なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における日本経済は、円安基調が継続する中、輸出の持ち直しや設備投資意欲の高まりなど企業活動の状況に改善が見られました。また、雇用者所得の緩やかな回復とともに国内の消費者マインドの持ち直しが見られたほか、インバウンド需要による消費関連の業種の改善が見られました。
このような状況の下、当社グループの国内事業では、第2四半期には馬鈴しょ収穫が本格化し、ポテトチップスの売上は回復したものの、第1四半期において昨年夏の台風被害に起因した馬鈴しょ不足からポテトチップス等の販売アイテムの調整を行ったことが、業績に大きく影響しました。また、「フルグラ」の海外消費分の変動、ならびにコーンフレークの終売が売上減少に影響しました。
海外事業では、主力地域である北米および韓国の売上不振の中、中国向けに「フルグラ」の販売を開始したことや、前期に新規参入した地域の売上が好調に推移したことにより、円貨ベース、現地通貨ベースいずれも増収となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は118,822百万円(前年同期比3.9%減)となりました。営業利益は、国内のポテト系スナックおよびシリアル食品や北米の売上減少の影響に加え、国内外の稼働低下による原価悪化により10,338百万円(前年同期比24.8%減)となり、営業利益率が8.7%(前年同期比2.4ポイント悪化)になりました。経常利益は、為替差益193百万円等により10,557百万円(前年同期比17.4%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、7,045百万円(前年同期比11.8%減)となりました。
|
|
2017年3月期 |
2018年3月期 |
伸び率(%) |
現地通貨 |
||
|
金額 |
構成比 |
金額 |
構成比 |
|||
|
国内売上高 |
109,804 |
88.8 |
102,742 |
86.5 |
△ 6.4 |
△ 6.4 |
|
海外売上高 |
13,850 |
11.2 |
16,080 |
13.5 |
+16.1 |
+11.2 |
|
合計 |
123,654 |
100.0 |
118,822 |
100.0 |
△ 3.9 |
△ 4.5 |
事業別の売上高は以下のとおりです。
|
売上高 |
2017年3月期 |
2018年3月期 |
||
|
金額 (百万円) |
金額 (百万円) |
伸び率 (%) |
||
|
① 食品製造販売事業 |
122,096 |
117,045 |
△ 4.1 |
|
|
国内食品製造販売事業 |
108,246 |
100,965 |
△ 6.7 |
|
|
|
国内スナック菓子 |
83,137 |
81,042 |
△ 2.5 |
|
国内シリアル食品 |
17,299 |
12,816 |
△25.9 |
|
|
国内その他食品 |
7,809 |
7,106 |
△ 9.0 |
|
|
海外食品製造販売事業 |
13,850 |
16,080 |
+16.1 |
|
|
|
海外スナック菓子 |
13,850 |
15,555 |
+12.3 |
|
海外シリアル食品 |
- |
524 |
- |
|
|
② その他事業 |
1,557 |
1,776 |
+14.0 |
|
|
合計 |
123,654 |
118,822 |
△ 3.9 |
|
① 食品製造販売事業
(国内食品製造販売事業)
・国内スナック菓子
国内スナック菓子の売上高は、小麦系スナック、新規スナックを含むその他スナックの売上が増加したものの、主にポテト系スナックの売上が減少したため、前年同期と比べ減収となりました。
国内スナック菓子の製品別売上は以下のとおりです。
|
売上高 |
2017年3月期 |
2018年3月期 |
||
|
金額 |
金額 |
伸び率 |
||
|
ポテト系スナック |
60,143 |
56,034 |
△ 6.8 |
|
|
|
ポテトチップス |
35,682 |
31,445 |
△11.9 |
|
じゃがりこ |
17,823 |
17,220 |
△ 3.4 |
|
|
Jagabee/じゃがポックル |
6,637 |
7,367 |
+11.0 |
|
|
小麦系スナック |
10,932 |
11,295 |
+ 3.3 |
|
|
|
かっぱえびせん |
5,294 |
5,267 |
△ 0.5 |
|
サッポロポテト等 |
5,637 |
6,028 |
+ 6.9 |
|
|
コーン系・豆系スナック |
8,887 |
8,751 |
△ 1.5 |
|
|
その他スナック |
3,174 |
4,960 |
+56.3 |
|
|
国内スナック菓子 計 |
83,137 |
81,042 |
△ 2.5 |
|
・ポテト系スナックの売上高は、馬鈴しょ収穫が本格化した第2四半期には前年同期比で増収になったものの、第1四半期において昨年の馬鈴しょ調達不足から販売アイテムの調整を行った影響が大きく、前年同期と比べ減収となりました。
・小麦系スナックの売上高は、ポテトチップス等の休売に代わり「サッポロポテト」等の積極的な販売に努め、前年同期と比べ増収となりました。
・コーン系・豆系スナックの売上高は、ポップコーン等のコーン系スナックの販売不調により、前年同期と比べ減収となりました。
・その他スナックの売上高は、前年第2四半期から販売開始した「ポテトチップスクリスプ」の販売地域の拡大を進めたことにより、前年同期と比べ増収となりました。
・国内シリアル食品
国内シリアル食品の売上高は、「フルグラ」糖質25%オフやチョコクランチ&バナナ等のラインナップ拡充を進めたものの、海外消費分の変動が減少に大きく影響したほか、当期からコーンフレークの販売を終了したことにより、前年同期と比べ減収となりました。
・国内その他食品
国内その他食品には、ベーカリー事業、青果用馬鈴しょ等の販売等が含まれています。
国内その他食品の売上高は、ベーカリー事業におけるドーナツの売上減少等により、前年同期と比べ減収となりました。
(海外食品製造販売事業)
・海外スナック菓子
海外スナック菓子の売上高は、前年同期と比べ増収となりました。前期に新規参入したインドネシア等での売上は順調に拡大しました。一方、主力地域である北米では豆系スナック「Harvest Snaps」の大手顧客への販売が振るわず減収となったほか、韓国ではポテトチップスの新フレーバーを継続的に投入したものの、主力製品の売上減少分をカバーするに至らず減収となりました。
・海外シリアル食品
海外シリアル食品は、第2四半期から中国向けに「フルグラ」の販売を開始し、当期から売上を計上しています。
海外食品製造販売事業の地域別売上高は以下のとおりです。
|
売上高 |
2017年3月期 |
2018年3月期 |
||
|
金額 |
金額 |
伸び率(%) |
||
|
北米 |
5,568 |
5,002 |
△10.2 |
|
|
アジア |
中華圏 |
2,610 |
3,451 |
+32.2 |
|
韓国 |
2,876 |
2,708 |
△ 5.9 |
|
|
その他アジア・豪州 |
2,332 |
4,215 |
+80.7 |
|
|
欧州 |
461 |
702 |
+52.3 |
|
|
海外食品製造販売事業 計 |
13,850 |
16,080 |
+ 16.1 |
|
*1 中華圏には、中国、台湾、香港における海外スナック菓子と海外シリアル食品の売上を含みます。 *2 その他アジア・豪州には、タイ、フィリピン、シンガポール、インドネシア、オーストラリアにおける売上を含みます。
② その他事業
その他事業には主に物流事業、販売促進ツール関連事業が含まれています。
その他事業の売上高は、販売促進ツールの売上が増加したこと等により、前年同期と比べ増収となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末と比べ3,413百万円増加し、185,424百万円となりました。この主な要因は、末日が金融機関休業日であったことから入金が翌月にずれ込み、受取手形及び売掛金が増加したことによるものです。
負債は、短期借入金の増加等により、前連結会計年度末と比べ1,781百万円増加し、48,736百万円となりました。
純資産は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末と比べ1,632百万円増加し、136,688百万円となりました。
この結果、自己資本比率は69.7%となり、前連結会計年度末と比べ0.7ポイント低下しました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べ20,551百万円減少し、24,075百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加および税金等調整前四半期純利益の減少等により、前年同期と比べ16,207百万円収入が減少し、4,996百万円の純支出となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、主として有価証券の取得による支出が増加したことにより、前年同期と比べ8,118百万円支出が増加し、16,073百万円の純支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増減額が増加したことにより、前年同期と比べ4,692百万円収入が増加し、371百万円の純収入となりました。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は1,172百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。