当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、当初景気は緩やかな回復基調で推移したものの、米中貿易摩擦や不安定な中東情勢等の海外リスクに加え、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う世界経済の混乱や、国内においても緊急事態宣言発令による企業活動の制限及び消費停滞等により足元の景気が急速に悪化するなど、先行き不透明感は一層強まってまいりました。
小売、卸売業界におきましては、消費税増税に伴う影響に加え、インバウンド需要の減少や小売店の営業自粛等により、厳しい経営環境が続いてまいりました。通信販売業界におきましては、外出抑制によりEC(電子商取引)を中心に利用増加がみられ、非対面であることから比較的影響は抑えられたものの、先行き不安を背景に感染症関連商材や生活必需品以外の財布の紐は固く、注視が必要な状況となっております。
このような厳しい経営環境におきまして、当社グループ(当社及び連結子会社)は、「将来の成長に向けた挑戦」をスローガンに、「進化するウェルネス&ライフサポート企業」を将来ビジョンとし、「差別化戦略の推進・将来の成長に向けた挑戦・強固な経営基盤の構築」を経営方針として掲げ、継続的な成長及び企業価値の向上に取り組んでまいりました。小売、卸売事業においては、独自性や機能性の高い商品の開発により差別化を図るほか、ECモールの運営や物流業務等のグループ間の共通業務におけるシナジー向上や効率改善、不採算部門の見直し等に取り組み、収益力の改善を図ってまいりました。また、プロパティ事業においては、新たに静岡県掛川市に取得した不動産の賃貸拡大を推進するとともに、物流業務受託等不動産賃貸以外への多角化及び収益化に注力してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は7,451百万円(前年同四半期比9.4%増)となりました。
損益面では、営業利益は339百万円(同72.2%増)、経常利益は366百万円(同66.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は318百万円(同104.4%増)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
なお、売上高については、セグメント間取引の調整後の数値であり、セグメント利益又は損失については、セグメント間取引の調整前の数値であります。
(小売事業)
小売事業では、カタログ・インターネットを中心に展開する健康美容関連商品の通信販売においては、機能性表示食品「メタボメ青汁スッキリーナ」「カロバリア」「きおく元気」の発売により品揃え強化を図るとともに、新規顧客開拓については、「hugm(ハグム)」等の費用対効果の高い商材にシフトするなど、広告費運用の見直しを図るなど、収益性の改善に取り組んでまいりました。ECモールにおいては、グループ間の販売ノウハウの共有による運営体制の見直しや、ギフト関連商材の品揃え拡充によりイベント需要等セール開催に合わせた売上底上げを図ってまいりました。
この結果、売上高は4,544百万円(前年同四半期比1.8%減)、セグメント損失は6百万円(前年同期は77百万円の損失)となりました。
(卸売事業)
卸売事業では、実店舗小売店向けの衣類及び雑貨の販売においては、消費税増税や暖冬での落ち込みに加え、営業自粛の影響や、展示会等による販路開拓が進まなかったことも重なり、非常に厳しい状況が続いたものの、テレビショッピング中心の販売においては、巣籠り需要により安定的に人気のある美容系サプリ「J’s kami高麗」のほか、「熟成発酵黒にんにくゼリー」「J.avec toiシリーズ」が好調に推移いたしました。また、費用面では、グループ内の機能集約及び業務効率見直しによる利益確保に取り組んでまいりました。
この結果、売上高は2,661百万円(前年同四半期比31.0%増)、セグメント利益は221百万円(同49.6%増)となりました。
(プロパティ事業)
プロパティ事業では、袋井センターに加え、2019年9月に取得した掛川センターによる不動産賃貸及び他社物流業務受託先の開拓により、売上拡大に努めてまいりました。
この結果、売上高は245百万円(前年同四半期比63.5%増)、物流業務受託における人件費が増加したことにより、セグメント利益は119百万円(同2.6%減)となりました。
財政状態の分析は、次のとおりであります。
① 資産
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、7,497百万円(前連結会計年度末比1,268百万円増)となりました。
流動資産の増加(同86百万円増)は、主に有価証券が19百万円減少したものの、現金及び預金が91百万円、受取手形及び売掛金が21百万円増加したことによるものであります。
固定資産の増加(同1,181百万円増)は、主に土地が960百万円、建物及び構築物(純額)が303百万円増加したことによるものであります。
② 負債
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、2,675百万円(前連結会計年度末比1,042百万円増)となりました。
流動負債の増加(同146百万円増)は、主に賞与引当金が44百万円、未払法人税等が41百万円、その他が38百万円増加したことによるものであります。
固定負債の増加(同896百万円増)は、主に長期借入金が772百万円増加、資産除去債務が72百万円増加したことによるものであります。
③ 純資産
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、4,821百万円(前連結会計年度末比225百万円増)となり、この結果、自己資本比率は64.3%となりました。
純資産の増加は、主に利益剰余金が233百万円増加したことによるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。