第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の各種政策を背景に、企業収益の回復や雇用環境に改善がみられるなど、緩やかな回復基調が続いています。一方、米国の政策、欧州の政治情勢、海外経済の不確実性や地政学的リスクの高まり等の国際情勢により、先行き不透明な状況が続いております。

 当社グループの事業領域である不動産における住宅着工(貸家)は、平成29年6月に20か月ぶりに減少に転じ、その後8月まで3か月連続して減少するなど、事業環境に変化が出てまいりました。

 このような経済状況のもと、当社グループは、平成29年度12月期を初年度とする第二次中期経営計画「JPMC2019」を策定し、スローガンを「growth~個人の成長なくして会社の成長はない。全ては個人の成長にかかっている!」として全社一丸となって事業展開を行いました。

 

「JPMC2019」の概要

①経営数値目標

 Ⅰ.3ヵ年計画における毎年の利益成長率は15%以上を目指す。

 Ⅱ.株主資本利益率(ROE)は3年間を通じて30%以上を確保する。

 Ⅲ.配当性向は3年間において、40%以上を目途とする。

 

②基本戦略テーマ

 Ⅰ.既存ビジネスの深化

既存ビジネスであるサブリース事業及びイーベスト事業(収益不動産売買仲介業)並びに金融事業(滞納保証事業・貸金業)を更に深化させ、オーナー資産の最大化に一層貢献する。

 Ⅱ.新規ビジネスへの挑戦

「賃貸管理業」をキーワードに、新しい価値を生み出す商品を提供する。

 Ⅲ.エクセレントカンパニーの創造

ESG(環境・社会・ガバナンス)を尊重し、社会に必要とされる会社を目指す。

 

当社グループの主要な事業である不動産賃貸管理事業において、更なる入居率向上・促進を図ると共に、売上高の基盤となる借上物件及び加盟企業の獲得についても金融機関等との業務提携や各種セミナーを開催するなど、引き続き注力しました。

また、平成29年7月より㈱JPMCアセットマネジメントの収益不動産売買サポートサービス(「イーベスト」)と㈱JPMCファイナンスの不動産投資ローンを組み合わせた新サービス(「スーパーイーベスト」)を開始いたしました。これは㈱JPMCアセットマネジメントが厳選した物件に対して㈱JPMCファイナンスがフルローンを提供するサービスです。収益不動産に対する金融機関の融資環境が厳しくなりつつある状況下ですが、このサービスの活用により今後も「イーベスト」事業の推進をすすめてまいります。

 

この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高30,306,308千円(前年同四半期比3.2%増)、営業利益1,749,860千円(同7.5%増)、経常利益1,751,019千円(同8.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,192,017千円(同12.9%増)となりました。

売上区分別の状況は、次のとおりであります。

 

 

(不動産収入)

不動産収入につきましては、パートナー企業数の増加に伴い、不動産オーナーに対しサブリースの提案が積極的に行われたことなどから、受注・受託は順調に推移しました。

この結果、当第3四半期連結累計期間におきまして、管理物件累計戸数は74,101戸(前期末比936戸増)となり、不動産収入は28,928,641千円(前年同四半期比4.7%増)となりました。

 

(加盟店からの収入)

加盟店からの収入につきましては、セミナーなどを積極的に開催したことから、新規のパートナー企業を獲得することができました。

この結果、当第3四半期連結累計期間におきまして、建築系パートナー(注1)613社(前期末比10社増)、不動産系パートナー(注2)682社(同21社増)、介護系パートナー(注3)93社(同16社増)となり加盟店からの収入は417,026千円(前年同四半期比9.9%増)となりました。

分類

種別

役割

建築系パートナー

(注1)

提携建築会社

CP

(コンストラクションパートナー)

不動産オーナーから、当社の一括借上事業を利用する賃貸住宅の建築を受注することにより、当社のサブリース物件を獲得する役割を担っております。

提携リフォーム会社

RP

(リフォームパートナー)

不動産オーナーから、当社の一括借上事業を利用する賃貸住宅のリフォームを受注することにより、当社のサブリース物件を獲得する役割を担っております。

提携高齢者住宅建築会社

SLP

(シルバーパートナー)

不動産オーナーから「高齢者住宅一括借上システム(ふるさぽシステム)」を利用して建築を受注することにより、当社のサブリース物件を獲得する役割を担っております。

不動産系パートナー

(注2)

提携賃貸管理会社

JP

(J’sパートナー)

当社から仲介業務、賃貸管理業務を委託しております。また、当社が物件の査定を行うにあたり、近隣の家賃相場に関するデータ収集や現地調査などを担当します。

提携売買仲介会社

EP

(イーベストパートナー)

不動産オーナーから依頼を受け、当社グループと協力して収益物件の売買を媒介する役割を担っております。

介護系パートナー

(注3)

提携介護会社

FP

(ふるさぽパートナー)

不動産オーナーから「高齢者住宅」を転借し、運営する役割を担っております。※運営予定会社も含む

 

(その他の収入)

その他の収入は960,640千円(前年同四半期比28.7%減)となりました。これは主に前年同四半期において、販売用不動産の売却収入591,367千円があったことから、前年同四半期比で減少しました。

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前期末比120,919千円増加9,527,720千円となりました。これは主に、現金及び預金が114,138千円増加したことによるものであります。

負債につきましては、前期末比444,473千円減少5,482,141千円となりました。これは主に、未払法人税等が248,042千円減少したことと長期借入金が185,127千円減少したことによるものであります。

純資産につきましては、前期末比565,393千円増加4,045,579千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により1,192,017千円が増加した一方、配当金の支払により626,621千円が減少したことによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。