第2【事業の状況】

 

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 国内のインターネットを取り巻く市場は、インターネットの利用者数が平成27年末時点で推計1億46万人、インターネット利用者の割合は前年と同じ83.0%となりました(総務省の平成27年「通信利用動向調査」平成28年7月公表)。

 モバイルビジネスを取り巻く環境につきましては、平成28年3月末時点のスマートフォン契約数が7,715万件(端末契約数の59.9%)となり,スマートフォン契約数は2018年度に1億件に達する見通しであります(MM総研「2016年度上期 携帯電話端末出荷と契約数の推移・予測」平成28年11月公表)。

 このような状況の下、当社グループでは、平成28年8月より、EC事業をライフスタイルサポート事業から切り出し、単独セグメント化しております。これにより、当社グループの事業セグメントは「エンターテインメント事業」、「ライフスタイルサポート事業」、「EC事業」の3つになります。

 エンターテインメント事業では継続して新規スマートデバイス向けゲーム開発に取り組みながら、既存ゲームの機動的な運用及び積極的な海外展開を進め、過去最高のセグメント売上・利益を達成いたしました。

 ライフスタイルサポート事業では各サービスのユーザビリティの向上等更なる充実に注力し、それぞれの産業領域におけるマーケットシェアの拡大及び安定的な成長に向けて取り組み、過去最高のセグメント・利益売上を達成いたしました。

 EC事業では中長期目標に沿って引き続きフルフィルメント(注)の強化に取り組んでまいりました。

その結果、当社グループは当第3四半期連結会計期間において過去最高の四半期売上・利益を達成いたし、売上・利益ともに前年同四半期比で大幅に増加いたしました。

 

(注)フルフィルメントとは、ネット通販における受注管理、在庫管理、ピッキング、商品仕分け・梱包、発送、代金請求・決済処理等、通販ビジネスで最も重要なコアプロセス全般を指します。また、苦情処理・問い合わせ対応、返品・交換対応等のカスタマーサポートや顧客データ管理等の周辺業務も含まれます

 

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は25,190,382千円(前年同四半期比55.4%増)、営業利益は2,770,915千円(前年同四半期比89.2%増)、経常利益は2,809,512千円(前年同四半期比106.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,838,456千円(前年同四半期比133.2%増)となりました。

 

 当連結会計年度におけるセグメント別の業績は次のとおりであります。

 なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

 

<エンターテインメント事業>

 エンターテインメント事業では、主にスマートデバイス(スマートフォン及びタブレット端末)向けゲームやツールアプリの企画・開発・運営を行っております。

 ゲームアプリにつきましては、既存ゲームにおいて、平成26年12月にリリースした「ユニゾンリーグ(Unison League)」(新感覚リアルタイムRPG)及び平成28年6月にリリースした「ヴァルキリーコネクト(Valkyrie Connect)」(至高のハイファンタジーRPG)が国内外ともに好調に推移し、エンターテインメント事業は、過去最高のセグメント売上・利益を達成いたしました。

 

 

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は14,177,117千円(前年同四半期比62.9%増)、セグメント利益は2,549,851千円(前年同四半期比60.3%増)となりました。

 

 

 

<ライフスタイルサポート事業>

 ライフスタイルサポート事業では、ライフイベントや日常生活に密着した比較サイト・情報サイト等、有益な情報を提供する様々な便利なウェブサービスの企画・開発・運営を行っております。

 主要サブセグメント事業となる引越し関連事業、自動車関連事業、ブライダル関連事業、金融メディア事業は日々のサイトの改善、プロモーション活動などにより培ったノウハウやブランディング戦略が奏功し、さらに繁忙期需要増がけん引役となり、順調に利用者を増やし、総じて過去最高の売上を達成いたしました。

 「引越し侍」で知られている引越し関連事業及び「ナビクル」を中心とする自動車関連事業は継続して業界トップシェアを維持しております。「ハナユメ」を中心としたブライダル関連事業は、全国6エリアに12店舗のウェディングデスクを展開し、「ハナユメ定額ウェディング」や「ハナユメフォト」等のブライダル周辺サービスを拡充しながら、サービスの品質向上に努め、順調に利用者を増やしております。「ナビナビキャッシング」を中心とする金融メディア事業は同業他社と競争が激化する中、引き続き利用者数を伸ばしております。このようにライフスタイルサポート事業は安定的かつ継続的な収益向上に取り組み、過去最高のセグメント売上・利益を達成いたしました。

 

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は9,596,128千円(前年同四半期比43.7%増)、セグメント利益は1,412,724千円(前年同四半期比16.6%増)となりました。

 

 

  <EC事業>

 EC事業では、大型商材のEC化に本格参入し、自転車通販サイト「cyma -サイマ-」の運営を行っております。

 EC事業においては、ウェブサイトのユーザビリティの向上等を進めながら、引き続きフルフィルメントの強化に注力しており、事業規模が順調に拡大し、売上高が前年同四半期比で大幅に増加いたしました。

 

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,417,135千円(前年同四半期比71.0%増)、セグメント損失は146,124千円(前年同四半期は129,132千円の損失)となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

① 資産

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は12,139,713千円となり、前連結会計年度に比べ2,552,713千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金の増加910,420千円及び受取手形及び売掛金の増加1,173,042千円によるものであります。

 

② 負債

 当第3四半期連結会計期間末における負債は5,420,843千円となり、前連結会計年度に比べ905,852千円増加いたしました。これは主に、短期借入金の減少338,000千円があったものの、買掛金の増加221,723千円、未払金の増加550,078千円及び未払法人税等の増加274,152千円によるものであります。

 

③ 純資産

 当第3四半期連結会計期間末における純資産は6,718,869千円となり、前連結会計年度に比べ1,646,860千円増加いたしました。これは主に、利益剰余金の増加1,602,362千円によるものであります。

 

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、62,979千円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。