第2【事業の状況】

 

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当社グループは「みんなで幸せになれる会社にすること」、「今から100年続く会社にすること」を経営理念としております。この経営理念のもとすべての役員及び従業員が一丸となり、さまざまな技術領域・ビジネス領域において、インターネットやスマートデバイス(スマートフォン及びタブレット端末)を通じて個人の利用者の皆様に支持・利用していただけるゲームコンテンツ、比較サイト・情報サイトやECサイトなどの企画・開発・運営を行っております。具体的には、「人と人とのつながりの実現」をテーマに、世界中の人々に娯楽を提供するスマートデバイス向けゲームやツールアプリケーションの企画・開発及び運営を行う「エンターテインメント事業」、人生のイベントや日常生活に密着し、有益な情報を提供する比較サイト・情報サイトなど、様々なウェブサービスの企画・開発及び運営を行う「ライフスタイルサポート事業」、そして自社在庫を持ち、完全組立自転車をお届けする利便性を実現する自転車専門通販サイトの企画・開発及び運営を行う「EC事業」の3つの事業軸でビジネスを展開しております。

 

平成30年7月期第3四半期連結累計期間は前年同四半期比で増収増益となりました。

ライフスタイルサポート事業及びEC事業の繁忙期需要が功を奏し、売上高が増加しました。利益の増加につきましては、主にライフスタイルサポート事業の寄与によるものであります。

 

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は28,338,846千円(前年同四半期比12.5%増)、営業利益は3,809,225千円(前年同四半期比37.5%増)、経常利益は3,852,563千円(前年同四半期比37.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,650,824千円(前年同四半期比44.2%増)となりました。

なお、当第3四半期連結累計期間におけるセグメント別の業績は次のとおりであります。

 

<エンターテインメント事業>

エンターテインメント事業では、自社で開発したオリジナルスマートデバイス向けゲームアプリケーション(以下「ゲームアプリ」)をApple Inc.が運営するApp Store及びGoogle Inc.が運営するGoogle Play等、アプリケーション(以下「アプリ」)を配信する専用のプラットフォームを通じて、世界中の人々に提供しております。ゲームアプリ自体は基本無料で提供し、ユーザーがゲームをより効率よく進めるためのアイテムを購入することで、そのアプリ内アイテム購入代金が主な収益となります。

 

当第3四半期連結会計期間においては、新規タイトルのリリースに向けて注力してまいりました。既存タイトルにつきましては、全体として減収傾向にあり、売上が前年同四半期比で減少しました。一方、セグメント利益につきましては、売上トレンドを見据えながら広告費を抑制し、効率的な運用を実施したため、前年同四半期比で増益となりました。

 

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は12,511,815千円(前年同四半期比11.7)、セグメント利益は2,949,368千円(前年同四半期比15.7%増)となりました。

 

<ライフスタイルサポート事業>

ライフスタイルサポート事業では、引越し関連、自動車関連、ブライダル関連、金融メディア等様々な事業領域において個人の利用者に向けてサービスを展開する事業者と提携し、「三方よし」のサービス理念のもと、人生のイベントや日常生活に密着した比較サイト・情報サイト等様々な便利なウェブサービスを展開しております。個人の利用者は基本無料で利用でき、パートナー企業に見込客を紹介することに対する紹介手数料及び成約報酬が主な収益であります。

サブセグメントとして、引越し関連事業、自動車関連事業、ブライダル関連事業、金融メディア事業、その他があります(注)。

引越し・自動車関連事業は引き続き日々のサイトの改善、プロモーション活動などにより順調に利用者を増やし、継続して業界トップシェアを維持しております。ブライダル関連事業は、全国6エリアに12店舗のハナユメウエディングデスクを展開しており、継続して「ハナユメ定額ウエディング」、「ハナユメフォト」等のブライダル周辺サービスを拡充しながら、サービスの品質向上に注力し、順調に利用組数を増やしております。金融メディア事業はキャッシング・カードローン総合比較サイト「ナビナビキャッシング」に加え、クレジットカード比較・情報サイト「ナビナビクレジットカード」が寄与し、継続して安定的に成長しております。さらに、住宅ローン比較・情報サイト「ナビナビ住宅ローン」及びFX比較・情報サイト「ナビナビFX」も順次立ち上げ、引き続き利用者数を伸ばしております。

 

各サブセグメント事業が総じて好調に推移し、中でも引越し関連事業が引越し業界の人手不足による引越し料金の高騰並びに3月の繁忙期需要が功を奏し、売上高が大幅に増加いたしました。セグメント利益につきましては、売上成長による利益寄与に加え、主にブライダル関連事業における利益寄与がけん引し、前年同四半期比で増収増益となりました。ブライダル関連事業は、平成29年7月期にはサービス名称変更後、サービス認知度向上のためのTVCM等、広告投資が集中したことに対し、当第3四半期連結累計期間においては、事業成長と効率的な広告投資により、前年同四半期比で増収増益となりました。

 

(注)平成29年12月に子会社化したIncrements株式会社につきましては、当第3四半期連結会計期間よりライフスタイルサポート事業に区分しております。サブセグメントにおける「その他」には、Increments株式会社が運用するプログラマ向けの技術情報共有サービス「Qiita(キータ)」及び手軽に書けるチーム内情報共有ツール「Qiita:Team(キータチーム)」を含め、女性向け生理日予想・体調管理アプリ「ラルーン」及びその他新規サービスが含まれます。

 

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は13,848,298千円(前年同四半期比44.3%増)、セグメント利益は2,314,313千円(前年同四半期比63.8%増)となりました。

 

<EC事業>

EC事業では、東海、関東、関西3カ所に物流倉庫を構え、国内外から仕入れた200種類以上の完成品自転車を自社で在庫を持ち、専属のプロ整備士により整備された完全組立自転車をオンラインで販売し、自宅までお届けする独自性の高い自転車専門通販サイトを展開しております。

主な収益は自転車の販売代金であります。

自転車専門通販サイト「cyma-サイマ-」は平成2512月にサービスを立ち上げて以来、フルフィルメント(注)強化のため、段階的に投資を重ねてまいりました。当第3四半期連結累計期間におきましては、3月の繁忙期需要が高まり、前年同四半期比で売上高が増加いたしました。引き続き「自転車を買うならサイマ」というブランディングを目指し、プロモーション強化を行いつつ、継続して販売台数を伸ばしております。

 

(注)フルフィルメントとは、ネット通販における受注管理、在庫管理、ピッキング、商品仕分け・梱包、発送、代金請求・決済処理等、通販ビジネスで最も重要なコアプロセス全般を指します。また、苦情処理・問い合わせ対応、返品・交換対応等のカスタマーサポートや顧客データ管理等の周辺業務も含まれます。

 

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,978,732千円(前年同四半期比39.6%増)、セグメント損失は190,610千円(前年同四半期は146,124千円の損失)となりました。

 

(2)財政状態の分析

① 資産

当第3四半期連結会計期間末における総資産は15,853,234千円となり、前連結会計年度に比べ2,712,401千円増加いたしました。これは主に、売上高の増加に伴う受取手形及び売掛金の増加・たな卸資産の増加1,309,288千円並びにのれんの増加1,248,264千円によるものであります。

 

② 負債

当第3四半期連結会計期間末における負債は4,855,349千円となり、前連結会計年度に比べ828,590千円減少いたしました。これは主に、短期借入金の減少474,000千円及び未払法人税等の減少655,256千円によるものであります。

 

③ 純資産

当第3四半期連結会計期間末における純資産は10,997,884千円となり、前連結会計年度に比べ3,540,991千円増加いたしました。これは主に、利益剰余金の増加2,234,559千円及び自己株式の変動695,801千円によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、136,939千円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。