第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における世界経済は、期初こそはワクチン接種効果等により新型コロナウイルス感染縮小の動きから自立回復の動きとなりました。しかしながら、第2四半期後半のロシアのウクライナ軍事侵攻により状況は一変して元々の想定以上にインフレが加速し、米国の急激な金利上昇とドル高に加えてサプライチェーンの混乱や生産及び物流の停滞などから商品価格が急騰していたところに、欧米対ロシアの制裁合戦によりエネルギー・穀物・非鉄金属などの価格がさらに上昇しました。また、中国のゼロコロナ政策により世界経済への減速懸念も一気に強まりました。

このような外部環境のなか、引き続き販売数量で前年同四半期を上回ったことに加え、当社グループの主力取扱商品である銅の価格が、供給逼迫懸念と景気減速懸念の好悪材料が拮抗し高値圏で強含みに推移したことから、ロンドン金属取引所銅3か月先物価格で10,845ドルと2021年5月10日以来の史上最高値を更新し、期中平均円ベースCash価格でも前年同四半期比32.6%高となりました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高654億54百万円(前年同四半期比52.2%増)、営業利益15億14百万円(同44.9%減)、経常利益13億58百万円(同5.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益7億93百万円(同13.2%減)となりました。

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

(非鉄金属事業)

非鉄金属事業の主力取扱商品である銅の期中平均円ベースCash価格が前年同四半期比32.6%高く推移したことや販売数量も同四半期比6.2%増加したことから、当第3四半期連結累計期間の売上高は651億60百万円(同52.3%増)と前年同四半期比223億88百万円の増加となりました。

(美術工芸事業)

美術工芸事業は、コロナ禍から緩やかながらも回復基調で推移し、当第3四半期連結累計期間の売上高は2億94百万円(同25.9%増)と前年同四半期比60百万円の増加となりました。

 

財政状態につきましては、次のとおりであります。

(資産)

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は256億14百万円となり、前連結会計年度末に比べ49億95百万円増加いたしました。これは主に、棚卸資産が22億72百万円、前渡金が16億73百万円増加したためであります。

また、固定資産は30億99百万円となり、前連結会計年度末に比べ78百万円増加いたしました。

この結果、総資産は287億14百万円となり、前連結会計年度末に比べ50億73百万円増加いたしました。

(負債)

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は169億54百万円となり、前連結会計年度末に比べ45億4百万円増加いたしました。これは主に、短期借入金が45億46百万円増加したためであります。

また、固定負債は23億63百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億45百万円減少いたしました。

この結果、負債は193億18百万円となり、前連結会計年度末に比べ43億59百万円増加いたしました。

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は93億95百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億14百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が5億44百万円、その他有価証券評価差額金が1億6百万円増加したためであります。

この結果、自己資本比率は32.7%となりました。

 

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。