第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

  文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響下における経済活動の制限や個人消費の低迷が続くなか、政府による各種政策や海外経済の改善により、一部で持ち直しの動きがみられるものの、感染力の強い変異株の出現や3月からの感染再拡大を受け、一部地域での緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が発出されるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。

小売、卸売業界におきましては、コロナ禍での新しい生活様式がもたらす消費行動の変化により、通信販売やテレビショッピング等の在宅で利用可能なチャネルは好調である一方、実店舗販売は時短営業や外出自粛等の影響により、業態や商材により明暗が分かれるなど、極めて厳しい状況が続いております。通信販売業界におきましては、巣ごもり需要の高まりを背景にEC(電子商取引)を中心に好調に推移するものの、参入企業の増加等により競合他社との競争が激化する様相となっております。

このような環境のなか、当社グループは安定的かつ継続的な成長と企業価値の向上を目指し、「進化するウェルネス&ライフサポート企業」を将来のビジョンとし、「将来の成長に向けた挑戦」をスローガンとした中期経営計画の達成に向け、各事業の拡大及び利益確保に取り組んでまいりました。

この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は8,318百万円(前年同四半期比11.6%増)となりました。

損益面では、営業利益は694百万円(同104.5%増)、経常利益は714百万円(同94.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は569百万円(同78.9%増)となりました。

セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

なお、売上高については、セグメント間取引の調整後の数値であり、セグメント利益又は損失については、セグメント間取引の調整前の数値であります。

 

 (小売事業)

 小売事業では、広告出稿及びカタログ配布の効率化による費用対効果の改善を中心としたコスト低減に努め、スマホアプリ経由の注文促進を図るとともに、ARやLive配信による情報発信等の自宅でも楽しめるコンテンツ導入によりデジタルシフトを進めてまいりました。また、新規顧客開拓の主力商品である「hugm(ハグム)ナチュラルシャンプー」のリニューアルや地元静岡県島田市での「島田の逸品」認定、商品ブランドサイトの立ち上げ等によりブランド価値向上及び売上拡大に取り組んでまいりました。ECモールにつきましては、引き続き新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う消費者ニーズの変化に即した販促を強化し、健康・美容関連商品、育児関連商品、ペット用品等を中心に受注が伸長いたしました。海外販売においては、中国の大手ECモールTmall国際での販売を中心に、売上拡大を図ってまいりました。

 この結果、売上高は4,806百万円(前年同四半期比5.7%増)、セグメント利益は211百万円(前年同四半期は6百万円の損失)となりました。

 

 (卸売事業)

 卸売事業では、コロナ禍の巣ごもり需要において好調なテレビショッピングにて、販売力のある出演者及び放映枠の確保に注力し、主力商品の高麗人参エキス配合のサプリメント「J’s kami高麗」、健康食品「熟成発酵濃縮黒にんにくゼリー」、化粧品ブランド「J.avectoi」シリーズが引き続き好調に推移いたしました。また、グループ内の機能集約及び業務効率見直しによる収益力の強化に取り組んでまいりました。

 この結果、売上高は3,127百万円(前年同四半期比17.5%増)、セグメント利益は301百万円(同36.1%増)となりました。

 

 (プロパティ事業)

 プロパティ事業では、袋井センター及び掛川センターにおける賃貸稼働率の向上のほか、他社出荷業務の受託量拡大に取り組み、売上が伸長いたしました。また、人員配置の最適化等により収益性の改善も進みました。

 この結果、売上高は384百万円(前年同四半期比56.5%増)、セグメント利益は170百万円(同42.9%増)となりました。

 

 財政状態の分析は、次のとおりであります。

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、7,940百万円(前連結会計年度末比183百万円増)となりました。

  流動資産の増加(同319百万円増)は、主に受取手形及び売掛金が153百万円減少したものの、現金及び預金が508百万円増加したことによるものであります。

 固定資産の減少(同135百万円減)は、主に投資その他の資産のその他が84百万円、建物及び構築物(純額)が38百万円減少したことによるものであります。

 

(負債)

  当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、2,615百万円(前連結会計年度末比211百万円減)となりました。

  流動負債の減少(同56百万円減)は、主に賞与引当金が39百万円増加したものの、その他が83百万円減少したことによるものであります。

  固定負債の減少(同154百万円減)は、主に長期借入金が146百万円減少したことによるものであります。

 

(純資産)

  当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、5,325百万円(前連結会計年度末比395百万円増)となり、この結果、自己資本比率は67.1%となりました。

  純資産の増加は、主に利益剰余金が399百万円増加したことによるものであります。

 

(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

  前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

  当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

  当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

  該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。