文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が続いています。一方、世界経済も緩やかな回復を維持する見込みですが、米国トランプ政権の動向や、地政学的リスクが海外経済の下押し圧力となる可能性もあり注視が必要です。
当社グループの事業領域である不動産における住宅着工(貸家)は、平成29年5月に19か月連続で増加しました。
このような経済状況のもと、当社グループは、平成29年度12月期を初年度とする第二次中期経営計画「JPMC2019」を策定し、スローガンを「growth~個人の成長なくして会社の成長はない。全ては個人の成長にかかっている!」として全社一丸となって事業展開を行いました。
「JPMC2019」の概要
①経営数値目標
Ⅰ.3ヵ年計画における毎年の利益成長率は15%以上を目指す。
Ⅱ.株主資本利益率(ROE)は3年間を通じて30%以上を確保する。
Ⅲ.配当性向は3年間において、40%以上を目途とする。
②基本戦略テーマ
Ⅰ.既存ビジネスの深化
既存ビジネスであるサブリース事業及びイーベスト事業(収益不動産売買仲介業)並びに金融事業(滞納保証事業・貸金業)を更に深化させ、オーナー資産の最大化に一層貢献する。
Ⅱ.新規ビジネスへの挑戦
「賃貸管理業」をキーワードに、新しい価値を生み出す商品を提供する。
Ⅲ.エクセレントカンパニーの創造
ESG(環境・社会・ガバナンス)を尊重し、社会に必要とされる会社を目指す。
当社グループの主要な事業である不動産賃貸管理事業において、更なる入居率向上・促進を図ると共に、売上高の基盤となる借上物件及び加盟企業の獲得についても金融機関等との業務提携や各種セミナーを開催するなど、引き続き注力しました。
また、本年4月より賃貸住宅建築資材等の販売サービス「JPMCセンターデポ」を開始いたしました。
資材供給元との提携により、パートナー企業(建設会社、リフォーム会社、賃貸管理会社)に対して建築資材等を提供する商物流ルートを確立したものです。これにより、パートナー企業、賃貸住宅オーナーに対してよりコストメリットのある資材等を供給することができます。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高20,276,926千円(前年同四半期比3.4%増)、営業利益1,206,131千円(同8.6%増)、経常利益1,206,189千円(同10.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益814,493千円(同13.3%増)となりました。
売上区分別の状況は、次のとおりであります。
(不動産収入)
不動産収入につきましては、パートナー企業数の増加に伴い、不動産オーナーに対しサブリースの提案が積極的に行われたことなどから、受注・受託は順調に推移しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間におきまして、管理物件累計戸数は74,034戸(前期末比869戸増)となり、不動産収入は19,289,129千円(前年同四半期比5.5%増)となりました。
(加盟店からの収入)
加盟店からの収入につきましては、セミナーなどを積極的に開催したことから、新規のパートナー企業を獲得することができました。
この結果、当第2四半期連結累計期間におきまして、建築系パートナー(注1)613社(前期末比10社増)、不動産系パートナー(注2)683社(同22社増)、介護系パートナー(注3)89社(同12社増)となり加盟店からの収入は313,390千円(前年同四半期比13.8%増)となりました。
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分類 |
種別 |
役割 |
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建築系パートナー (注1) |
提携建築会社 CP (コンストラクションパートナー) |
不動産オーナーから、当社の一括借上事業を利用する賃貸住宅の建築を受注することにより、当社のサブリース物件を獲得する役割を担っております。 |
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提携リフォーム会社 RP (リフォームパートナー) |
不動産オーナーから、当社の一括借上事業を利用する賃貸住宅のリフォームを受注することにより、当社のサブリース物件を獲得する役割を担っております。 |
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提携高齢者住宅建築会社 SLP (シルバーパートナー) |
不動産オーナーから「高齢者住宅一括借上システム(ふるさぽシステム)」を利用して建築を受注することにより、当社のサブリース物件を獲得する役割を担っております。 |
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不動産系パートナー (注2) |
提携賃貸管理会社 JP (J’sパートナー) |
当社から仲介業務、賃貸管理業務を委託しております。また、当社が物件の査定を行うにあたり、近隣の家賃相場に関するデータ収集や現地調査などを担当します。 |
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提携売買仲介会社 EP (イーベストパートナー) |
不動産オーナーから依頼を受け、当社グループと協力して収益物件の売買を媒介する役割を担っております。 |
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介護系パートナー (注3) |
提携介護会社 FP (ふるさぽパートナー) |
不動産オーナーから「高齢者住宅」を転借し、運営する役割を担っております。※運営予定会社も含む |
(その他の収入)
その他の収入は674,407千円(前年同四半期比36.2%減)となりました。これは主に前年同四半期において、販売用不動産の売却収入591,367千円があったことから、前年同四半期比で減少しました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前期末比334,059千円増加し9,740,860千円となりました。これは主に、現金及び預金が324,279千円増加したことによるものであります。
負債につきましては、前期末比190,415千円減少し5,736,199千円となりました。これは主に、長期借入金が126,751千円減少したことと買掛金が37,298千円減少したことによるものであります。
純資産につきましては、前期末比524,474千円増加し4,004,660千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により814,493千円が増加した一方、配当金の支払いにより290,006千円が減少したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて324,279千円増加し、4,301,232千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、750,605千円の収入(前年同四半期は、1,293,705千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が1,206,189千円、法人税等の支払が408,990千円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、10,000千円の支出(前年同四半期は、255,448千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出5,722千円、無形固定資産の取得による支出5,565千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、416,325千円の支出(前年同四半期は、1,654,000千円の支出)となりました。これは、長期借入金の返済による支出126,751千円、配当金の支払額289,574千円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。