第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスク、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

新型コロナウィルス感染症の影響につきましては、現在においても経済活動の回復に向けた動きはあるものの、先行きが不透明な状況が続いていますが、引き続き当社事業に対する影響はないと考えております。
 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当連結グループが判断したものであります。

(1) 経営成績の状況

  当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、前連結会計年度の3月から当第3四半期累計期間に掛けて賃貸用不動産の10物件の取得、2020年10月15日付で株式取得による株式会社SUNTAC(以下、「SUNTAC」といいます。)の連結子会社化、賃貸用不動産の売却等が寄与し、売上高17億62百万円(前年同期比38.9%増)、営業利益8億69百万円(前年同期比17.0%増)、経常利益5億15百万円(前年同期比19.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益7億97百万円(前年同期比110.0%増)となり、いずれも前年同期比を上回る結果となりました。

  物流施設用不動産等の開発案件については、順調に推移しており、仕掛販売用不動産は12億99百万円まで増加しており、来期以降において売上に大きく貢献するものと考えております。

 

  報告セグメントの業績は次のとおりでございます。

 

(貸金事業)

当事業部門におきましては、収益性及び担保価値等を十二分に吟味し、回収可能性等を慎重に検討した上で取り組んでおります。貸付期間については、1年以内の短期の貸付を中心に行っているため、期中における貸付金の返済に伴い営業貸付金が大きく減少することがあります。
 当第3四半期連結累計期間において営業貸付金は、新規貸付34億99百万円、回収32億2百万円により33億1百万円(前期末比9.9%増)となりました。当事業部門における売上高は、2億10百万円(前年同期比26.9%減)、セグメント利益は1億45百万円(前年同期比14.1%減)という結果となりました。

営業貸付金の増加については、ソーシャルレンディング事業における口座開設数が順調に増加しており、J.LENDINGLF21号~25号までの募集を行い、それに伴う営業貸付金の増加が寄与しております。

第4四半期以降におきましても、収益性及び担保価値等が十二分に見込める複数の貸付先において、資金需要が旺盛にあるため、ソーシャルレンディング事業も絡めて、当事業部門の収益及び利益の増加に努めてまいります。
 

(不動産賃貸事業)

当事業部門におきましては、当第3四半期連結会計期間において、商業施設を2物件、アミューズメント施設を4物件、計6物件を取得しました。
 その結果、賃貸用不動産の保有残高は280億54百万円(前期末比26.3%増)となり、前連結会計年度の2020年3月から当第3四半期連結累計期間に掛けて取得した物件も寄与し、当第3四半期連結累計期間において、売上高は12億98百万円(前年同期比32.5%増)、セグメント利益は4億52百万円(前年同期比38.8%増)となりました。

また、賃貸用不動産として保有しておりました兵庫県神戸市の物件の売却により、当第3四半期連結累計期間において特別利益4億28百万円を計上しております。

今後も引き続き、長期・安定的な収益貢献が見込める案件については積極的に購入し、収益に寄与する資産残高を積み増していく所存でございます。
 当社の賃貸用不動産については、収益性の観点から購入依頼のご要望も多いことから、保有資産残高、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を考慮しながら、賃貸用不動産の入れ替えも継続的に図ってまいります。

 

 

(アミューズメントサービス機器関連事業)
 当第3四半期連結会計期間より、2020年10月15日付で連結子会社となったSUNTACの事業を「アミューズメントサービス機器関連事業」として追加しております。
 当事業部門は、アミューズメントサービス機器に関連する開発、製造及び販売等を行っており、当第3四半期連結累計期間において、売上高2億38百万円、セグメント利益は10百万円となりました。
 今後におきましても、当社グループの金融サービスも絡めて、アミューズメント業界におけるシェアアップを図り、当社グループの収益に大きく貢献していくものと考えております。
 

(2)財政状態の分析

資産、負債及び純資産の状況

(資産)

当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末と比較して11億88百万円増加し、59億57百万円となりました。これは主に、新たにSUNTACを連結子会社としたことにより受取手形及び売掛金が2億40百万円、棚卸資産として製品が10百万円、原材料が1億15百万円増加したこと、営業貸付金の新規貸付により2億96百万円並びに仕掛販売用不動産が4億35百万円増加したことなどによります。
 固定資産は、前連結会計年度末と比較して61億8百万円増加し290億17百万円となりました。これは主に、当第3四半期連結累計期間までに9物件の賃貸用不動産を取得した一方で、賃貸用不動産を1物件売却したことにより58億39百万円純増したことなどによります。
 以上により、当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して72億94百万円増加し349億78百万円となりました。
 

(負債)

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末と比較して12億25百万円増加し44億26百万円となりました。これは主に、短期借入金が返済により2億32百万円減少した一方で、新たにSUNTACを連結子会社としたことにより買掛金が1億88百万円増加したこと、また、1年以内返済予定の長期借入金が3億92百万円、ソーシャルレンディングにおける匿名組合預り金が5億36百万円及びその他負債が2億70百万円増加したことなどによります。
 固定負債は、前連結会計年度末と比較し30億90百万円増加し183億62百万円となりました。これは主に、新規の賃貸用不動産の購入に伴い新規借入で長期借入金が26億35百万円、新規賃貸借契約により長期預り保証金が4億55百万円増加したことなどによります。
 以上により、当第3四半期連結会計期間末の負債残高は、前連結会計年度末と比較して43億16百万円増加し227億89百万円となりました。
 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して29億78百万円増加し121億89百万円となりました。これは主に、自己株式の取得による自己株式2億6百万円の増加による純資産の減少があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益7億97百万円を計上し、かつ、新株予約権行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ12億4百万円増加したことなどによります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は22百万円であります。

これは、当第3四半期連結会計期間においてSUNTACを連結子会社にしたことによるものであります。

研究開発活動の主な内容は、アミューズメント施設向けの経営管理システムやユニットシステムのハードウェア及びソフトウェアの開発、並びに遊技機情報統計サービスや店舗向けクラウドサービスの企画、開発、運営を行っております。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。