(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における海外の経済情勢は、米国の持続的緩やかな回復がみられる一方、英国のEU離脱問題や中国やアジア新興国の景気減速が明確になるなど、全体としては緩やかな回復となりました。
日本経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和政策のもと雇用環境は改善が見られましたが、円高の進行による製造業の収益減少や個人消費の停滞により回復の動きに足踏みがみられます。
このような状況のもと、当社グループでは平成30年3月期を最終年度とする中期経営計画の目標達成に向け、全社一丸となって取組んでまいりました。
この結果、売上高は17,752百万円(前年同期比2.9%減少)、営業利益は924百万円(前年同期比106.0%増加)でしたが、為替差損等により経常利益は688百万円(前年同期比88.2%増加)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は405百万円(前年同期比175.5%増加)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① コラーゲン素材事業
ゼラチンは日本での需要は堅調に推移し、売上高及び利益が増加しました。北米では健康食品市場の回復遅れや、為替の影響も重なり、全体の売上高は伸び悩みました。
コラーゲンペプチドは、国内インバウンド需要が落ち着きつつある中で、アジア市場での販売拡大がありましたが、全体の売上高は減少しました。
コラーゲンケーシングは、北米の畜肉製品の市況回復に支えられほぼ前年並みに推移しました。
この結果、当該事業の売上高は12,832百万円(前年同期比6.6%減少)、セグメント利益は1,066百万円(前年同期比43.0%増加)となりました。
② フォーミュラソリューション事業
食品材料は、コンビニエンスストアに牽引されたデザート市場の伸長により、売上高は堅調に推移し、利益も増加しました。
接着剤は、夏の天候不順により包装用の売上高は前年並みに推移しました。また、衛生材料用の売上高は増加しました。利益はコストダウンに努めたことにより増加しました。
この結果、当該事業の売上高は4,920百万円(前年同期比8.4%増加)、セグメント利益は526百万円(前年同期比27.7%増加)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末比944百万円減少の36,653百万円となりました。主な要因は、現金及び預金、有形固定資産等が減少したことによるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末比386百万円減少の20,334百万円となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金、退職給付に係る負債等が減少したことによるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末比558百万円減少の16,318百万円となりました。主な要因は、為替換算調整勘定等が減少したことによるものです。
なお、自己資本比率は39.7%(前連結会計年度末39.8%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末比713百万円減少の1,823百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動により獲得した資金は430百万円(前年同四半期は659百万円の獲得)となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純利益681百万円、減価償却費709百万円、たな卸資産の増加額533百万円、売上債権の増加額105百万円及び法人税等の支払額129百万円によるものです。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動により使用した資金は1,668百万円(前年同四半期は879百万円の使用)となりました。主な要因は、事業譲受による支出897百万円及び有形固定資産の取得による支出820百万円によるものです。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動により獲得した資金は372百万円(前年同四半期は17百万円の使用)となりました。主な要因は、長期借入れによる収入1,500百万円及び長期借入金の返済による支出1,142百万円によるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は490百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。