第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当社は、平成28年9月27日開催の取締役会において、固定資産の譲渡を決議し、平成28年9月28日付で不動産売買契約を締結しました。

 譲渡の概要は、次のとおりです。

(1)譲渡の理由

 当社は、平成27年1月30日開催の取締役会において、スティックシュガー等二次製品の生産体制合理化・再構築に伴い、八尾センター(大阪府八尾市)の廃止を決議していましたが、当該資産を譲渡することとしました。

(2)譲渡資産の内容

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

譲渡前の使途

帳簿価額(百万円)

建物等

土地

合計

八尾センター

(大阪府八尾市)

砂糖その他食品事業

砂糖包装加工工場

0

272

273

(注)1.金額には消費税等は含まれていません。

  2.土地の帳簿価額は減損損失計上後の金額です。

(3)譲渡先の概要

 譲渡先と当社との間に資本関係、人的関係および取引関係はなく、譲渡先は当社の関連当事者にも該当しません。

(4)譲渡の日程

 物件引渡期限   平成29年2月28日

(5)当該事象の損益に与える影響

 当該固定資産については、資産除去債務を計上していましたが、資産除去の必要のない現状有姿による譲渡契約を締結したため、当第2四半期連結会計期間において資産除去債務戻入益43百万円を計上しました。また、固定資産売却益は物件引き渡し時の第4四半期に特別利益として計上する予定です。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済につきましては、雇用・所得環境の改善が続くなかで堅調に推移しましたが、低調な個人消費や円高基調の持続などにより、景気回復には足踏みが見られる状況にあります。

海外原糖市況につきましては、ニューヨーク市場粗糖先物相場(当限)において1ポンド当たり15.40セントで始まり、4月中旬には今期安値となる14.00セントまで下落しました。その後は、深刻な干ばつに見舞われたタイ・インドの減産およびブラジル中南部の圧搾量が、天候要因から当初予想を下回るのではとの観測等を背景に世界的供給不足感が強まり、投機筋の積極的な買いも加わったことで9月下旬には平成24年7月以来の高値となる23.60セントまで上昇し、22.53セントで当第2四半期を終了しました。一方、国内精糖市況(日本経済新聞掲載、東京)につきましては、前期末から変わらず上白糖1kg当たり187~188円で当第2四半期を終了しましたが、海外原糖相場の上昇を受け、9月末には出荷価格の引き上げを行いました。

このような状況のもと、主力の砂糖につきましては、家庭用製品は特売等の強化により好調であったものの、業務用製品は夏季の天候不順により振るわず、砂糖全体の出荷量は前年同期を下回りました。また、当社独自製品である「きび砂糖」は引き続き消費者の嗜好に合致する商品として好調な出荷を維持しました。その他の甘味料につきましては、新商材の拡販に努めたものの果糖等の取扱いの減少により、売上高は減少しました。一方で、外形標準課税や割引率低下等による退職給付費用等、経費の増加があったものの、採算重視の販売に努めたことが利益率の向上に寄与しました。以上の結果、砂糖その他食品事業合計の売上高は23,040百万円(前年同期比2.2%減)、セグメント利益は1,400百万円(同2.0%増)となりました。

なお、精糖事業の品質・経営効率におけるNo.1クオリティー推進の一環である合理化投資として昨年度より進めてきました、スティックシュガー工場の更新を目的とした千葉工場(千葉市美浜区)の包装棟新設および物流機能の拡充を図る千葉物流センター(千葉市美浜区)の増床については、9月より稼働を開始しています。

その他の事業につきましては、ドゥ・スポーツプラザを運営する健康産業事業におきまして、新アイテムの導入などにより会員数が増加し、増収増益を確保しました。なお、4月に2号店となる女性専用のホットヨガ&コラーゲンスタジオ「BLEDA(ブレダ)」上里店を出店し、集客は好調に推移しています。また、冷蔵倉庫事業におきまして、一部顧客の撤退により稼働率が低下しましたが、港湾運送事業におきまして、輸入建材および輸入鋼材の取扱いが増加し、両事業合計では増収増益となりました。その結果、その他の事業合計の売上高は1,826百万円(前年同期比6.2%増)、セグメント利益は226百万円(同7.1%増)となりました。

 

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は24,867百万円(前年同期比1.6%減)、営業利益は1,627百万円(同2.7%増)、経常利益は1,767百万円(同6.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,342百万円(同32.0%増)となりました。

 

(2)資産、負債および純資産の状況

(資産)

当第2四半期連結会計期間末における流動資産は25,792百万円となり、前連結会計年度末に比べ860百万円減少しました。これは主に現金及び預金が1,891百万円、受取手形及び売掛金が216百万円、商品及び製品が314百万円、原材料及び貯蔵品が318百万円それぞれ増加した一方で、有価証券(譲渡性預金等)が3,539百万円減少したことによるものです。固定資産は31,900百万円となり、前連結会計年度末に比べ879百万円増加しました。これは主に有形固定資産が925百万円増加した一方で、投資有価証券が65百万円減少したことによるものです。

この結果、総資産は57,693百万円となり、前連結会計年度末に比べ19百万円増加しました。

(負債)

当第2四半期連結会計期間末における流動負債は5,903百万円となり、前連結会計年度末に比べ188百万円増加しました。これは主に支払手形及び買掛金が333百万円増加した一方で、未払法人税等が109百万円、その他流動負債が35百万円それぞれ減少したことによるものです。固定負債は2,438百万円となり、前連結会計年度末に比べ145百万円減少しました。これは主にその他固定負債が152百万円減少したことによるものです。

この結果、総負債は8,342百万円となり、前連結会計年度末に比べ42百万円増加しました。

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末における株主資本は46,722百万円となり、前連結会計年度末に比べ39百万円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益1,342百万円および剰余金の配当1,302百万円によるものです。また、その他の包括利益累計額は2,627百万円となり、前連結会計年度末に比べ62百万円減少しました。これは主にその他有価証券評価差額金が76百万円減少したことによるものです。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における純資産は49,350百万円となり、前連結会計年度末に比べ23百万円減少し、自己資本比率は85.5%(前連結会計年度末比0.1ポイント減)となりました。

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より1,998百万円減少し、6,691百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、977百万円の収入となりました。

主なものは、税金等調整前四半期純利益1,786百万円、減価償却費412百万円、法人税等の支払額△575百万円、ならびに売上債権、たな卸資産、仕入債務、その他流動資産およびその他流動負債の増減△530百万円です。

なお、営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期に比べ、436百万円増加しています。

主な増減の要因は、税金等調整前四半期純利益の増加240百万円、役員退職慰労引当金の増減額の増加209百万円、持分法による投資損益の増加△89百万円、法人税等の支払額の増加△242百万円、ならびに売上債権、たな卸資産、仕入債務、その他流動資産およびその他流動負債の増減額の増加494百万円です。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、1,651百万円の支出となりました。

主なものは、余資の運用である定期預金の純増減額△1,890百万円および有価証券の純増減額1,540百万円、有形固定資産の取得による支出△1,281百万円です。

なお、前年同期は1,461百万円の収入であり、主なものは、余資の運用である有価証券の純増減額1,960百万円、有形固定資産の取得による支出△362百万円、有形固定資産の除却による支出△112百万円です。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、1,324百万円の支出となりました。

主なものは、配当金の支払額△1,298百万円です。

なお、前年同期は493百万円の支出であり、主なものは、配当金の支払額△439百万円です。

 

(4)事業上および財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、34百万円です。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)主要な設備

前連結会計年度末における主要な設備のうち、当第2四半期連結累計期間に著しい変動があったものは、次のとおりです。

会社名

事業所名

(所在地)

セグメント

の名称

設備の内容

金額

(百万円)

完了年月

当社

千葉工場

(千葉市美浜区)

砂糖その他

食品事業

砂糖包装

加工工場

937

平成28年9月

当社

千葉工場

(千葉市美浜区)

砂糖その他

食品事業

物流センター

315

平成28年9月

(注)金額には消費税等は含まれていません。

なお、上記は精糖事業の品質・経営効率におけるNo.1クオリティー推進の一環である合理化投資として昨年度より進めてきました、スティックシュガー工場の更新を目的とした千葉工場(千葉市美浜区)の包装棟新設および物流機能の拡充を図る千葉物流センター(千葉市美浜区)の増床であり、9月より稼働を開始しています。