(1) 業績の状況
当社グループの第1四半期連結累計期間(11月~1月)の業績につきましては、主力製品である野菜苗の需要が全国的に減少する時期であるため、売上高が他の四半期と比較して少額となる傾向にあります。一方、コスト面では、減価償却費や間接部門の人件費等が各四半期に概ね均等に発生することに加え、燃料費等の冬季経費が発生するなど季節的な業績変動要因があります。
このような状況のもと、当第1四半期連結累計期間の売上高は431,649千円と前年同四半期と比べ9,127千円(2.2%)の増収となりました。損益面につきましては、営業損失244,099千円(前年同四半期は営業損失198,596千円)、経常損失245,212千円(前年同四半期は経常損失198,894千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は160,975千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失132,175千円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。なお、セグメントの売上高につきましては、外部顧客への売上高を記載しております。
① 野菜苗生産販売事業
当第1四半期連結累計期間の売上高は362,158千円と前年同四半期と比べ16,635千円(4.8%)の増収となりました。損益面につきましては、連結子会社であるベルグ福島株式会社の生産開始に伴い減価償却費等の製造費用が純増した結果、セグメント損失(営業損失)は132,208千円(前年同四半期はセグメント損失97,669千円)となりました。
品目分類別の売上高は次のとおりであります。
品目分類 | 売上高 (千円) | 前年同四半期比 (%) |
トマト苗 | 132,479 | 96.8 |
キュウリ苗 | 124,193 | 108.4 |
ナス苗 | 11,196 | 115.3 |
スイカ苗 | 6,429 | 99.1 |
メロン苗 | 68,951 | 115.2 |
ピーマン類苗 (注) | 1,088 | 33.4 |
その他 | 17,818 | 120.7 |
合 計 | 362,158 | 104.8 |
(注) ピーマン類として、ピーマン・パプリカ・シシトウ・トウガラシをまとめて表示しています。
規格分類別の売上高は次のとおりであります。
規格分類 | 売上高 (千円) | 前年同四半期比 (%) |
ポット苗(7.5㎝~15㎝) | 167,003 | 105.8 |
当社オリジナル(アースストレート苗、ヌードメイク苗、e苗シリーズ等) | 119,255 | 99.5 |
セル苗(288穴~72穴) | 60,943 | 105.5 |
その他 | 14,959 | 149.2 |
合 計 | 362,158 | 104.8 |
(注) ポット苗は、ポリエチレンのポット(ポリ鉢)で育苗した一般的な苗であり、ポットのサイズが大きくなると苗のサイズも大きくなります。セル苗は、小さな穴が連結した容器(セルトレー)で育苗した苗であり、穴数が増えると苗のサイズが小さくなります。
納品地域分類別の売上高は次のとおりであります。
納品地域分類 | 売上高 (千円) | 前年同四半期比 (%) |
北海道・東北 | 39,632 | 101.6 |
関東 | 240,919 | 104.5 |
中部・甲信越・北陸 | 35,890 | 102.9 |
近畿・中国 | 18,451 | 93.7 |
四国 | 9,300 | 83.3 |
九州・沖縄 | 17,964 | 174.9 |
合 計 | 362,158 | 104.8 |
② 流通事業
資材部門の売上高は16,199千円(前年同四半期比2.1%増)、農産物部門の売上高は14,862千円(前年同四半期比0.6%増)となったものの、コンビニエンスストア部門において、自動車専用道路開通の影響を受け、交通量の減少により客数が減少した結果、売上高は36,216千円(前年同四半期比19.5%減)となりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における流通事業の業績は、売上高67,278千円(前年同四半期比11.0%減)、セグメント損失(営業損失)8,882千円(前年同四半期はセグメント損失5,936千円)となりました。
③ 海外事業
当事業部門におきましては、中国山東省にて野菜苗及び花苗の生産、鉢花(シクラメン)の生産、トマト及びアスパラガス等の青果物の生産を中心とした施設園芸を展開しております。
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高2,213千円(前年同四半期比60.4%増)、セグメント損失(営業損失)8,812千円(前年同四半期はセグメント損失7,454千円)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ521,323千円(13.0%)減少の3,473,904千円となりました。これは、有形固定資産の増加332,003千円、現金及び預金の減少535,057千円、受取手形及び売掛金の減少549,982千円等によるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比べ316,324千円(12.0%)減少の2,309,643千円となりました。これは支払手形及び買掛金の減少314,334千円等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比べ204,998千円(15.0%)減少の1,164,261千円となりました。これは、剰余金の配当及び親会社株主に帰属する四半期純損失の計上等によるものであります。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額は19,418千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当第1四半期連結累計期間に完成したものは、次のとおりであります。
会社名(所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 投資額 | 資金調達方法 | 完成年月 |
ベルグ福島株式会社 | 野菜苗生産販売事業 | 生産設備 | 525,209千円 | 借入金 | 平成27年12月 |