当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による休業要請や外出自粛等に加え、緊急事態宣言の発令により経済活動及び社会活動が制限され、景気が大幅に落ち込みました。緊急事態宣言の解除と政府の政策等により、消費活動に持ち直しの動きが見られるものの、回復の足取りは重く、感染症拡大の動向への懸念もあり先行きは不透明な状況にあります。
当社グループにおいては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、危機管理本部の設置と段階別対応方針の策定を行い、手洗い・アルコール消毒の徹底、各施設の消毒、従業員のマスク着用、主催イベントの中止、国内出張の自粛及び海外出張の取りやめ等をグループ全体で実施しました。また、各事業で「新しい生活様式」に則った施行・接客の標準化を図り、お客様と従業員の安全確保に努めました。
価値観や事業環境が急速に変化している環境下、当社グループは中期経営計画の重点施策を一部更新し、「未来へのトランスフォーメーション」・「生産性追求」・「人財開発と働く環境の整備」に取り組んでおります。具体的には社会変化等に対応する新サービス・新商品の開発、収益構造の改善等を強化しました。また、業務を抜本的に見直すBPRの拡大・加速、葬祭・婚礼・互助会事業に係るシステム刷新等、生産性の向上に努めました。更に、社員の健康増進に取り組む健康経営や、変化に対応するためのリーダー人財の育成、「働き方の新しいスタイル」に係るテレワークの導入等を積極的に推進しました。
しかしながら、当第1四半期連結累計期間における当社グループの経営成績は、新型コロナウイルス感染症の影響により売上高は1,727百万円(前年同期比33.0%減)、営業損失は156百万円(前年同期は営業利益113百万円)、経常損失は150百万円(前年同期は経常利益153百万円)、法人税等調整額の減少等により親会社株主に帰属する四半期純損失は70百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益101百万円)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであり、売上高についてはセグメント間の内部売上高または振替高を除き記載しております。
なお、当社は事業子会社の経営統括を主たる目的とする純粋持株会社であり、各連結子会社からの不動産賃貸料収入、経営管理料収入及び配当金を主たる収益としております。一方で、各セグメント(各連結子会社)の営業費用には、当社に対する不動産賃借料及び経営管理料が計上されております。
① 葬祭事業
葬祭事業につきましては、営業エリアの死亡者数は横ばいで推移しましたが、新型コロナウイルス感染症の流行により、参列や会食の自粛が強まり、葬儀の小規模化が加速しました。また、経済停滞や消費心理の冷え込み等により葬儀の低価格化が進行しました。
このような状況の下、施行時における会場レイアウトの変更や消毒・換気の徹底、Web事前相談への対応等を実施し、安全性を訴求しました。また、葬儀前後の付帯商材の販売促進、葬儀施行のライブ配信の提案、供花供物のオンライン決済の導入等に取り組みました。更に、小規模葬儀ニーズへの対応を充実させるため、「直葬・家族葬 とわノイエ 宇都宮」(栃木県宇都宮市)の新築オープン準備を進めました。しかしながら、葬儀施行単価が大幅に低下した結果、売上高は1,040百万円(前年同期比24.5%減)、営業損失は13百万円(前年同期は営業利益41百万円)となりました。
② 石材事業
石材事業につきましては、世界的な新型コロナウイルス感染症の流行により、インドや中国等の海外からの墓石・石材加工商品の入荷及び顧客への供給に遅延が生じました。また、ベトナムにおける墓石加工販売の事業運営が停滞する等の影響が生じました。
このような状況の下、店舗における感染防止策の実施と安全性の訴求、Webを活用したリモート営業の導入、付帯商材の販売促進や墓石のリフォーム・メンテナンスの推進等を実施しました。しかしながら、外出自粛や消費心理の冷え込み等により石材卸売数量及び墓石の新規建立件数が減少した結果、売上高は515百万円(前年同期比12.5%減)、営業利益は1百万円(同95.9%減)となりました。
③ 婚礼事業
婚礼事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の流行により、婚礼・宴会の中止や延期が相次ぎました。また、緊急事態宣言の発令期間中は婚礼会場(全6施設)を臨時休業する措置を講じました。緊急事態宣言の解除後は、施行時におけるソーシャルディスタンスの確保や飛沫防止パネルの設置、オンライン相談会等を実施し、安全性を訴求しました。また、料理のテイクアウトや宅配の推進、フォトウエディング等の新プランの開発、婚礼のキャンセル防止等に取り組みました。しかしながら、売上高は33百万円(前年同期比92.6%減)、営業損失は182百万円(前年同期は営業損失31百万円)となりました。
④ 生花事業
生花事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の流行により、葬儀の小規模化が加速し、生花需要の低迷に拍車が掛りました。このような状況の下、小規模葬儀向けの生花商品の開発、生花店や葬儀社等へのオンラインショップの訴求及び郵送・架電による営業活動等、新規取引先の開拓と既存取引先への深耕に注力しました。しかしながら、生花及び生花商品の卸売数量が減少した結果、売上高は84百万円(前年同期比27.0%減)、営業利益は25百万円(同30.9%減)となりました。
⑤ 互助会事業
互助会事業につきましては、広告宣伝及び郵送・架電による営業活動、施行後の再加入促進等に努めたものの、新型コロナウイルス感染症の流行により、セミナー・イベントの開催や訪問活動を自粛したこと等が影響し、会員募集が低迷しました。その結果、売上高は0百万円(前年同期比48.0%減)、営業損失は6百万円(前年同期は営業損失3百万円)となりました。
⑥ その他
その他の介護部門につきましては、サービス付き高齢者向け住宅の入居率の維持に努めました。その他の装販部門につきましては、既存取引先を中心に差別化商品の販売を強化しました。その結果、売上高は51百万円(前年同期比39.5%増)、営業利益は1百万円(前年同期は営業損失0百万円)となりました。
財政状態の状況は次のとおりであります。
(資産合計)
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は20,103百万円(前連結会計年度比1.5%減)となりました。
流動資産は4,915百万円(同0.1%減)となりました。これは主に、現金及び預金が104百万円、受取手形及び売掛金が37百万円減少したことによるものです。
固定資産は15,187百万円(同2.0%減)となりました。これは主に、減価償却費計上により建物及び構築物が55百万円及びその他(供託金)が300百万円減少したことによるものです。
(負債合計)
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、11,175百万円(前連結会計年度比1.7%減)となりました。
流動負債は1,508百万円(同8.7%減)となりました。これは主に、買掛金が58百万円及びその他(未払金)が108百万円減少したことによるものです。
固定負債は9,666百万円(同0.5%減)となりました。これは主に、長期借入金が57百万円減少したことによるものです。
(純資産合計)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、8,928百万円(前連結会計年度比1.3%減)となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が13百万円増加した一方で、利益剰余金が128百万円減少したことによるものです。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備の重要な変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
資本の財源及び資金の流動性に係る情報について、前連結会計年度の有価証券報告書「資本の財源及び資金の流動性に係る情報」に記載した内容から重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。