文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当社グループは第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しておりますので、前年同四半期の数値およびこれに係る対前年同四半期増減率ならびに前期末の数値との比較分析はおこなっておりません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、国外的にはアメリカや新興国での景気回復や、「トランプ相場」下での円安維持と株高、原油安の継続、また国内的には設備投資の増加や雇用情勢の改善など、好材料が多く見受けられました。しかし、高齢世帯や非正規労働者の増加に伴い消費に積極的な層が薄くなりつつあり、社会構造が内需を下押しする圧力が強まっていることから、全体としてはやや弱めの推移に留まっております。
一般の消費生活におきましては、生鮮食品の価格が高騰していることなどから節約志向が強まっておりますが、コンビニエンスストアやスーパーマーケット、外食などでの日常型消費は総じて堅調に推移しており、消費マインドは緩やかながら改善しつつあるように見受けられます。
食品業界におきましては、消費者の節約志向に対応すべく低価格路線に回帰する動きが見られる一方、味や調理の簡便性、健康支援といった従来の価値に加え、「環境への配慮」や「SNS映え」など新たな価値を備えた商品やメニュー、業態の開発も活発で、各社それぞれに消費者の多様化するニーズに応える方策を模索し続けております。
このような状況下、当社グループにおきましては、外食事業では次世代業態構築と既存業態整理を並行して推進しました。また食料品販売事業は、量販店での拡販イベントを増やし、主力商品である内製品の冷凍餃子の拡販に努めました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループの業績は、売上高が195億59百万円、営業利益が4億34百万円、経常利益が4億3百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億87百万円となりました。
なお、セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
①外食事業
外食事業におきましては、新たな価値を創造・提供すべく、新業態ならびに新商品の開発加速を図りました。また、既存業態では広告・販促費の増加を抑えつつ、新メニュー発売により、店頭セールスに対する当社グループからの食材売上の比率向上を通して、当社グループの売上増に取り組みました。
なお、当第3四半期連結累計期間におきましては、加盟店22店舗(うち海外8店舗)、直営店16店舗の計38店舗を出店した一方、加盟店15店舗(うち海外3店舗)、直営店3店舗の計18店舗を閉店した結果、当第3四半期末店舗数は、加盟店399店舗(うち海外34店舗)、直営店72店舗の計471店舗(うち海外34店舗)となっております。
また、運営形態変更に伴い1店舗を加盟店から直営店へと変更し、連結決算開始に伴い子会社の運営店舗(直営店)5店舗を含めて記載しております。
以上の結果、外食事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は、100億54百万円となりました。
なお、外食事業の店舗数の内訳は以下のとおりであります。
|
業態名 |
前事業年度末 (平成28年3月31日) |
当第3四半期連結会計期間 (平成28年12月31日) |
||||
|
直営店 |
加盟店 |
計 |
直営店 |
加盟店 |
計 |
|
|
大阪王将 |
21 |
336 |
357 |
30 |
328 |
358 |
|
ラーメン |
15 |
28 |
43 |
20 |
29 |
49 |
|
よってこや |
3 |
16 |
19 |
3 |
15 |
18 |
|
太陽のトマト麺 |
9 |
12 |
21 |
9 |
13 |
22 |
|
その他ラーメン |
3 |
0 |
3 |
8 |
1 |
9 |
|
その他業態 |
12 |
6 |
18 |
22 |
8 |
30 |
|
カフェ |
5 |
4 |
9 |
10 |
6 |
16 |
|
その他業態 |
7 |
2 |
9 |
12 |
2 |
14 |
|
海外 |
0 |
29 |
29 |
0 |
34 |
34 |
|
合 計 |
48 |
399 |
447 |
72 |
399 |
471 |
(注)前事業年度末(平成28年3月31日)店舗数については、イートアンド株式会社(単体)の店舗数であり
ます。
②食料品販売事業
食料品販売事業におきましては、量販各社店頭での拡販イベントを強化し、内製品の主力アイテムである「羽根つき餃子」および冷凍水餃子の販路拡大と既存得意先への出荷量増を推し進めました。また、商品開発と営業間の連携強化により新商品開発を加速し、新たな内製アイテムである小籠包を発売、当社戦略の主眼であるメーカー機能の強化に努めました。
以上の結果、食料品販売事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は、95億13百万円となりました。
(2)財政状態の分析
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末の総資産の残高は、147億80百万円となりました。
流動資産は、81億9百万円となりました。その主な内訳は、現金及び預金13億54百万円、売掛金53億90百万円であります。
固定資産は、66億70百万円となりました。その主な内訳は、建物27億10百万円、土地10億89百万円であります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末の負債の残高は、100億79百万円となりました。
流動負債は、84億10百万円となりました。その主な内訳は、買掛金31億33百万円、未払金20億74百万円、短期借入金16億46百万円であります。
固定負債は、16億69百万円となりました。その主な内訳は、役員退職慰労引当金3億57百万円、長期借入金4億50百万円であります。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末の純資産の残高は、47億1百万円となりました。その主な内訳は、利益剰余金28億16百万円であります。
この結果、自己資本比率は31.7%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
特記すべき事項はありません。