なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
国内のインターネットを取り巻く市場は、インターネットの利用者数が平成27年末時点で推計1億46万人、インターネット利用者の割合は前年と同じ83.0%となりました(総務省の平成27年「通信利用動向調査」平成28年7月公表)。
モバイルビジネスを取り巻く環境につきましては、平成28年3月末時点のスマートフォン契約数が7,715万件(端末契約数の59.9%)となり,スマートフォン契約数は2018年度に1億件に達する見通しであります(MM総研「2016年度上期 携帯電話端末出荷と契約数の推移・予測」平成28年11月公表)。
このような状況の下、当社グループでは、平成28年8月より、EC事業をライフスタイルサポート事業から切り出し、単独セグメント化しております。これにより、当社グループの事業セグメントは「エンターテインメント事業」、「ライフスタイルサポート事業」、「EC事業」の3つになります。
エンターテインメント事業では継続して新規スマートデバイス向けゲーム開発に取り組みながら、既存ゲームの機動的な運用を進め、過去最高のセグメント売上・利益を達成いたしました。
ライフスタイルサポート事業では各サービスのユーザビリティの向上等更なる充実に注力し、それぞれの産業領域におけるマーケットシェアの拡大及び安定的な成長に向けて取り組み、過去最高のセグメント売上を達成いたしました。
EC事業では中長期目標に沿って引き続きフルフィルメント(注)の強化に取り組んでまいりました。
その結果、当社グループは当第2四半期連結会計期間において過去最高の四半期売上を達成いたしました。また、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、平成27年12月に本社移転による一過性費用の計上があったため、前年同四半期比で大幅に増加いたしました。
(注)フルフィルメントとは、ネット通販における受注管理、在庫管理、ピッキング、商品仕分け・梱包、発送、代金請求・決済処理等、通販ビジネスで最も重要なコアプロセス全般を指します。また、苦情処理・問い合わせ対応、返品・交換対応等のカスタマーサポートや顧客データ管理等の周辺業務も含まれます。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は15,283,491千円(前年同四半期比52.4%増)、営業利益は1,022,687千円(前年同四半期比53.7%増)、経常利益は1,071,063千円(前年同四半期比76.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は676,052千円(前年同四半期比119.1%増)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間におけるセグメント別の業績は以下のとおりであります。
<エンターテインメント事業>
エンターテインメント事業では、主にスマートデバイス(スマートフォン及びタブレット端末)向けゲームやツールアプリの企画・開発・運営を行っております。
ゲームアプリにつきましては、平成28年12月22日に新作「放課後ガールズトライブ」(覚醒少女バトルRPG)をリリースいたしました。なお、「放課後ガールズトライブ」は平成29年1月10日より課金開始したため、当第2四半期においては1ヶ月弱の収益寄与となります。
既存ゲームアプリにつきましては、平成26年12月にリリースした「ユニゾンリーグ(Unison League)」(新感覚リアルタイムRPG)及び平成28年6月9日にリリースした「ヴァルキリーコネクト(Valkyrie Connect)」(至高のハイファンタジーRPG)が好調に推移しました。また、「ヴァルキリーコネクト」はグローバル展開も順調に進み、エンターテインメント事業の海外売上を大きく引上げました。これにより、エンターテインメント事業は、過去最高のセグメント売上・利益を達成いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は8,976,207千円(前年同四半期比63.1%増)、セグメント利益は1,109,448千円(前年同四半期比12.1%増)となりました。
<ライフスタイルサポート事業>
ライフスタイルサポート事業では、ライフイベントや日常生活に密着した比較サイト・情報サイト等、有益な情報を提供する様々な便利なウェブサービスの企画・開発・運営を行っております。
サブセグメント事業については、引越し関連事業「引越し侍」、自動車関連事業「ナビクル」が日々のサイトの改善、プロモーション活動などにより培ったノウハウやブランディング戦略が奏功し、さらに季節要因もけん引役となり、順調に利用者を増やし、継続して業界トップクラスのシェアを維持しております。
ブライダル関連事業の主要サービスである「すぐ婚navi」は、更なるサービスの拡大成長を遂げるべく、平成28年11月8日にサービスブランドを「ハナユメ」に変更し、新ブランドの確立に注力しています。
「ハナユメ」を中心としたブライダル関連事業は、全国6エリアに12店舗のウェディングデスクを展開し、「ハナユメ定額ウェディング」や「ハナユメフォト」等のブライダル周辺サービスを拡充しながら、サービスの品質向上に努め、ブランド認知度向上のための先行投資を行っております。「ナビナビキャッシング」を中心とする金融メディア事業は同業他社と競争が激化する中、引き続き利用者数を伸ばしております。このようにライフスタイルサポート事業は安定的かつ継続的な収益向上に取り組み、過去最高のセグメント売上を達成いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は5,605,268千円(前年同四半期比35.7%増)、セグメント利益は696,791千円(前年同四半期比6.0%増)となりました。
<EC事業>
EC事業では、大型商材のEC化に本格参入し、自転車通販サイト「cyma -サイマ-」の運営を行っております。
EC事業においては、ウェブサイトのユーザビリティの向上等を進めながら、引き続きフルフィルメントの強化に注力しており、売上が前年同四半期比で大幅に増加いたしました。なお、11月~1月(冬季)は自転車販売の閑散期であり、来る第3四半期(2月~4月)の繁忙期に向け、出荷体制の強化を図っております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は702,015千円(前年同四半期比76.7%増)、セグメント損失は80,914千円(前年同四半期は105,283千円の損失)となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第2四半期連結会計期間末における総資産は10,464,697千円となり、前連結会計年度に比べ877,697千円増加いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金の増加576,079千円によるものであります。
② 負債
当第2四半期連結会計期間末における負債は4,812,952千円となり、前連結会計年度に比べ297,961千円増加いたしました。これは主に、短期借入金の減少242,000千円があったものの、未払金の増加492,977千円によるものであります。
③ 純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産は5,651,745千円となり、前連結会計年度に比べ579,736千円増加いたしました。これは主に、利益剰余金の増加534,483千円によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、3,508,114千円(前年同四半期比112.8%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は794,647千円(前年同四半期は102,149千円の使用)となりました。これは主に売上債権の増加額576,079千円及び法人税等の支払額453,210千円があったものの、税金等調整前四半期純利益1,071,063千円及び未払金の増加額490,971千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は430,349千円(前年同四半期比53.1%減)となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出291,341千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は383,067千円(前年同四半期比11.0%減)となりました。これは主に、短期借入金の純減少額242,000千円及び配当金の支払額141,348千円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、50,779千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。