第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 なお、COVID-19の感染拡大による企業の採用活動縮小に伴い、当社を含む求人関連市場は大きな影響を受けております。当第1四半期連結累計期間におけるCOVID-19の感染拡大の影響については、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績の分析」をご参照ください。

 当社グループにおいては、中長期の成長に向けた事業ポートフォリオの最適化を進めております。COVID-19の影響に加え、前事業年度に「就活会議」を譲渡したこと、引き続き将来の柱となる新規事業の立ち上げに注力していることなどから、当第1四半期連結累計期間においては多額の売上高の減少及び営業損失が発生しております。しかしながら、「転職会議」においては前四半期比21.5%の増収、コーポレート部門等の全社費用については前年同期比15.4%の減少となるなど、収益体質の改善が進捗しております。

 財務面においては、当第1四半期末における現預金残高は2,777,009千円と当面の運転資金を大きく上回る水準であること、今後「就活会議」の譲渡による代金の回収が見込まれることなどから、今後の既存事業の収益力強化及び新規事業の立ち上げのための投資資金は十分に確保できております。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

 当社グループでは、求人情報メディアをはじめとする複数のインターネットメディアを運営しております。

 当連結会計年度においては「コーポレートビジョン『あたりまえを、発明しよう。』追求に向け、黒字体質への再転換と将来の柱となる新規事業立ち上げの両立」をテーマとして、「既存事業の収益力強化」「新規事業の立ち上げ」の2点を進めております。

 当第1四半期連結累計期間においては、COVID-19感染拡大の影響及び新規事業投資をはじめとした事業ポートフォリオ最適化の推進により、前年同期比減収減益となりました。

・既存事業の収益力強化

 既存事業においては、コロナ禍が継続しても利益創出が可能な体質への転換を目指し、成長戦略を推進しております。

 成功報酬型アルバイト求人サイト「マッハバイト」においては、セールス・マーケティング・メディアの連携による高効率な集客とマッチングの強化を図っておりますが、2021年1月に発出された緊急事態宣言等により企業の採用抑制傾向が継続していることから、前四半期比ではほぼ横ばいとなりました。口コミ付き転職サービス「転職会議」は、送客サービスの拡大等により前四半期比21.5%の増収となりました。

・新規事業の立ち上げ

 当期において複数の新規事業を立ち上げることを目標とし、専任部署において開発・検証を行っております。

 当第1四半期連結累計期間においては、各事業案の開発が進捗いたしました。なお、2021年4月12日には、提案型マッチングサービス「knew」のプレリリース版を公開いたしました。

 

(単位:千円)

 

前第1四半期

連結累計期間

当第1四半期

連結累計期間

増減額

増減率

売上高

1,350,989

876,454

△474,535

△35.1%

営業損益

△127,287

△360,593

△233,305

経常損益

△132,510

△319,840

△187,329

親会社株主に帰属する四半期純損益

△229,896

△312,329

△82,432

 

 なお、当社グループの事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。主要メディアの売上高は以下のとおりであります。

マッハバイト:

505,470千円

(前年同期比

33.6%減

転職会議:

151,773千円

(前年同期比

27.8%

転職ナビ:

120,953千円

(前年同期比

39.6%

 

 

(2)財政状態の分析

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は3,812,797千円となり、前連結会計年度末に比べ403,874千円減少いたしました。これは主に、現金及び預金の減少254,733千円、売掛金の増加66,953千円及び未収消費税等の減少193,741千円等によるものであります。

 当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、484,813千円となり、前連結会計年度末に比べ91,294千円減少いたしました。これは主に、未払金の増加13,347千円、賞与引当金の減少27,497千円及び流動負債のその他の減少83,146千円等によるものであります。

 当第1四半期連結会計期間末における純資産は3,327,984千円となり、前連結会計年度末に比べ312,579千円減少いたしました。これは主に、利益剰余金の減少312,329千円等によるものであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。