当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスク、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当連結グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、前連結会計年度の3月に取得した3物件及び当第3四半期連結累計期間に取得した収益不動産、並びに新規営業貸付金により売上高12億68百万円(前年同期比57.7%増)、営業利益7億43百万円(前年同期比79.2%増)、経常利益4億31百万円(前年同期比71.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益3億79百万円(前年同期比81.2%増)となり、いずれも前年同期比を大きく上回る結果となりました。
報告セグメントの業績は次のとおりでございます。
(貸金事業)
当事業部門におきましては、収益性及び担保価値等を十分に吟味し、回収可能性等を慎重に検討した上で取り組んでおります。貸付期間については、1年以内の短期の貸付を中心に行っているため、期中における営業貸付金残高は増減致します。
当第3四半期連結累計期間において営業貸付金は、新規貸付46億11百万円、回収27億62百万円、純増18億48百万円により33億89百万円(前期末比120.0%増)まで増加しました。
前連結会計年度末より営業貸付金の増加に伴い、営業貸付金残高は前年同期(32億97百万円)並みの残高となり、当事業部門における売上高は、2億88百万円(前年同期比6.6%増)、セグメント利益は1億69百万円(前年同期比2.7%減)という結果となりました。
また、ソーシャルレンディング事業におきましては口座数が順調に増加しており、当第3四半期連結会計期間においてJ.LENDING-LF8号~10号の3案件を募集しました。いずれの案件も短時間での募集総額の達成となり、満額の成立となりました。当期以降におきましても、資金需要が旺盛にある貸付先が複数見込めるため、収益性及び担保価値等を十分に吟味し、ソーシャルレンディング事業も絡めて、当事業部門の収益及び利益の増加に努めてまいります。
(不動産賃貸事業)
当事業部門におきましては、当第3四半期連結会計期間において北海道の三菱ふそう室蘭支店及び空知支店を新規取得し、収益不動産の保有残高は207億31百万円(前期末比25.0%増)となりました。前連結会計年度の2019年3月に取得した3物件及び当連結累計期間に取得した上記2物件も含めた4物件も寄与し、当第3四半期連結累計期間において、当セグメントにおける売上高は9億80百万円(前年同期比83.6%増)、セグメント利益は3億25百万円(前年同期比63.9%増)となりました。
当社としては引き続き、長期・安定的な収益貢献が見込める案件については積極的に購入してまいります。
当社の収益不動産については、収益性の観点から購入依頼のご要望も多いことから、収益不動産の売却等も考慮し、収益不動産の入れ替えを図りながら、収益及び利益の増加に努めてまいります。
また、現在、売上高及び利益の増加に繋がる物流施設用不動産等の開発案件も手掛けており、来期以降の収益の増加に繋がる営業活動も行っております。
(2)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末と比較して27億92百万円増加し51億82百万円となりました。これは主に、営業貸付金が18億48百万円、来期以降の収益及び利益に貢献する物流施設用不動産取得のための仕掛販売用不動産が8億6百万円及びグループ間の配当により発生した未収還付法人税等が1億74百万円増加したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末と比較して42億13百万円増加し213億8百万円となりました。これは主に、山口、岡山の商業施設向けの賃貸用不動産が39億37百万円及び三菱ふそう室蘭支店、空知支店向けの賃貸用不動産が2億93百万円増加したことなどによります。
以上により、当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して70億2百万円増加し264億98百万円となりました。
(負債)
前連結会計年度末と比較して当第3四半期連結会計期間末における流動負債は、短期借入金等が46億26百万円増加し65億15百万円となり、固定負債は長期借入金が17億63百万円、新規賃貸借契約により長期預り保証金が2億30百万円増加したことなどにより19億94百万円増加し108億74百万円となりました。
短期借入金については、投資機会を逸しないように自己資本の代替としてメザニンローンを使用した為、一時的に増加しております。
以上により、当第3四半期連結会計期間末の負債残高は、前連結会計年度末と比較して66億21百万円増加し173億90百万円となりました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して3億81百万円増加し91億7百万円となりました。これは主に、自己株式の取得による自己株式1億68百万円の増加による純資産の減少があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益3億79百万円を計上し、かつ、新株予約権行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ86百万円増加したことなどによります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。