第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスク、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 新型コロナウィルス感染症の影響につきましては、現在においても経済活動の回復に向けた動きはあるものの、先行きが不透明な状況が続いていますが、引き続き当社事業に対する影響はないと考えております。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当連結グループが判断したものであります。

(1) 経営成績の状況

  当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、前連結会計年度に商業施設5物件、アミューズメント施設4物件、計9物件を取得したことに加えて商業施設3物件、アミューズメント施設4物件を当第3四半期累計期間において取得したことが寄与し、売上高20億64百万円(前年同期比17.1%増)、営業利益12億32百万円(前年同期比41.8%増)、経常利益7億95百万円(前年同期比54.2%増)と経常利益までは前年同期比を上回る結果となりましたが、法人税等調整額の影響により親会社株主に帰属する四半期純利益は、7億88百万円(前年同期比1.1%減)となりました。

 

  報告セグメントの業績は次のとおりでございます。

 

(貸金事業)

当事業部門におきましては、収益性及び担保価値等を十二分に吟味し、回収可能性等を慎重に検討した上で取り組んでおります。貸付期間については、1年以内の短期の貸付を中心に行っているため、期中における貸付金の返済に伴い営業貸付金が大きく減少することがあります。
 当第3四半期連結累計期間において営業貸付金は、新規貸付77億73百万円、回収49億35百万円により61億26百万円(前期末比86.4%増)となりました。当事業部門における売上高は、4億3百万円(前年同期比91.5%増)、セグメント利益は3億30百万円(前年同期比126.7%増)という結果となりました。

第4四半期以降におきましても、収益性及び担保価値等が十二分に見込める複数の貸付先において、資金需要が旺盛にあるため、ソーシャルレンディング事業も絡めて、当事業部門の収益及び利益の増加に努めてまいります。
 

(不動産賃貸事業)

当事業部門におきましては、当第3四半期連結累計期間に新たな収益不動産を7物件取得し、収益不動産の保有残高は317億47百万円(前期末比13.4%増)となりました。前連結会計年度の2021年3月に取得した物件も寄与し、当第3四半期連結累計期間において、売上高は15億98百万円(前年同期比23.1%増)、セグメント利益は5億96百万円(前年同期比31.9%増)となりました。

当社としては引き続き、長期・安定的な収益貢献が見込める案件については積極的に購入してまいります。
当社の収益不動産については、収益性の観点から購入依頼のご要望も多いことから、保有資産残高、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益を考慮しながら、将来的には収益不動産の入れ替えも図ってまいります。
 また、現在、売上高及び利益の増加に繋がる物流施設用不動産等の開発案件も手掛けており、今後の収益の増加に繋がる営業活動も行っております。
 

(2)財政状態の分析

資産、負債及び純資産の状況

(資産)

当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末と比較して21億64百万円増加し、97億6百万円となりました。これは主に、株式会社SUNTACを連結範囲から除外したことにより受取手形及び売掛金が3億7百万円、商品及び製品が1億51百万円、借入金の返済、新規不動産取得の決済等から現金及び預金が6億32百万円減少し、一方で新規貸付により営業貸付金が28億39百万円、仕掛販売用不動産が4億48百万円が増加したことなどによります。
 固定資産は、前連結会計年度末と比較して36億27百万円増加し325億78百万円となりました。これは主に、秋田県秋田市、横手市及び湯沢市、千葉県市原市、群馬県藤岡市の新規不動産取得等により有形固定資産が36億44百万円、特許権の取得等により無形固定資産が1億3百万円増加し、一方で繰越欠損金が解消することにより繰延税金資産が1億37百万円減少したことなどによります。
 以上により、当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して57億89百万円増加し422億85百万円となりました。
 

(負債)

当第3四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末と比較して9億64百万円増加し55億47百万円となりました。これは主に、株式会社SUNTACを連結の範囲から除外したことにより買掛金等が3億67百万円、短期借入金が6億21百万円、未払法人税等が70百万円減少し、一方で1年内返済予定の長期借入金が7億34百万円及びソーシャルレンディングにおける匿名組合預り金が13億19百万円増加したことなどによります。
 固定負債は、前連結会計年度末と比較して46億45百万円増加し226億77百万円となりました。これは主に、長期借入金が43億17百万円、新規賃貸借契約により預り保証金が3億6百万円増加したことなどによります。
 以上により、当第3四半期連結会計期間末の負債残高は、前連結会計年度末と比較して56億9百万円増加し282億25百万円となりました。
 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して1億80百万円増加し140億60百万円となりました。これは主に、自己株式の取得による自己株式5億47百万円の増加及び株主配当2億17百万円によって純資産が減少し、一方で親会社株主に帰属する四半期純利益7億88百万円を計上し、新株予約権の行使により資本金が82百万円、資本剰余金が82百万円増加したことなどによります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。