル関連事業の仕入実績は68億72百万円(前年同四半期比21.7%減)と著しく減少しており、その他の事業の仕入実績は61百万円(前年同四半期比62.3%増)と著しく増加しております。

その他の事業の販売実績は11億88百万円(前年同四半期比54.9%増)と著しく増加しております。

なお、セグメント間取引については、生産実績及び仕入実績は相殺消去前の金額によっており、また、販売実績は相殺消去後の金額によっております。

 

(6) 主要な設備

当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設の計画および重要な設備の除却等の計画はありません。