文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、堅調な企業収益と雇用・所得環境の改善を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移するものの、米中貿易摩擦や中国・欧州経済の減速等の影響により、先行き不透明な状況が続いてまいりました。
小売、卸売業界におきましては、人手不足による人件費や物流費の上昇、原材料価格の高騰、それに伴う価格転嫁が消費マインドを押し下げるなど、厳しい状況が続いてまりいました。
このような環境のなか、当社グループは引続き「差別化戦略の推進・将来への布石・強固な経営基盤の構築」を経営方針として掲げ、特定市場でトップシェアを狙うNO.1商品や独自性のあるオンリーワン商品の開発に取り組むとともに、他社にないサービス、顧客との密度の高いコミュニケーションにより、競争優位を基礎とした経営基盤作りに努めてまいりました。特に、小売業界において重要な物流業務について、入荷、検収及び出荷業務の内製化とともに、他社の物流業務の受託を開始し、袋井センターの有効活用及び物流コストのコントロール可能な体制を整備してまいりました。また、2018年8月1日にインターネット通販を運営する株式会社Lifeitを子会社化し、EC市場での更なる競争力の強化を図るとともに、グループ間における通販プラットフォームや運営ノウハウの共有等によるグループ間シナジーの創出に取り組んでまいりました。さらに、海外展開においては、台湾に次ぐ拠点として、2018年11月2日に中国(上海)に子会社を設立し、アジア圏での営業体制の整備及び新たな販路開拓に注力してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は6,811百万円(前年同四半期比21.7%増)となりました。
損益面では、営業利益は197百万円(同11.9%減)、経常利益は219百万円(同7.1%減)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期において、コラムジャパン株式会社の吸収合併に伴い、同社から引き継いだ税務上の繰越欠損金にかかる繰延税金資産の計上により税金負担が一時的に低かったため、当第3四半期累計期間の税金負担が前年同期と比べて増加した結果、155百万円(同44.1%減)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
当社は、報告セグメント「不動産賃貸事業」において、賃貸以外への事業範囲の拡大を進めており、同事業の資
産を活用した物流業務の請負等を開始しております。これに伴い、第1四半期連結会計期間より、報告セグメント
の名称を「プロパティ事業」に変更いたしました。詳細は、「第4経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事
項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
なお、売上高については、セグメント間取引の調整後の数値であり、セグメント利益又は損失については、セグメント間取引の調整前の数値であります。
(小売事業)
小売事業におきましては、「ダイエットプーアール茶」、「メタボメ茶」等の主力商品の健康茶、「チョウ活宣言®活性フローラ」、第3類医薬品「ティアホワイト」等のサプリメント、基礎化粧品の「teatea(ティアティア)」を中心に展開するとともに、静岡県産の茶ノ実油を配合したオールインワンシャンプー「hugm(ハグム)」、ルイボスティーを独自製法で酸化防止剤の代わりに使用した「ルイボスワイン」等の独自性の高い商品や、従来の商品を機能性表示食品に改良した「ピント一番ゴールド」を発売し、商品力の強化に取り組んでまいりました。2018年8月1日付で子会社化した株式会社Lifeitにおいて、ベビーグッズ等子育て関連やガーデン用品等の専門性の高いECサイトを展開し、各店舗ごとの品揃え拡充や催事に合わせた販促強化により集客力向上を図るとともに、グループ間でのノウハウ・商材の共有を進め、シナジー向上に努めてまいりました。海外販売においては、台湾を中心にアジア圏にて、現地インターネットサイト・SNS・ポップアップストアへの出店により販路拡大に取り組むとともに、現地取材でのお客様との交流会等の実施によりリピート率の向上に注力してまいりました。また、新たな海外拠点として、2018年11月2日に、中国(上海)に子会社を設立し、営業体制の整備を進めてまいりました。
この結果、売上高は4,629百万円(前年同四半期比15.9%増)、セグメント損失は、顧客開拓に係る広告宣伝費を積極投資したこと、また、配送料の値上げの影響等により、77百万円(前年同四半期は129百万円の利益)となりました。
(卸売事業)
卸売事業では、主力の北欧寝具ブランド「Danfill(ダンフィル)」に加え、高麗人参エキスを配合したサプリメント「J's Kami高麗」や「熟成発酵濃縮黒にんにくゼリー」等の美容・健康関連商品をテレビショッピングを中心に積極展開してまいりました。小売店向けにおいては、キャラクター雑貨の「コポー」、キッチン雑貨のスチームケース「ルクエ」等の主力商品のほか、取引先のニーズに合わせたOEM商品の拡充、春夏向けの接触冷感生地を使用したクールアイテムを追加投入してまいりました。また、展示会への出展により、販路拡大にも努めてまいりました。
この結果、売上高は2,031百万円(前年同四半期比31.9%増)、セグメント利益は148百万円(同216.8%増)となりました。
(プロパティ事業)
袋井センターを活用したプロパティ事業では、専任の営業部門の設置により営業力の強化を図り、賃貸エリアの拡大及び物流受託業務先の開拓に注力してまいりました。
この結果、売上高は150百万円(前年同四半期比148.7%増)、セグメント利益は122百万円(同136.5%増)となりました。
財政状態の分析は、次のとおりであります。
① 資産
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、6,271百万円(前連結会計年度末比265百万円増)となりました。
流動資産の増加(同142百万円増)は、主に現金及び預金が315百万円減少したものの、たな卸資産が254百万円、受取手形及び売掛金が176百万円増加したことによるものであります。
固定資産の増加(同123百万円増)は、主にのれんが126百万円増加したことによるものであります。
② 負債
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、1,761百万円(前連結会計年度末比225百万円増)となりました。
流動負債の増加(同371百万円増)は、主に買掛金が174百万円、その他が112百万円増加したことによるものであります。
固定負債の減少(同145百万円減)は、主に長期借入金が146百万円減少したことによるものであります。
③ 純資産
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、4,509百万円(前連結会計年度末比39百万円増)となり、この結果、自己資本比率は71.9%となりました。
純資産の増加は、主に利益剰余金が40百万円増加したことによるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。