第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

  文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

    (1) 財政状態及び経営成績の状況

  当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、堅調な企業収益を背景に、雇用・所得環境の改善が続くなか、各種政府政策の効果により、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、中国経済の先行き、英国のEU離脱、中東地域を巡る情勢等の海外経済の動向や金融資本市場の変動等、先行き不透明な状況が続いてまいりました。

 小売、卸売業界におきましては、消費税増税に加え、暖冬による影響により厳しい状況が続いてまいりました。通信販売業界におきましては、EC(電子商取引)の拡大が市場を下支えするとともに、ポイント還元策等による政策で増税後の消費マインドに持ち直しの動きが見られるものの、人手不足による人件費の上昇や物流費の高騰が負担となり、厳しい状況が続いてまいりました。

 このような環境のなか、当社グループは継続的な成長に加え、企業価値の向上を目指し、「将来の成長に向けた挑戦」をスローガンに、「進化するウェルネス&ライフサポート企業」を将来ビジョンとし、「差別化戦略の推進・将来の成長に向けた挑戦・強固な経営基盤の構築」を経営方針として掲げ、既存事業においては、強みである独自性の高い商品や医薬品等機能性の高い商品開発の推進、ヘルスケア商材の積極投資、また、成長が見込まれる海外市場への販路開拓により売上拡大を図るとともに、コストコントロールの徹底による収益改善に注力し、事業の成長及び利益確保に努めてまいりました。また、プロパティ事業においては、静岡県掛川市に不動産を取得したほか、物流業務受託等不動産賃貸以外への多角化及び収益化を進め、新たな収益基盤として事業拡大に取り組んでまいりました。

  この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は5,079百万円前年同四半期比12.7%増)となりました。

  損益面では、営業利益は257百万円(同42.2)、経常利益は284百万円(同53.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は222百万円(同88.8%増)となりました。

  セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

  なお、売上高については、セグメント間取引の調整後の数値であり、セグメント利益又は損失については、セグメント間取引の調整前の数値であります。

 

  (小売事業)

  小売事業では、カタログ・インターネットを中心に展開する健康美容関連商品の通信販売においては、主力商品「メタボメ茶」やオールインワンシャンプー「hugm(ハグム)」の拡販により、新規顧客の獲得及び定期会員の確保に注力したほか、機能性表示食品の開発や既存商品のリニューアルを推進し、より機能性の高い商品の品揃え強化及び拡販に注力してまいりました。また、ECモールにおいては、グループ間で売上分析や広告展開等のノウハウを共有し、売上拡大及び効率改善を図り、育児関連商品や健康茶のよりどりセット等を展開いたしました。しかしながら、小売業界における消費税増税の影響は色濃く、低調となりました。海外販売においては、台湾及び中国を中心にアジア圏にて、インターネットサイトやSNS等による拡販を進めてまいりましたが、春節以降は新型肺炎の拡大等の影響により、厳しい状況となりました。

 この結果、売上高は3,001百万円(前年同四半期比1.3%減)、広告運用の見直しにより利益率の改善は進んだものの、セグメント損失は2百万円(前年同四半期は34百万円の損失)となりました。

 

  (卸売事業)

  卸売事業では、テレビショッピングを中心に、美容系サプリ「J’s kami高麗」「INJUV(インジュブ)」が引き続き好調に推移したほか、「J.avectoi熟成発酵美容液マスク」が売上拡大に貢献いたしました。小売店向けにおいては、増税や暖冬の影響により、あたたか素材を使った衣類「Le bois(ルボア)」や雑貨等の定番品が苦戦したものの、卸売事業の吸収分割による機能の集約及び効率化により、利益の確保に努めてまいりました。

  この結果、売上高は1,945百万円(前年同四半期比42.5%増)、セグメント利益は、売上高の伸長に伴い、204百万円(同58.5%増)となりました。

 

  (プロパティ事業)

  プロパティ事業では、袋井センターによる不動産賃貸及び他社物流業務受託の拡大を図ったほか、2019年9月に取得した掛川センターの賃貸等の営業を進めてまいりました。

 この結果、売上高は131百万円(前年同四半期比34.0%増)、物流業務受託における作業員確保に伴う費用の増加により、セグメント利益は52百万円(同37.6%減)となりました。

 

 財政状態の分析は、次のとおりであります。

 

① 資産

  当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、7,559百万円(前連結会計年度末比1,330百万円増)となりました。

  流動資産の増加(同167百万円)は、主に現金及び預金が83百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が202百万円、その他が25百万円増加したことによるものであります。

  固定資産の増加(同1,163百万円増)は、主に投資その他の資産のその他が106百万円減少したものの、土地が960百万円、建物及び構築物(純額)が317百万円増加したことによるものであります。

 

② 負債

  当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、2,786百万円(前連結会計年度末比1,153百万円増)となりました。

  流動負債の増加(同191百万円増)は、主にその他が57百万円、未払法人税等が54百万円、買掛金が47百万円それぞれ増加したことによるものであります。

  固定負債の増加(同962百万円増)は、主に長期借入金が837百万円、資産除去債務が72百万円増加したことによるものであります。

 

③ 純資産

  当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、4,773百万円(前連結会計年度末比177百万円増)となり、この結果、自己資本比率は63.1%となりました。

  純資産の増加は、主に利益剰余金が179百万円増加したことによるものであります。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

  当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ107百万円減少し、1,475百万円となりました。

  当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

  営業活動の結果獲得した資金は、202百万円(前年同四半期比79.0%増)となりました。

  これは、主に売上債権の増加202百万円、法人税等の支払額55百万円があったものの、税金等調整前四半期純利益331百万円、その他の純増56百万円、仕入債務の増加47百万円があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

  投資活動の結果使用した資金は、1,134百万円(前年同四半期比488.4%増)となりました。

  これは、主に保険積立金の解約による収入174百万円があったものの、有形固定資産の取得による支出1,259百万円があったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

  財務活動の結果獲得した資金は、828百万円(前年同四半期は214百万円の使用)となりました。

  これは、主に長期借入金の返済による支出128百万円、配当金の支払額42百万円があったものの、長期借入れによる収入1,000百万円があったことによるものであります。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

  該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。