第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。

 

(1) 経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、企業の経営成績や雇用情勢が改善など、引き続き緩やかな回復基調で推移しましたが、米国・アジアの政策及び経済動向、金融資本市場の変動、今後想定される消費税率引き上げの影響など、先行きは不透明な状況となっております。

当社グループの第1四半期連結累計期間(11月~1月)の業績につきましては、主力製品である野菜苗の需要が全国的に減少する時期であるため、売上高が他の四半期と比較して少額となる傾向にあります。一方、コスト面では、減価償却費や間接部門の人件費等が各四半期に概ね均等に発生することに加え、燃料費等の冬季経費が発生するなど季節的な業績変動要因があります。

このような状況の中、当第1四半期連結累計期間の売上高は464,542千円と前年同四半期と比べ1,263千円(0.2%)の増収となりました。損益面につきましては、営業損失244,570千円(前年同四半期は営業損失254,243千円)、経常損失247,271千円(前年同四半期は経常損失252,373千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は166,912千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失168,430千円)となりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。なお、セグメントの売上高につきましては、外部顧客への売上高を記載しております。

(野菜苗生産販売事業)

当事業部門におきましては、引き続き閑散期の受注拡大のために取組んできました茨城県内向けのメロン苗や、苗の多品目化へ向け推進しているホームセンター向けの玉ねぎ苗や花苗等の売上が好調に推移した一方、生産者の作付け時期の変更等によりトマト苗の受注が減少した結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は438,335千円と前年同四半期と比べ3,056千円(△0.7%)の減収となりました。損益面につきましては、茨城農場の生産能力拡大による生産性の向上等に加え、全国的な暖冬の影響により、冬季経費の増加要因となる重油等の燃料の使用量が減少し、製造経費が減少した結果、セグメント損失(営業損失)は133,933千円(前年同四半期はセグメント損失148,590千円)となりました。

 

 

品目分類別の売上高は次のとおりであります。

品目分類

売上高 (千円)

前年同四半期比 (%)

トマト苗

118,420

89.5

キュウリ苗

138,212

97.5

ナス苗

11,712

99.8

スイカ苗

11,562

116.6

メロン苗

99,537

110.1

ピーマン類苗 (注)

20,987

87.5

その他

37,902

121.6

合 計

438,335

99.3

 

(注) ピーマン類として、ピーマン・パプリカ・シシトウ・トウガラシをまとめて表示しています。

 

規格分類別の売上高は次のとおりであります。

規格分類

売上高 (千円)

前年同四半期比 (%)

ポット苗(7.5㎝~15㎝)

219,815

96.7

当社オリジナル(アースストレート苗、ヌードメイク苗、e苗シリーズ、高接ぎハイレッグ苗、ウィルスガード苗)

110,696

91.7

セル苗(288穴~72穴)

77,901

112.4

その他

29,921

124.7

合 計

438,335

99.3

 

(注) ポット苗は、ポリエチレンのポット(ポリ鉢)で育苗した一般的な苗であり、ポットのサイズが大きくなると苗のサイズも大きくなります。セル苗は、小さな穴が連結した容器(セルトレー)で育苗した苗であり、穴数が増えると苗のサイズが小さくなります。

 

納品地域分類別の売上高は次のとおりであります。

納品地域分類

売上高 (千円)

前年同四半期比 (%)

北海道・東北

29,895

68.3

関東

314,944

101.8

甲信越

19,851

81.9

東日本地域 小計

364,691

96.7

中部・北陸

13,383

97.7

近畿・中国

18,287

91.3

四国

13,469

98.2

九州・沖縄

28,502

170.9

西日本地域 小計

73,643

114.9

合 計

438,335

99.3

 

(注) 静岡は「甲信越」に含めて表示しております。

 

(農業・園芸用タネ資材販売事業)

当事業部門におきましては、海外の種苗会社から優良な品種を選抜し、量販店に対して家庭菜園向けの品種提案等を行うなどの販売推進を行ったことにより種子売上高10,419千円(前年同四半期比41.7%増)となりました。また、培土等の農業資材の販売も増加した結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高は23,621千円(前年同四半期比27.4%増)となりました。一方で販売促進費等の増加により、セグメント損失(営業損失)319千円(前年同四半期はセグメント利益1,029千円)となりました。

 

(海外事業)

当事業部門におきましては、現在、中国山東省にある子会社にて野菜苗及び花苗の生産、鉢花(シクラメン)の生産、トマト等の青果物の生産を中心とした施設園芸、生産技術開発のための試験等を行っております。

また、中国北京の関連会社では、本格的な中国国内での苗事業開始に向けての準備を進めており、第三者割当増資により子会社となった韓国の株式会社BJアグロでは、韓国国内での肥料等の販売開始に向け、商品の選別及びマーケット調査を行っております。引き続き、海外事業部を中心に海外での事業拡大に向けて技術開発並びに中国国内を中心に農業関連の市場開拓等を積極的に行っております。

当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高2,064千円(前年同四半期比28.3%減)、セグメント損失(営業損失)11,656千円(前年同四半期はセグメント損失13,869千円)となりました。

 

(その他の事業)

当事業部門におきましては、貸し農園事業を行っており、売上高521千円(前年同四半期比11.1%増)、セグメント損失(営業損失)941千円(前年同四半期はセグメント損失5,329千円)となりました。

 

(2) 財政状態の分析 

(資産)

当第1四半期連結累計期間の資産の合計は、前連結会計年度末と比べ451,734千円(12.1%)減少の3,259,517千円となりました。これは、現金及び預金の減少71,097千円、受取手形及び売掛金の減少630,632千円、棚卸資産の増加163,128千円等によるものであります。

(負債)

当第1四半期連結累計期間の負債の合計は、前連結会計年度末と比べ262,682千円(11.0%)減少の2,108,333千円となりました。これは、支払手形及び買掛金の減少178,495千円、長期借入金の減少51,679千円等によるものであります。

(純資産)

当第1四半期連結累計期間の純資産の合計は、前連結会計年度末と比べ189,052千円(14.1%)減少の1,151,184千円となりました。これは、剰余金の配当及び親会社株主に帰属する四半期純損失の計上等によるものであります。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額は15,584千円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。