第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による当社グループの事業への影響については、今後も動向を注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における世界経済は、第2四半期までは、懸念要因であった米中貿易摩擦問題や英国の合意なき離脱問題が決着したことから、底堅い成長が見込まれていました。しかし、第3四半期に入って、新型コロナウイルスの感染が世界で拡大したことで、都市封鎖など人の移動制限やサプライチェーンの寸断からマイナス成長となる可能性が強まってきたため、金融市場はじめ各市場は大きく下落いたしました。一方、各国は、世界的な経済危機を回避するため協調して金融政策、財政政策をはじめあらゆる対策を実施したことから、足元ではようやく落ち着きを取り戻し始めています。

このような外部環境のなか、販売数量では、スクラップが前年同四半期比13.7%の減少となったことで、全体でも同9.9%の減少となりました。一方、利益面においては、前述のように第3四半期に入って新型コロナウイルスによる世界経済悪化により、期中平均円ベース銅Cash価格は前年同四半期比11.5%減となったものの、当第2四半期までの緩やかな上昇局面での在庫管理の強化や安定した仕入価格の維持により、当第3四半期連結累計期間においても黒字を維持いたしました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高306億51百万円(前年同四半期比21.0%減)、営業利益1億円(前年同四半期は営業損失17百万円)、経常利益1億10百万円(前年同四半期は経常損失55百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益70百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失44百万円)となりました。

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

(非鉄金属事業)

非鉄金属事業の主力取扱商品である銅の期中平均円ベースCash価格が前年同四半期比11.5%減少、また、販売数量も同四半期比9.9%減少したことから、当第3四半期連結累計期間の売上高は304億4百万円(前年同四半期比21.0%減)となりました。

(美術工芸事業)

美術工芸事業は、新型コロナウイルスによる百貨店の臨時休業の影響を受け、純金製の仏像・仏具及びキャラクター製品などの販売が減少したため、当第3四半期連結累計期間の売上高は2億47百万円(前年同四半期比23.7%減)となりました。

 

財政状態につきましては、次のとおりであります。

(資産)

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は133億97百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億22百万円減少いたしました。これは主に、現金及び預金が11億17百万円増加した一方、たな卸資産が14億76百万円、前渡金が2億88百万円減少したためであります。

また、固定資産は30億46百万円となり、前連結会計年度末に比べ66百万円減少いたしました。

この結果、総資産は164億43百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億88百万円減少いたしました。

(負債)

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は68億98百万円となり、前連結会計年度末に比べ15億90百万円減少いたしました。これは主に、短期借入金が18億40百万円減少したためであります。

また、固定負債は23億20百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億17百万円増加いたしました。

この結果、負債は92億19百万円となり、前連結会計年度末に比べ12億72百万円減少いたしました。

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は72億24百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億15百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上70百万円及び配当金の支払2億12百万円などにより、株主資本が1億32百万円減少したためであります。

この結果、自己資本比率は43.9%となりました。

 

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

該当事項はありません

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。