当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、堅調な企業収益を背景に、雇用・所得環境は着実に改善し、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、通商問題を巡る緊張、中国経済の減速、英国のEU離脱の行方等の不確実な海外経済動向により、先行き不透明な状況が続いてまいりました。
小売・卸売業界におきましては、消費税率引き上げによる一時的な駆け込み需要がみられたものの、その反動減や消費者の節約志向の高まり等による買い控えや、度重なる台風及び大雨等自然災害による被害の影響もあり、厳しい状況が続いてまいりました。通信販売業界におきましては、引き続きEC市場を中心に拡大基調で推移するものの、人手不足による人件費及び物流費の高騰、原材料費の値上げ等のコスト増要因が重なり、利益確保が難しい状況が続いてまいりました。
このような環境のなか、当社グループは継続的な成長に加え、企業価値の向上を目指し、「将来の成長に向けた挑戦」をスローガンに、「進化するウェルネス&ライフサポート企業」を将来ビジョンとし、「差別化戦略の推進・将来の成長に向けた挑戦・強固な経営基盤の構築」を経営方針として掲げ、既存事業においては、強みである独自性の高い商品や医薬品等機能性の高い商品開発の推進、新規顧客開拓への積極投資、また、成長が見込まれる海外市場への販路開拓により売上拡大を図るとともに、コストコントロールの徹底による収益改善に注力し、事業の成長及び利益確保に努めてまいりました。また、プロパティ事業においては、静岡県掛川市に不動産を取得したほか、不動産賃貸以外への多角化及び収益化を進め、新たな収益基盤としての事業拡大に取り組んでまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は2,325百万円(前年同四半期比10.7%増)となりました。
損益面では、原価率の高い商品構成比が増したことに伴い、営業利益は81百万円(同24.3%減)、経常利益は88百万円(同27.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、51百万円(同28.0%減)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
なお、売上高については、セグメント間取引の調整後の数値であり、セグメント利益又は損失については、セグメント間取引の調整前の数値であります。
(小売事業)
小売事業では、カタログ・インターネットを中心に展開する健康美容関連商品の通信販売においては、主力商品「メタボメ茶」やオリジナル商品のオールインワンシャンプー「hugm(ハグム)」の販売促進に注力したほか、商品券セール(商品券、未使用の切手やはがき等の金券でお買い物ができる企画)や増税前キャンペーンの実施により、売上拡大に取り組むとともに、お客様イベント「ティーライフ・カフェ」等を開催し、お客様の声を反映した商品企画やサービスの向上に取り組んでまいりました。また、より機能性の高い商品の品揃え強化に向け、機能性表示食品「ヘル酢ケアサポート」、茶の実オイル配合の「美麗艶(びれいえん)」等の新商品を発売したほか、2019年9月1日付で株式会社日本ヘルスケアアドバイザーズから一般用漢方製剤の通信販売事業を譲り受け、漢方薬等医薬品の販売ノウハウの吸収、シナジー創出に取り組んでまいりました。ECモールにおいては、増税前の駆け込み需要により、高価格帯商品が好調に推移しました。なお、EC市場での更なる競争力の強化に向け、当社のECモール担当部門を株式会社Lifeitに移設し、グループ内でのネットショップ運営における営業戦略やプラットフォームの共有等協力体制の整備を進めてまいりました。また、海外販売においては、台湾での販路開拓に取り組むとともに、中国での営業準備に注力し、2019年10月に中国ECモール最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)の天猫国際(TMALL GLOBAL)に「Tealife海外旗艦店」を出店し、販売を開始しました。
この結果、売上高は1,464百万円(前年同四半期比3.2%増)となり、セグメント損失は、物流コストの高騰に伴う荷造運賃の増加等により、12百万円(前年同期は6百万円の損失)となりました。
(卸売事業)
卸売事業では、テレビショッピングを中心に、前年度より好評の高麗人参エキスを配合したサプリメント「J’s kami高麗」や、「超低分子化美容サプリINJUV(インジュブ)」「プロが選んだ温活アイテム3種」を積極展開し、好調に推移しました。また、小売店を中心に、独自のあたたか素材を使用した衣類「Le bois(ルボア)」、キャラクター雑貨「コポー」等の定番商品を拡販してまいりました。なお、当社におけるキッチン雑貨関連を営む卸売事業について、業態を同じくする子会社の株式会社ダイカイが会社分割により承継し、機能の集約及び事業運営の効率化に取り組んでまいりました。
この結果、売上高は802百万円(前年同四半期比27.0%増)となり、セグメント利益は、会社分割で機能を集約したことによる販管費の圧縮等により、69百万円(同11.5%増)となりました。
(プロパティ事業)
プロパティ事業では、袋井センターにおける不動産賃貸及び他社物流業務受託の拡大を図ったほか、2019年9月に新たに静岡県掛川市に不動産を取得し、更なる事業拡大に取り組んでまいりました。
この結果、売上高は57百万円(前年同四半期比17.4%増)、物流業務受託における作業人員確保に伴う費用の増加により、セグメント利益は22百万円(同49.9%減)となりました。
財政状態の分析は、次のとおりであります。
① 資産
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、7,457百万円(前連結会計年度末比1,228百万円増)となりました。
流動資産の減少(同37百万円減)は、主にたな卸資産が69百万円、受取手形及び売掛金が67百万円増加したものの、現金及び預金が153百万円減少したことによるものであります。
固定資産の増加(同1,265百万円増)は、主に土地が960百万円、有形固定資産のその他が328百万円増加したことによるものであります。
② 負債
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、2,854百万円(前連結会計年度末比1,222百万円増)となりました。
流動負債の増加(同209百万円増)は、主に買掛金が73百万円、その他が71百万円、1年内返済予定の長期借入金が52百万円増加したことによるものであります。
固定負債の増加(同1,013百万円増)は、主に長期借入金が892百万円、資産除去債務が72百万円増加したことによるものであります。
③ 純資産
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、4,602百万円(前連結会計年度末比5百万円増)となり、この結果、自己資本比率は61.7%となりました。
純資産の増加は、主に為替換算調整勘定が3百万円減少したものの、利益剰余金が9百万円増加したことによるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(事業の譲受)
当社は、2019年8月6日開催の取締役会において、株式会社日本ヘルスケアアドバイザーズが営む一般用漢方製剤の通信販売事業を譲り受けることについて決議し、同日付で事業譲渡契約を締結いたしました。その後、2019年9月1日付で事業を譲受いたしました。
なお、詳細につきましては「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 企業結合等関係」に記載のとおりであります。
(固定資産の取得)
当社は、2019年9月26日開催の取締役会において、固定資産の取得を決議し、同日付で不動産売買契約を締結いたしました。
(1)取得の目的
プロパティ事業の更なる業容拡大を目的として、当該固定資産を取得いたしました。
(2)取得資産の内容
① 固定資産の種類 土地及び建物
② 所在地 静岡県掛川市淡陽18番1
③ 土地面積 106,759.27㎡
④ 取得価額 1,302百万円
(注)上記の金額は取得に係る諸費用及び資産除去債務に対応する除去費用の資産計上額を含めた合計額であります。
⑤ 契約締結日 2019年9月26日
⑥ 物件引渡日 2019年9月30日