文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年6月30日)における我が国経済は、政府の財政政策と日銀の金融緩和政策を背景に企業収益や雇用環境などの面で緩やかな回復基調が見られました。
一方で、世界経済は、中国等一部では景気の持ち直しの動きが見られましたが、新興国経済の成長鈍化懸念や英国のEU離脱問題、米国新政権の政策動向による不確実性の高まりなど、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループの属する機械工具業界におきましては、企業の設備投資意欲が高まっていることから工作機械受注額は堅調に推移しております。
このような環境の中、当社グループにおきましては、国内外の新規顧客の開拓等を通じて、今後の成長領域の拡大のための取組みを積極的に展開しました。企業の旺盛な設備需要や中国の景気の持ち直し等の外的要因も影響し、当社を取り巻く環境は堅調に推移いたしました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は5,546,818千円(前年同四半期比13.4%増)、営業利益は201,622千円(前年同四半期比153.3%増)、経常利益は207,955千円(前年同四半期比206.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は120,266千円(前年同四半期比621.0%増)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
①切削工具事業
切削工具事業につきましては、自動車業界向けの主要顧客に対する販売が前年同四半期と比較して増加したことなどから、売上高及びセグメント利益は堅調に推移いたしました。
この結果、売上高は3,454,303千円(前年同四半期比9.7%増)、セグメント利益は91,919千円(前年同四半期比342.2%増)となりました。
②耐摩工具事業
耐摩工具事業につきましては、飲料容器メーカー向けの販売が前年同四半期と比較して増加したことなどから、売上高及びセグメント利益は堅調に推移いたしました。
この結果、売上高は712,077千円(前年同四半期比18.2%増)、セグメント利益は78,252千円(前年同四半期比20.9%増)となりました。
③海外事業
海外事業につきましては、中国、メキシコにおいて自動車業界向けの主要顧客に対する販売が前年同四半期と比較して増加したことなどから売上高及びセグメント利益は堅調に推移いたしました。
この結果、売上高は1,151,854千円(前年同四半期比26.7%増)、セグメント利益は23,385千円(前年同四半期は13,499千円のセグメント損失)となりました。
④光製品事業
光製品事業につきましては、外観検査装置業界向けの一部の主要顧客に対する販売が前年同四半期と比較して減少したことなどから、売上高及びセグメント利益は低調に推移いたしました。
この結果、売上高は228,583千円(前年同四半期比1.2%減)、セグメント利益は8,543千円(前年同四半期比29.6%減)となりました。
(総資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて271,337千円減少し、10,623,634千円となりました。これは、主に受取手形及び売掛金が259,250千円減少したことなどによります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて16,860千円減少し、2,310,822千円となりました。これは、主にのれんの償却によりのれんが15,096千円減少したことなどによります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて288,198千円減少し、12,934,457千円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて206,228千円減少し、7,126,626千円となりました。これは主に短期借入金の返済により短期借入金が166,818千円、法人税等の支払により未払法人税等が73,833千円それぞれ減少したことなどによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて122,357千円減少し、1,135,433千円となりました。これは、長期借入金が111,360千円減少したことなどによります。
この結果、負債は、前連結会計年度末に比べて328,585千円減少し、8,262,060千円となりました。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べて40,386千円増加し、4,672,397千円となりました。これは、利益剰余金が58,449千円(親会社株主に帰属する四半期純利益120,266千円、剰余金の配当61,817千円)増加した一方で、為替換算調整勘定が22,951千円減少したことなどによります。
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに発生した課題はありません。