なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における日本経済は、総じて円高基調の中、インバウンド需要は鈍化しており、個人消費においても天候不順の影響等により弱含みで推移しました。
このような状況の下、当社グループの国内事業においては、北海道の台風被害による原材料調達不足の懸念から、ポテトチップスの一部新製品の発売延期等の生産調整を行いました。一方、シリアル食品の「フルグラ」は、旺盛な需要が続いており、前年同期から大幅に売上を伸ばしました。その結果、国内の売上高全体では、前年同期を上回りました。また、海外事業における売上高は、円高による為替換算の影響を受けたことから、前年同期を下回りました。
当第2四半期連結累計期間の売上高は、123,654百万円(前年同期比2.2%増)となりました。営業利益については、積極的な販売促進活動に伴い販売費が増加したものの、国内を中心とした売上の増加、原材料費等の低減により、13,753百万円(前年同期比7.4%増)、営業利益率は11.1%(前年同期比0.5ポイント増)となりました。
また、円高の影響により営業外費用は増加しましたが、経常利益は12,777百万円(前年同期比3.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,984百万円(前年同期比4.3%増)となり、いずれも前年同期を上回りました。
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平成28年3月期 |
平成29年3月期 |
伸び率(%) |
現地通貨 |
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金額 |
構成比 |
金額 |
構成比 |
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国内売上高 |
106,070 |
87.7 |
109,804 |
88.8 |
+ 3.5 |
+ 3.5 |
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海外売上高 |
14,871 |
12.3 |
13,850 |
11.2 |
△ 6.9 |
+ 7.3 |
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合計 |
120,942 |
100.0 |
123,654 |
100.0 |
+ 2.2 |
+ 4.0 |
・事業別の状況
(食品製造販売事業)
食品製造販売事業の売上高は、為替換算の影響を受けた海外事業が減収となったものの、シリアル食品が大きく貢献し、122,096百万円(前年同期比2.4%増)となりました。
・スナック菓子
スナック菓子の売上高は、96,988百万円(前年同期比2.2%減)となりました。
① ポテト系スナック
ポテト系スナックの売上高は、60,143百万円(前年同期比1.8%減)と前年同期を下回りました。「ポテトチップス」の売上高が、馬鈴しょ供給不足の懸念から、一部新製品の発売延期等の生産調整を行ったことにより、35,682百万円(前年同期比4.0%減)となりました。一方、「じゃがりこ」は、堅調な需要に加えフレーバー展開による充実した品揃えが貢献し、売上高は17,823百万円(前年同期比2.2%増)となりました。「Jagabee/じゃがポックル」の売上高は、ほぼ横ばいの6,637百万円(前年同期比0.2%減)となりました。
② 小麦系スナック
小麦系スナックの売上高は、「かっぱえびせん」等が堅調で、ほぼ横ばいの10,932百万円(前年同期比0.6%減)となり、前年同期を下回りました。
③ コーン系、豆系スナック
コーン系、豆系スナックの売上高は、「さやえんどう」等の豆系スナックが好調だったものの、ポップコーンの売上高が減少し、8,887百万円(前年同期比3.2%減)となり、前年同期を下回りました。
④ その他新規スナック
その他新規スナック等の売上高は、成型ポテトチップス「ポテトチップスクリスプ」の発売開始により、3,174百万円(前年同期比12.5%増)となり、前年同期を上回りました。
⑤ 海外事業
海外事業の売上高は、為替換算の影響により13,850百万円(前年同期比6.9%減)となり、前年同期を下回りました。当期から本格参入した英国と、当第2四半期から生産、販売を開始したインドネシアが増収に寄与しました。一方、主力地域である北米、韓国は、前期および当期に生産体制を増強したものの、売上の伸びが鈍化しました。なお、為替換算の影響を除く実質ベースの売上高は、前年同期から7.3%の増収となりました。
・シリアル食品、ベーカリー等
シリアル食品、ベーカリー等の売上高は、第1四半期に生産能力を拡大したシリアル食品の「フルグラ」の売上が大きく貢献し、25,108百万円(前年同期比25.2%増)となり、前年同期を大幅に上回りました。
(その他)
その他事業の売上高は、物流事業ならびに販売促進ツールの売上高が減少したことから、1,557百万円(前年同期比10.4%減)となり、前年同期を下回りました。
なお、セグメントの業績につきましては、当社グループの報告セグメントが「食品製造販売事業」のみであることから、記載を省略しております。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末に比べ855百万円増加し、175,733百万円となりました。この主な要因は、回収期日の変更により売掛金が増加したことによるものです。
負債は、主として未払法人税等の納税に伴い減少したことから、前連結会計年度末に比べ736百万円減少し、42,672百万円となりました。
純資産は、為替換算調整勘定等は減少したものの、利益剰余金が増加し、前連結会計年度末に比べ1,591百万円増加し、133,061百万円となりました。
この結果、自己資本比率は70.1%となり、前連結会計年度末に比べ1.0ポイント上昇しました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末から2,099百万円減少し、45,224百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加等がありましたが、未払消費税の増加等により、前年同期に比べ1,840百万円多い、11,210百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出は減少したものの、有価証券の取得による支出の増加及び償還による収入が減少したことにより、前年同期に比べ3,766百万円多い、7,955百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に配当金の支払額が増加したことにより、前年同期に比べ1,451百万円多い、4,321百万円の支出となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は1,062百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 従業員数
当第2四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(8) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。