第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスク、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 新型コロナウィルス感染症の影響につきましては、現在においても経済活動の回復に向けた動きはあるものの、先行きが不透明な状況が続いていますが、引き続き当社事業に対する影響はないと考えております。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当連結グループが判断したものであります。

(1)経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、前連結会計年度の3月に取得した1物件、当第2四半期連結累計期間に取得した3物件による収益不動産の増加に伴い売上高9億71百万円(前年同期比20.2%増)、営業利益5億47百万円(前年同期比13.9%増)、経常利益3億39百万円(前年同期比13.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2億96百万円(前年同期比14.8%増)となり、いずれも前年同期比を上回る結果となりました。

物流施設用不動産等の開発案件についてもほぼスケジュール通り推移しており、仕掛販売用不動産1,239百万円は、今期もしくは来期にかけて売上に大きく貢献するものと考えております。

2020年7月1日に持分法適用会社となりました株式会社SUNTACについては、取得価額36百万円に対して持分法による投資利益10百万円となりました。同年10月15日に連結子会社となり、当期において、売上、利益ともに貢献するものと考えております。

報告セグメントの業績は次のとおりでございます。

 

(貸金事業)

当事業部門におきましては、収益性及び担保価値等を十二分に吟味し、回収可能性等を慎重に検討した上で取り組んでおります。貸付期間については、1年以内の短期の貸付を中心に行っているため、期中における貸付金の返済に伴い営業貸付金が大きく減少することがあります。

当第2四半期連結累計期間において営業貸付金は、新規貸付21億5百万円、回収20億10百万円により31億円(前期末比3.2%増)となりました。当事業部門における売上高は、1億27百万円(前年同期比35.7%減)、セグメント利益は88百万円(前年同期比26.9%減)という結果となりました。

第3四半期以降におきましても、収益性及び担保価値等が十二分に見込める複数の貸付先において、資金需要が旺盛にあるため、ソーシャルレンディング事業を絡めて、資金需要に対応していく所存でございます。

 

(不動産賃貸業)

当事業部門におきましては、当第2四半期連結累計期間において、宮城県大崎市及び山口県下関市の商業不動産(土地)並びに神奈川県の商業不動産(土地及び建物)を取得し、収益不動産の保有残高は240億92百万円(前期末比8.5%増)となりました。前連結会計年度の2020年3月に取得した物件も寄与し、当第2四半期連結累計期間において、売上高は8億40百万円(前年同期比38.1%増)、セグメント利益は3億12百万円(前年同期比47.0%増)となりました。

「連結子会社における収益不動産取得に関するお知らせ」にて公表しているとおり、当月において3物件の賃貸用不動産の取得も予定しており、当社としては引き続き、長期・安定的な収益貢献が見込める案件については積極的に購入し、第二次中期経営計画の計画値まで資産残高を積み増していく所存でございます。

当社の収益不動産については、収益性の観点から購入依頼のご要望も多いことから、保有資産残高、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を考慮しながら、将来的には収益不動産の入れ替えも図ってまいります。

 

 

(2)財政状態の状況

(資産)

当第2四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末と比較して4億93百万円増加し、52億61百万円となりました。これは主に、営業貸付金の新規貸付により95百万円並びに仕掛販売用不動産が3億75百万円増加したことなどによります。

固定資産は、前連結会計年度末と比較して20億55百万円増加し249億64百万円となりました。これは主に、宮城県大崎市、山口県下関市及び神奈川県の商業施設向けの賃貸用不動産が19億31百万円、新規購入不動産に関する手付金として建設仮勘定が51百万円並びに関係会社株式が46百万円増加したことなどによります。

以上により、当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して25億47百万円増加し302億31百万円となりました。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末と比較して2億62百万円増加し34億63百万円となりました。これは主に、短期借入金が返済により2億50百万円減少し、1年以内返済予定の長期借入金が2億73百万円及びソーシャルレンディングにおける匿名組合預り金が1億32百万円、その他負債が1億11百万円増加したことなどによります。

固定負債は、前連結会計年度末と比較し9億81百万円増加し162億53百万円となりました。これは主に、新規の収益不動産の購入に伴い新規借入による長期借入金が8億69百万円、新規賃貸借契約により長期預り保証金が1億12百万円増加したことなどによります。

以上により、当第2四半期連結会計期間末の負債残高は、前連結会計年度末と比較して12億44百万円増加し197億17百万円となりました。

 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して13億2百万円増加し105億14百万円となりました。これは主に、自己株式の取得による自己株式1億30百万円の増加による純資産の減少があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益2億96百万円を計上し、かつ、新株予約権行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ5億70百万円増加したことなどによります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して2億12百万円増加し、4億7百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、2億37百万円の収入となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益3億32百万円及び減価償却費1億34百万円の計上、法人税等の還付による1億78百万円及びその他として2億79百万円の収入があった一方、営業貸付金が95百万円、仕掛販売用不動産が3億75百万円及び法人税等の納税により2億14百万円の支払いがそれぞれされたことなどによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、20億28百万円の支出となりました。これは主に、不動産取得により20億44百万円並びに関係会社株式取得により36百万円を支出した一方、新規賃貸先から保証金として1億12百万円が入金されたことなどによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、20億2百万円の収入となりました。これは主に、長期借入金の借入による収入16億60百万円並びに新株予約権の行使による株式の発行による収入11億29百万円を計上した一方で、短期借入金の純減2億50百万円並びに長期借入金の返済により5億16百万円を支出したことなどによるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当社は、2020年7月1日開催の取締役会において株式会社SUNTAC(以下「SUNTAC」という)と資本業務提携契約について決議を行い、同日付けで資本業務提携契約を締結いたしました。

 SUNTACは、サン電子株式会社(東証JQ上場 コード6736 本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:木村好己、以下「サン電子」という)のホールシステム事業部門が2020年5月1日に簡易新設分割により設立された会社ですが、もともとは、1974年よりパチンコホール向けにホールコンピュータを含めた周辺設備の開発・製造・販売の事業活動を長期に継続してきた由緒ある老舗事業であります。

 

資本提携の主な内容

(1)サン電子が保有する株式会社SUNTAC株式3,600 株(36%)を36 百万円で2020年7月1日付譲受しました。

(2)2020年10月1日から同年12月31日までの期間内に、停止条件付(経営計画の進捗等)ではありますが、3,600株に加えて5,000 株(50%)を50 百万円で譲受します。(2020年10月15日に譲受済み)

業務提携の主な内容

(1)SUNTACの顧客に対して当社が与信を付加して台の周辺設備機器等を販売いたします。

(2)SUNTACの広い現場窓口からニーズを拾い上げて(ボトムアップ営業)、当社の貸金・不動産・M&Aというツールを背景に経営層に総合的な提案をいたします。(トップダウン営業)