第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善傾向に足踏みがみられるなど一部で弱さが見られたものの全体としては緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、海外においては、経済の不確実性の高まりや金融資本市場の変動の影響に留意するべき状況となっております。

このような市場環境のもと、当社グループは、顧客のコミュニケーション戦略に関わるあらゆるニーズに対応できる「コミュニケーションファーム」としてサービスの充実と体制の強化をすすめ、「アジアNo.1のPRグループになる」という目標の達成に向けて引き続き堅調に成長を実現いたしました。

また当社は、9月に国内最大級のエンターテインメントメディア「CuRAZY」を運営する株式会社LAUGH TECHの子会社化を決定しましたが、グループの体制整備を進めながら、すでに多くの協業案件を獲得するにいたっています。

それらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は9,152百万円(前年同期比24.9%増)、営業利益は1,710百万円(前年同期比47.8%増)、経常利益は1,582百万円(前年同期比38.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は856百万円(前年同期比32.5%増)となりました。

さらに、当社グループが取り組むインベストメントベンチャー活動(ベンチャー企業等への出資)に関連して、出資先である株式会社フィル・カンパニーが11月に、リネットジャパングループ株式会社が12月に、いずれも東京証券取引所マザーズ市場への上場を果たしました。

 

セグメント業績は、次のとおりであります。

・PR事業

PR事業においては、当社グループの従来からの中核事業分野である戦略PRサービスを中心に顧客のコミュニケーション戦略にかかわる幅広いサービスを提供し、全体として堅調な成長を達成いたしました。

戦略PRサービスは、引き続き当社グループの中核事業として順調に業績を伸ばしており、国内だけでなくアジア・ASEAN地域を中心とした海外においても多くの案件を獲得し堅調に推移いたしました。

また、上場企業の顧客に対しては戦略PRとあわせて株式会社IRTVがIRサービスを提供し、特に投資家向け動画サービス「IRTV」は引き続き訴求性の高いサービスとして多くの案件を獲得しました。

さらに当社グループは、顧客のコミュニケーション戦略をサポートするために従来のPRの分野にとどまらない新しい分野にも積極的に取り組んでおり、特に昨年より当社グループが重点的に強化を進めているアドテクノロジーを活用したサービスの成長が目覚ましく、株式会社NewsTVが提供するビデオリリース配信サービス「NewsTV」が引き続き旺盛な需要に支えられ業績を伸ばしました。

以上の結果、PR事業全体では、売上高は8,149百万円(前年同期比23.3%増)、営業利益は1,432百万円(前年同期比46.8%増)となりました。

 

・ニュースリリース配信事業

株式会社PR TIMESが手掛けるニュースリリース配信事業においては、ニュースリリース配信サイト「PR TIMES」を初めとした多数のWebサイトにニュースリリースを配信・掲載し、その結果、平成28年10月には「PR TIMES」の利用企業社数が15,000社を突破しました。

その結果、ニュースリリース配信事業における売上高は1,018百万円(前年同期比26.7%増)、営業利益は232百万円(前年同期比16.8%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産の部)

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末に比べ2,721百万円増加し、11,141百万円となりました。

 流動資産におきまして当第3四半期連結会計期間末残高は、6,734百万円と前連結会計年度末に比べ1,031百万円の増加となりました。これは、現金及び預金が328百万円、受取手形及び売掛金が521百万円、未成業務支出金が250百万円増加したことが主な要因となります。

 固定資産におきまして当第3四半期連結会計期間末残高は、4,407百万円と前連結会計年度末に比べ1,690百万円の増加となりました。これは、無形固定資産が287百万円、投資有価証券が1,230百万円、敷金及び保証金が169百万円増加したことが主な要因となります。

 

(負債の部)

 当第3四半期連結会計期間末における負債は前連結会計年度末に比べ690百万円増加し、2,765百万円となりました。

 流動負債におきまして当第3四半期連結会計期間末残高は、2,598百万円と前連結会計年度末に比べ559百万円の増加となりました。これは、支払手形及び買掛金が234百万円、短期借入金が195百万円増加したことが主な要因となります。

 固定負債におきまして当第3四半期連結会計期間末残高は、167百万円と前連結会計年度末に比べ131百万円の増加となりました。これは、繰延税金負債が135百万円増加したことが主な要因となります。

 

(純資産の部)

 純資産におきまして当第3四半期連結会計期間末残高は、8,376百万円と前連結会計年度末に比べ2,031百万円の増加となりました。これは、資本金が148百万円、資本剰余金が728百万円、利益剰余金が692百万円、非支配株主持分が452百万円増加したことが主な要因となります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。