(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における海外の経済情勢は、米国など先進国を中心に緩やかな成長が続いておりますが、中国の景気減速感が強くなるなど不透明な状況で推移しております。また、日本経済は企業収益が改善し、個人消費が底堅く推移するなど、緩やかな回復基調ではあるものの、中国をはじめとするアジア新興国の景気が下振れし、国内景気が影響を受ける可能性があります。
当社は、昭和50年にインドにゼラチンの原料を求め進出し、その後、ゼラチンの製造・販売を行ってきました。この拠点は、当社グループにとって原料調達、ハラル対応製品の供給など重要な位置づけです。今後さらに当社グループと一体化を図り、グローバル経営の基盤を強化するため、持分法適用関連会社であったニッタゼラチンインディアLtd.(インド)、関連会社のバムニプロテインズLtd.(インド)及びレバプロテインズLtd.(インド)を平成27年4月より連結子会社としました。
この結果、売上高は18,285百万円(前年同期比13.2%増加)、営業利益は448百万円(前年同期比66.0%増加)、経常利益は365百万円(前年同期比31.4%減少)となりました。また、インド3社の連結子会社化に加え、中国の連結子会社を持分法適用関連会社にしたこと等により、特別利益661百万円及び特別損失640百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は147百万円(前年同期比60.5%減少)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① コラーゲン素材事業
ゼラチンは、日本では食用、カプセル用が順調に推移し売上高が増加しました。北米では、ドル高により欧州からの輸入が増加したため販売価格が低下し、売上高は伸び悩みました。平成27年4月よりニッタゼラチンインディアLtd.他2社を連結子会社にしたことによる売上高の寄与1,707百万円もあり、ゼラチンの売上高は大きく増加しました。
コラーゲンペプチドは、インバウンド需要など健康食品向けの販売が好調に推移したことに加え、一般食品への採用も進み売上高が増加しました。
コラーゲンケーシングは、北米での競合により売上高が減少しました。
この結果、当該事業の売上高は13,744百万円(前年同期比22.1%増加)、セグメント利益は745百万円(前年同期比25.5%増加)となりました。
② フォーミュラソリューション事業
食品材料は、新規採用の遅れにより、売上高及び利益が減少しました。
接着剤は、包装用は前年並みでしたが、衛生材料用の納入先が中国での調達に切り替えたこと及び製本市場の縮小により、売上高が減少しました。一方、利益はコストダウンに努めたことにより増加しました。
この結果、当該事業の売上高は4,540百万円(前年同期比7.2%減少)、セグメント利益は412百万円(前年同期比7.6%増加)となりました。
(2)財政状態の分析
前連結会計年度との比較におきましては、ニッタゼラチンインディアLtd.、バムニプロテインズLtd.及びレバプロテインズLtd.を連結子会社化したことが変動の主な要因となっております。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末比4,387百万円増加の38,319百万円となりました。主な要因は、商品及び製品等のたな卸資産、受取手形及び売掛金、有形固定資産等が増加したことによるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末比2,500百万円増加の21,059百万円となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金、短期借入金、長期借入金等が増加したことによるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末比1,886百万円増加の17,260百万円となりました。主な要因は、為替換算調整勘定及び非支配株主持分等が増加したことによるものです。
なお、自己資本比率は40.3%(前連結会計年度末45.0%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末比289百万円減少の2,313百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動により獲得した資金は659百万円(前年同四半期は672百万円の獲得)となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純利益387百万円、減価償却費789百万円、段階取得に係る差損620百万円、負ののれん発生益502百万円、たな卸資産の増加額275百万円及び法人税等の支払額258百万円によるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動により使用した資金は879百万円(前年同四半期は1,460百万円の使用)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出866百万円によるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動により使用した資金は17百万円(前年同四半期は197百万円の獲得)となりました。主な要因は、長期借入れによる収入1,766百万円、長期借入金の返済による支出1,290百万円及び短期借入金の純増減額302百万円によるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は496百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)従業員数
連結会社の状況
平成27年9月30日現在
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セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
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コラーゲン素材事業 |
1,030 |
(59) |
|
フォーミュラソリューション事業 |
93 |
(40) |
|
全社(共通) |
55 |
(11) |
|
合計 |
1,178 |
(110) |
(注)1.従業員数は就業人員(当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、執行役員は含み、使用人兼務取締役は含まれておりません。
2.臨時雇用者数(嘱託、パートタイマー)は、年間の平均人員を( )内に外数で記載しております。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。
4.当第2四半期連結累計期間において、ニッタゼラチンインディアLtd.、バムニプロテインズLtd.及びレバプロテインズLtd.を連結子会社化したことに伴い、コラーゲン素材事業における従業員数が574名増加しております。
(7)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、ニッタゼラチンインディアLtd.、バムニプロテインズLtd.及びレバプロテインズLtd.を連結子会社化したことに伴い、以下の設備が新たに当社グループの主要な設備となりました。当該設備の状況は、以下のとおりであります。
在外子会社
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会社名 |
事業所名 |
セグメント |
設備の内容 |
帳簿価額(百万円) |
従業員数 |
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建物及び 構築物 |
機械装置 及び運搬具 |
工具、器具 及び備品 |
土地 (面積千㎡) |
合計 |
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ニッタ ゼラチン インディアLtd. |
インド工場(インド ケララ州) |
コラーゲン 素材事業 |
オセイン、 ゼラチン 製造設備 |
238 |
970 |
2 |
1,485 |
2,697 |
402 |
(注)1.建設仮勘定は含めておりません。
2.金額には消費税等は含まれておりません。
3.従業員数の( )は、臨時雇用者数であり、年間の平均人員を外書きしております。