当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスク、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当連結グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、前連結会計年度に商業施設2物件、アミューズメント施設3物件を取得したことに加えて、当第2四半期連結累計期間においてアミューズメント施設3物件の取得及び商業施設等3物件の売却等により売上高28億86百万円(前年同期比72.5%増)、営業利益10億43百万円(前年同期比3.2%増)、経常利益4億31百万円(前年同期比25.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益8億66百万円(前年同期比146.9%増)となりました。
報告セグメントの業績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントのうち、従来「その他」に含まれていた不動産販売事業を「不動産賃貸事業」に含めるとともに、名称を「不動産事業」に変更しております。
このため、前第2四半期連結累計期間との比較については、セグメント変更後の数値に組み替えて行っております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
(貸金事業)
当事業部門におきましては、収益性及び担保価値等を十二分に吟味し、回収可能性等を慎重に検討した上で取り組んでおります。貸付期間については、1年以内の短期の貸付を中心に行っているため、期中における貸付金の返済に伴い営業貸付金が大きく減少することがあります。
当第2四半期連結累計期間において営業貸付金は、新規貸付13億17百万円、回収9億61百万円により52億15百万円(前期末比7.3%増)となりました。当事業部門における売上高は1億87百万円(前年同期比7.8%減)、セグメント利益は1億21百万円(前年同期比7.9%減)という結果となりました。
第3四半期以降におきましても、収益性及び担保価値等が十二分に見込める複数の貸付先において、資金需要が旺盛であるため、ソーシャルレンディング事業を絡めて、そのニーズに対して迅速に対応していく所存でございます。
(不動産事業)
当事業部門におきましては、当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度に取得した賃貸用不動産5物件及び当第2四半期連結累計期間に取得した賃貸用不動産3物件の賃貸収入が寄与したこと並びに兵庫県及び福岡県の販売用不動産の売却等が寄与し、当第2四半期連結累計期間において、売上高は26億87百万円(前年同期比84.3%増)となりました。一方で、減価償却費等の賃貸不動産原価が増加したことにより、セグメント利益は2億44百万円(前年同期比36.1%減)となりました。
また、賃貸用不動産として保有しておりました岡山県の商業施設の売却により、特別利益7億76百万円を計上しております。なお、今般、アミューズメント業界に関連する不動産事業、貸金事業、M&Aコンサルティング事業を当社グループのコア事業と位置づけ、経営資源を集中させるべく経営戦略を見直し、その一環として、株式会社ジャルコ(以下、「ジャルコ」といいます。)が保有する不動産すべてに対し、保有目的についても見直しを行っております。その結果、一部の賃貸用不動産の保有目的を第1四半期会計期間末より、固定資産から販売用不動産(棚卸資産)へ変更しております。そのため、今後、販売用不動産については、全体の保有資産残高のバランスや収益性を考慮しながら、売却を行っていく方針であります。
当社としては引き続き、長期・安定的な収益貢献が見込める案件については積極的に購入し、収益に寄与する資産残高を積み増してまいります。
そのほか、現在、売上高及び利益の増加に繋がる物流施設用不動産等の開発案件や今後の収益の増加に繋がる営業活動も行ってまいります。
(M&Aコンサルティング事業)
当事業部門におきましては、これまでの不動産オフバランスニーズへの単独対応に加え、不動産と営業権の両方の売却を希望するアミューズメント企業のニーズの増加もある中で、当社グループは買い手として不動産オーナーという形でリスクを取り、売り手にコミットする形でM&A案件を組成、仲介するという新しい形態のM&Aコンサルティング事業を行っております。
当第2四半期連結累計期間においては、複数の案件につきまして継続中であるため、売上高等の計上はありませんでした。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末と比較して77億61百万円増加し、194億75百万円となりました。これは主に、販売用不動産が93億10百万円、受取手形及び売掛金が4億15百万円、営業貸付金が3億55百万円、未収還付法人税等が1億23百万円増加し、一方で現金及び預金が19億84百万円、仕掛販売用不動産が5億60百万円減少したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末と比較して54億14百万円減少し389億94百万円となりました。これは主に、アミューズメント施設3物件の取得68億51百万円及び投資有価証券の取得3億9百万円があった一方で賃貸用不動産から販売用不動産への振替96億44百万円、商業施設1物件の売却26億96百万円があったことなどによるものです。
以上により、当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して23億46百万円増加し584億70百万円となりました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末と比較し10億83百万円増加し80億31百万円となりました。これは主に、短期借入金が10億69百万円、1年内返済予定の長期借入金が2億6百万円、前受金が1億72百万円、預り金が1億45百万円増加し、一方で未払法人税等が3億68百万円減少したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末と比較して9億97百万円増加し345億51百万円となりました。これは主に、長期借入金が10億66百万円増加し、一方で長期預り保証金が1億9百万円減少したことなどによります。
以上により、当第2四半期連結会計期間末の負債残高は、前連結会計年度末と比較して20億81百万円増加し425億82百万円となりました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して2億65百万円増加し158億87百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益8億66百万円を計上した一方で、配当により利益剰余金が6億34百万円減少したことなどによります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して20億82百万円減少し、4億81百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、6億54百万円の収入となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益12億52百万円、販売用不動産の減少額8億64百万円、減価償却費3億41百万円、預り金の増加額4億64百万円、前受金の増加額1億94百万円及び法人税等の還付額1億91百万円の収入があったものの、有形固定資産売却益7億76百万円、売上債権の増加額4億78百万円、営業貸付金の増加額3億55百万円及び法人税等の支払額10億24百万円の支出があったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、39億25百万円の支出となりました。これは主に、賃貸用不動産売却による34億96百万円の収入があった一方、定期預金の預入による支出98百万円、賃貸用不動産取得による支出68億75百万円、投資有価証券の購入による支出3億9百万円、預り保証金の返還による支出2億4百万円があったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、11億88百万円の収入となりました。これは主に、長期借入金による収入49億70百万円、短期借入金の借入と返済による純増10億69百万円の収入、匿名組合員からの出資払込による収入8億99百万円があった一方で、長期借入金の返済36億97百万円、匿名組合員への出資払戻による支出12億36百万円、株主配当金6億34百万円の支出があったことなどによるものであります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(固定資産の取得及び資金の借入)
当社連結子会社であるジャルコは、2023年8月2日開催の臨時取締役会において、下記収益不動産(土地)の取得および当該収益不動産の取得資金にかかる借入の決議をいたしました。
1.取得理由
当社グループは、従来からの成長戦略の基本方針の一つとして、長期的に安定収益を見込める優良な賃貸用不動産の取得を掲げております。
足元では、過去の試行錯誤により得た経験・実績を踏まえ、アミューズメント業界に関連する不動産事業、貸金事業、M&Aコンサルティング事業を当社グループのコア事業と位置づけ、経営資源を集中させる戦略を通じて、更なる事業の拡大及び効率化を迅速に図っていく方針を推し進めております。
当該不動産の周辺地域には複数の中高層の共同住宅がある一方、2つの高速道路を利用できる物流立地としての利便性にも優れていることから、将来的な土地利用のポテンシャルは非常に高い物件となります。
また、敷地内にある建物は、アミューズメント施設であり、ジャルコが保有するアミューズメント施設向け賃貸用不動産の中でも最大級の物件であり、長期的に安定収益を見込める優良な賃貸用不動産であることから、取得することを決定いたしました。
なお、当該不動産59億87百万円の取得により、ジャルコが保有する賃貸用不動産は合計で38件、資産残高は約478億円となります。
当期におきましては、前期以上にアミューズメント業界における多数のオフバランス・M&Aニーズが発生しております。
ジャルコは引き続き、賃貸先の長期の成長持続力と社会における存在必然性を鑑み、様々なリスクに強く、長期的に安定収益を見込める優良な賃貸用不動産を積極的に取得してまいります。
2.取得する収益不動産の概要
収益物件の内容
※取得の相手先の意向により、詳細については下記「3.取得の相手先の概要」に記載と同様の理由により公表を控えさせて頂きます。
3.取得の相手先の概要
取引先は国内の一般事業法人であり、開示の可否について、開示による取引先に与える影響を考慮して
取引先に確認したところ、売買契約で守秘義務を設けることとなり、取引先から開示の同意が得られませんでした。そのため、取引先の概要ならびに収益物件の内容等については公表を控えさせていただきます。
なお、当社と取引先との間には、記載すべき資本的関係及び人的関係はありません。
4. 当該取得を行う連結子会社の概要
5. 取得の日程
・取締役会決議日 :2023年8月2日
・売買契約締結日 :2023年8月2日
・引渡・決済日 :2023年8月31日
6. 金融機関からの借入の概要
当該収益不動産の取得資金に充当するため、株式会社京葉銀行をアレンジャーとし、5行を参加金融機関とした「シンジケートローン」により、39億5千万円の借入を行いました。
シンジケートローン契約の概要
(1) 組成総額 :39億5千万円
(2) 契約日 :2023年9月26日
(3) 借入日 :2023年9月27日
(4) 最終返済期日:2028年9月25日
(5) アレンジャー:株式会社京葉銀行(兼エージェント)
(6) 利率 :変動金利(3ヶ月TIBOR+1.65%)
(7) 担保 :対象土地 他