(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間においては、米国新政権の政策や英国のEU離脱協議の本格化などのリスク要因がありましたが、米国を中心とした先進国経済の持ち直しやインド経済の急速な成長などにより、世界経済は緩やかな回復を続けています。
日本経済は、人手不足に対応した設備投資や米国、中国向け輸出の伸びにより、緩やかな景気回復を維持しています。
このような状況下、当社グループは平成30年に創業100年を迎えるにあたり、平成29年4月に新たなコーポレートビジョンを制定し、これを実現させるため組織の改編を行いました。
(新ビジョン)
「いつまでも元気で若々しくありたい」
そんな世界中の人々の願いを、コラーゲンの飽くなき追及により叶えます。
1. お客様の「もっと」を叶える製品・サービスを提供します。
2. 研究開発と生産革新に努め、コラーゲンの活躍の場を広げます。
3. 挑戦を良しとする組織風土を築き、新たな市場を開拓・創造します。
このコーポレートビジョンのもと、当社グループは、生産効率化等のコスト削減や最適生産・最適販売による競争力強化、新しい価値を創造する製品の提供、健康・美容や再生医療分野の研究開発に努めました。
この結果、売上高は9,240百万円(前年同期比 2.3%増加)、営業利益は274百万円(前年同期比43.6%減少)でしたが、為替差益等により経常利益は383百万円(前年同期比31.7%増加)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は234百万円(前年同期比33.4%増加)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
(コラーゲン素材事業)
ゼラチンは、日本ではコンビニ総菜用などの食用が堅調に推移しましたが、カプセル用は伸び悩みました。北米ではカプセル用が回復の兆しをみせており、また食用での拡販が増収に寄与しました。利益は、原料価格が上昇したことなどにより減少しました。
コラーゲンペプチドは、認知度向上による販売増加が貢献し、収益が回復しました。
コラーゲンケーシングは、北米での堅調な販売が続いています。
この結果、当該事業の売上高は6,694百万円(前年同期比3.3%増加)、セグメント利益は267百万円(前年同期比48.6%減少)となりました。
(フォーミュラソリューション事業)
食品材料は、総菜市場向けが堅調に推移したものの、製菓・デザート市場向けで若干前年を下回り、全体の売上高は前年並みとなりました。
接着剤は、衛生材料用の売上増加が全体の収益向上に貢献しました。また、高機能樹脂は用途の拡大により、売上が増加しました。
この結果、当該事業の売上高は2,545百万円(前年同期比0.2%減少)、セグメント利益は339百万円(前年同期比17.0%増加)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産は、前連結会計年度末比764百万円減少の39,646百万円となりました。主な要因は、現金及び預金、受取手形及び売掛金等が減少したことによるものです。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末比1,038百万円減少の21,636百万円となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金、未払法人税等、長期借入金等が減少したことによるものです。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末比274百万円増加の18,010百万円となりました。主な要因は、利益剰余金、その他有価証券評価差額金等が増加したことによるものです。
なお、自己資本比率は40.4%(前連結会計年度末は38.9%)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、254百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。