第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間においては、前年度後半からの米中貿易摩擦が長期化し交渉進展もみられなかった影響から堅調に推移していた米国経済にもやや陰りが見え始め、中国経済も更に減速感が強まったことで、世界経済全体では成長の鈍化が進行いたしました。加えて、米・イランの対立激化も、中東における地政学リスクを高めたことで、先行き不透明感は一段と強まりました。

このような外部環境のもと、インゴットが前年同期比微減、スクラップは同増加により当社販売数量全体では増加いたしましたが、米中貿易摩擦を始め米国の保護主義的な動きにより当社の主力取扱商品である銅の価格(LMEフラット期中平均価格)が前年同期比8.5%下落したことや価格低下の影響によるスクラップの需給逼迫もあり利益環境は厳しい状況となりました。この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は売上高388億19百万円(前年同四半期比7.6%減)、営業損失17百万円(前年同四半期は営業利益10億84百万円)、経常損失55百万円(前年同四半期は経常利益10億47百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失44百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益6億86百万円)となりました。

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

(非鉄金属事業)

非鉄金属事業の主力取扱商品である銅インゴット、スクラップは販売数量は増加したものの、銅価格が下落し安値圏で推移したことから、当第3四半期連結累計期間の売上高は384億97百万円(前年同四半期比7.6%減)となりました。

(美術工芸事業)

美術工芸事業では、金製品(仏像、仏具)、キャラクター製品の需要が引き続き底堅く推移したものの、銅製品関連の需要減少の影響から、当第3四半期連結累計期間の売上高は3億21百万円(前年同四半期比9.7%減)となりました。

財政状態につきましては、次のとおりであります。

(資産)

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は152億55百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億44百万円増加いたしました。これは主に、たな卸資産が22億95百万円増加し、売上債権が9億29百万円、前渡金が9億6百万円減少したためであります。

また、固定資産は30億66百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億10百万円増加いたしました。

この結果、資産合計は183億22百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億54百万円増加いたしました。

(負債)

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は84億20百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億3百万円増加いたしました。これは主に、短期借入金が6億84百万円増加したためであります。

また、固定負債は23億47百万円となり、前連結会計年度末に比べ25百万円減少いたしました。

この結果、負債合計は107億68百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億78百万円増加いたしました。

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は75億53百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億23百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失44百万円の計上、利益剰余金の配当2億13百万円、自己株式の増加88百万円、その他有価証券評価差額金86百万円の減少によるものであります。

この結果、自己資本比率は41.2%となりました。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

該当事項はありません

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。