文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、「ワイヤレス・ブロードバンドサービスを通じて、より創造性あふれる社会の実現を目指す」ことを経営理念として掲げております。多くのエンドユーザのニーズに応じた通信環境の提供や関連サービスの提供を行っていくことで、より創造性のあふれる社会を実現し、また株主様やお客様などのステークホルダーの皆様にご満足いただけるよう企業価値の最大化を図ることを経営の基本方針としています。
(2) 中長期的な会社の経営戦略
① BtoC事業(ワイヤレス・ブロードバンド事業)
外部環境
・コンテンツのリッチ化に伴う通信帯域需要の拡大
・デバイスやライフスタイルの多様化に伴う通信需要の多様化
・通信サービス販売慣行の見直しなどによる競争環境の激化
事業戦略
・コスト効率の高い通信帯域の確保
・通信サービスおよび周辺機器の多様性の確保
・コスト効率の高い営業手法の確立
② BtoB事業(ワイヤレス・ビジネスドメイン事業)
外部環境
・東京オリンピックの開催を含めた訪日外国人の増加
・人口減少と超高齢化による労働力減少を補完するIoTソリューションの出現
事業戦略
・外国人向け通信環境の整備
・IoTソリューションに必要となる多様な通信サービスの提供
・様々なIoTソリューションをワンストップで提供するためのパートナー作り
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当社グループの継続的な発展及び経営基盤の安定を図っていくために、以下の事項を今後の事業展開における主要な課題として認識し、事業展開を図る方針であります。
① 次世代コア事業の育成について
当社グループは、複数のワイヤレス通信サービス(Wi-Fi・WiMAX・LTEといった異なる通信技術)をシームレスに提供するアグリゲーター(統合無線通信事業者)として、コンシューマー向けのサービス提供を軸に活動を行ってまいりました。今後は、IoT事業領域やセキュリティ事業領域での法人向けビジネスにおいても、子会社であるLTE-Xを軸として大きな付加価値を提供できる体制の構築を行い、当社グループの通信インフラを効率的に個人向け、法人向け双方にワイヤレス通信サービスを提供できる事業活動の推進を行ってまいります。
② 販売チャネルの拡充について
現在は株式会社ヨドバシカメラ経由での新規サービス加入者の構成比率が高く、同社への依存度が高い状態にあります。今後、携帯電話販売店等の同社以外の販売取次店の開拓等により販売チャネルの拡充を図り、当該依存度を低下させることに取り組んでまいります。
③ 有能な人材の獲得、育成
当社グループ事業の継続的な発展を実現するためには、有能な人材の獲得及び育成が重要であると考えております。そのために、事業構造や事業展開等を勘案したうえで必要な人材を適時採用する他、教育研修制度の拡充、外部ノウハウの活用などにも積極的に取り組んでまいります。
④ 内部管理体制の強化について
当社グループ事業の継続的な発展を実現させるためには、コーポレート・ガバナンス機能の強化は必須であり、そのために財務報告の信頼性を確保するための内部統制システムの適切な運用が重要であると認識しております。
コーポレート・ガバナンスに関しては、内部監査による定期的なモニタリングの実施と監査等委員や監査法人との連携を図ることにより適切に運用しておりますが、ステークホルダーに対して経営の適切性や健全性を確保しつつも、ベンチャー企業としての俊敏さも兼ね備えた全社的に効率化された組織体制の構築に向けて更に内部管理体制の強化に取り組んでまいります。
以下において、当社グループの事業展開その他に関してリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。
当社グループとしては、必ずしも事業展開上のリスク要因に値しないと考えられる事項についても、投資判断上、重要と考えられるものについては、投資者への積極的な情報開示の観点から記載しております。なお、これらのリスクを認識した上で、その回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式への投資判断は、本項及び本項以外の記載も併せて慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。また、以下の記載は当社グループに関連するリスクの全部を網羅したものではないことにご留意いただく必要があります。
なお、本文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 技術革新について
当社グループの属する情報通信業界においては、技術、顧客ニーズ及び業界環境等の変化が速く、頻繁に新技術に基づくサービスの開発、サービスの提供が行われております。当社グループは、単一の技術によらない通信サービスの提供を行っており、技術革新への対応をできるものと考えておりますが、重要な新技術の利用権の取得、顧客ニーズに合ったサービス開発等ができない場合には、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(2) 通信回線等の外部への依存について
当社グループは、ワイヤレス・ブロードバンドサービスの提供にあたり、独自の通信設備を持たず、外部から通信回線等の仕入を行い、当社グループのプラットフォームにおいてサービスを提供しております。
そのため、外部の通信事業者等から提供される通信回線等が長期にわたり中断する等の事象が発生した場合、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
また、何らかの要因による外部の通信事業者等との取引関係の悪化等の理由により、通信回線等の仕入に影響があった場合には、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(3) 特定取引先への販売代理業務の依存について
当社グループは、主に株式会社ヨドバシカメラを通じてワイヤレス・ブロードバンド事業における新規サービス加入者の獲得を行っております。
株式会社ヨドバシカメラは、当連結会計年度末現在において、当社株式の発行済株式総数の17.1%(緊密な者の保有分を含む)を保有しており、同社は当社の大株主となっておりますが、当社グループ役員と同社役員又は同社従業員との兼務関係、従業員の派遣出向及び受入出向ならびに営業外取引は存在せず、また、当社グループの事業戦略、人事政策及び資本政策等について、何ら制約等も受けておりません。
当社グループは、ワイヤレス・ブロードバンド事業における有料会員を有しており、当該既存有料会員より継続的かつ安定的な収入が見込まれるため、新規サービス加入者数の変動が当社グループの業績に及ぼす影響は徐々に低下傾向にあり、また、今後、携帯電話販売店等の同社以外の販売取次店の開拓等の販売チャネルの拡大を図っていく予定であります。しかしながら、現時点におきましては、ワイヤレス・ブロードバンド事業における同社経由での新規サービス加入者の構成比率が高いことには変わりはないため、同社の方針変更や何らかの要因による取引関係の悪化等の理由により、当社グループとの取引に影響があった場合には、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(4) 代金回収業務の委託について
当社グループは、クレジットカード決済での当社グループサービスの代金回収に関して、その全てを決済代行会社であるGMOペイメントゲートウェイ株式会社に委託しております。代金回収の手数料は、契約によって定められておりますが、当該手数料が変動した場合、また、何らかの事態が発生して当該契約が終了した場合、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(5) 新規事業領域への展開に伴うリスクについて
当社グループは、持続的成長を目指すため、新たなる事業領域への展開を行っていく予定ではありますが、これによりシステム投資、広告宣伝費等の追加的な支出が発生し、利益率が低下する可能性があります。また、不測の事態等が発生し、新規事業が安定収益を生むまでに時間を要した場合及び当社グループの計画通りに事業が進まない場合には、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(6) 資本・業務提携に関するリスクについて
当社グループでは、業務・資本提携を通じて、提携先の持つ技術、ノウハウを融合することで、新しいサービスの開発、技術革新への対応を行い、当社グループの企業価値の向上に取り組んでおりますが、当初見込んだ効果が発揮されない場合、またはこれらの提携等が解消された場合、当社グループの事業展開、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、投資先企業・事業の価値が低下した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(7) 事業の収益構造について
当社グループの主力事業であるワイヤレス・ブロードバンド事業は、当連結会計年度において売上高11,329,855千円のうち11,056,185千円(構成比97.5%)を占めており、ワイヤレス・ブロードバンド事業への依存度は高い状況にあります。
当事業は、月額利用料を継続的に支払う月額継続会員が中心となっていることから、会員数の増加により継続的かつ安定的な収入が見込める一方、不測の事態等による会員数の減少等が発生した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
また、ワイヤレス・ブロードバンド事業への依存度を低下させるため、新規事業領域への展開を企図しておりますが、これらが当初の計画通りに進まず、ワイヤレス・ブロードバンド事業への依存度が低下しなかった場合、不測の事態等による当事業の会員数の減少等が当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(8) 主要な事業活動の前提となる契約について
当社グループの事業展開上、重要な契約を「第2 事業の状況 4 経営上の重要な契約等」に記載しております。これらの契約が解除された場合、当社グループにとって不利な契約改定が行われた場合、契約期間満了後に契約が継続されない場合には、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(9) システム障害について
当社グループは、システムの管理に細心の注意を払い、システム障害が発生することのないように運営を行っております。しかしながら、コンピューターウィルスや不正な手段によるシステムへの侵入、その他当社グループが予測不可能な事象に起因するシステム障害が発生した場合には、サービスを提供することが困難になります。当社グループでは、自社グループシステムに関して、強固な認証手続きを要求するアクセス制限や、ファイアーウォールの設置等の対策を行っておりますが、万一システムに障害が発生し、長時間にわたってサービスが停止した場合、当社グループサービスの信頼性の低下を招き、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(10) 自然災害及び事故等について
当社グループ及び当社グループ取引先の事業拠点が、地震、津波、台風等の自然災害、事故、火災、テロ等の被害を受けた場合、当社グループの事業活動に支障が生じ、財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(11) 特定の人物への依存について
当社の創業者であり、代表取締役CEOである池田武弘は、過去に通信関係の研究開発を行っていた経験もあり、技術的にも当社グループのサービスに非常に精通しており、当社の最高責任者として経営方針及び事業戦略等を決定するとともに、新規技術のアイデア創出からサービスの提供までの開発体制での同氏への依存度は非常に高くなっております。
今後は、組織の更なる体系化及び人材育成強化等の策を講じ、同氏への依存度を低下させるべく体制の構築に努めていく所存ではありますが、当面は同氏への依存度は高いままであることが見込まれます。
このような状況下において、退任等何らかの要因により、同氏の当社における業務執行が困難となった場合、当社グループの事業展開や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(12) 小規模組織であることについて
当社は、2004年1月に株式会社として設立されましたが、社歴が浅く、また当連結会計年度末現在、監査等委員でない取締役2名、監査等委員である取締役3名、従業員18名と組織体制が小規模であることから、内部管理体制は相互牽制を中心としたものとなっております。また、少人数であることから、各役職員への依存等の小規模組織特有の課題があると認識しております。
今後は事業の拡大に伴い、業務遂行体制の充実に努めてまいりますが、人的資源に限りがあるため、役職員に業務遂行上の支障が生じた場合、あるいは役職員が社外流出した場合には、当社グループの業務に支障をきたし、事業展開や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(13) 人材の確保及び育成について
当社グループは、今後における事業拡大を図るため、継続した人材の確保が必要であると考えており、優秀な人材を適切に確保するとともに、人材の育成に努めていく方針であります。しかしながら、優秀な人材の確保が計画通り進捗しない又は在籍する人材の多くが流出する等の状況が生じた場合には、競争力の低下や計画通りの事業拡大に影響が生じる可能性があり、当社グループの事業展開や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(14) 個人情報について
当社グループでは、ワイヤレス・ブロードバンド事業における会員情報など各種個人情報を保有しております。これらの個人情報の管理にあたっては、当社グループシステム上でのセキュリティ強化を随時実施するとともに、全ての役職員が個人情報保護規程を厳格に遵守し、徹底した管理体制のもと、個人情報流出の防止に取り組んでおります。また、当社では「プライバシーマーク制度(注)」の認定を受けることで、同制度に基づいた適切な個人情報の保護措置を講じております。しかしながら、外部からの侵入者及び当社グループ関係者並びに業務委託先等より個人情報が流出し、不正利用された場合、当社グループの責任が問われるとともに、当社グループサービスの信頼性の低下を招き、当社グループの事業展開や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
(注)プライバシーマーク制度とは、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が行う日本工業規格「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」に適合して、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備する事業者等として認定する制度のことです。認定された事業者には「プライバシーマーク(Pマーク)」の使用が認められます。
(15) 法的規制について
当社は、電気通信事業者として総務省に届出を行っており、電気通信事業法に基づく規制を受けております。当社の業務に関し、通信の秘密の確保に支障があるとされた場合や、その業務方法が適切でないとされた場合には、総務大臣より業務方法の改善命令その他の措置がとられる可能性があり、その場合には、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(16) 新株予約権について
当社では、株主価値の向上を意識した経営の推進を図るともに、役員及び従業員の業績向上に対する意欲や士気をいっそう高めること並びに社外協力者の更なる当社への貢献を目的として、役員及び従業員並びに社外協力者に対して新株予約権を付与しております。当連結会計年度末現在、新株予約権による潜在株式数は348,900株であり、発行済株式総数10,649,374株の3.2%にあたります。これらの新株予約権の行使により発行された新株は、将来的に当社株式価値の希薄化や株式売買需給への影響をもたらし、当社株価形成に影響を及ぼす可能性があります。
(17) 配当政策について
当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題と認識しており、将来の持続的な成長に必要な内部留保を確保しつつ、財政状態及び経営成績並びに経営全般を総合的に勘案し、利益配当を行うことを基本方針としております。しかしながら、本リスク情報に記載されていないことも含め、当社グループの事業が計画通り進展しない等、当社グループの業績が悪化した場合配当を実施しない、あるいは予定していた配当を減ずる可能性があります。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
(財政状態)
当連結会計年度末における総資産の額は、前連結会計年度末に比べ370,707千円増加し4,295,534千円となりました。
当連結会計年度末における負債の額は、前連結会計年度末に比べ41,752千円増加し3,089,883千円となりました。
当連結会計年度末における純資産の合計は、前連結会計年度末に比べ328,955千円増加し1,205,650千円となりました。
(経営成績)
当連結会計年度(2019年1月1日~2019年12月31日)
売上高 11,329,855千円 前期比86,920千円減 (0.8%減)
営業利益 97,348千円 前期比93,297千円減(48.9%減)
経常利益 67,147千円 前期比1,151,578千円増(前期は経常損失1,084,430千円)
親会社株主に帰属する当期純利益 110,709千円 前期比2,218,566千円増
(前期は親会社株主に帰属する当期純損失2,107,857千円)
当連結会計年度における業績は、売上高については、前期比86,920千円減(0.8%減)の11,329,855千円となりました。
ワイヤレス・ブロードバンド事業(BtoC事業)については、前期比98,798千円減(0.9%減)の11,056,185千円となりましたが、他販路の開拓や既存顧客の退会防止に向けた追加施策を実施したこと等により、「ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAX」サービスの売上は底堅く推移いたしました。
ワイヤレス・ビジネスドメイン事業(BtoB事業)については、前期比11,878千円増(4.5%増)の273,670千円となりました。
利益面については、「ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAX」サービスの顧客獲得に関わる販売関連費用が増加したこと等により、営業利益は前期比93,297千円減(48.9%減)の97,348千円となりました。
また経常利益は、貸倒引当金繰入額61,464千円を計上したものの、前期比1,151,578千円増の67,147千円(前期は経常損失1,084,430千円)となりました。
当社グループは、ワイヤレス・ブロードバンド関連事業の単一セグメントでありますが、売上高につきましては区分して記載しており、それぞれの事業ごとの取組みは次のとおりであります。
なお、ワイヤレス・ブロードバンド事業及びワイヤレス・ビジネスドメイン事業の売上高の明瞭化を図るため、当連結会計年度より売上高の管理区分を見直しております。
a.ワイヤレス・ブロードバンド事業
当連結会計年度におけるワイヤレス・ブロードバンド事業の売上高は11,056,185千円(前期比0.9%減)となりました。
イ.モバイルインターネットサービス
当連結会計年度におけるモバイルインターネットサービスの売上高は10,423,442千円(前期比0.8%減)となりました。
「ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAX」については、他販路の拡大及び退会防止の取り組みを実施したことにより前期の売上高とほぼ同水準にて推移しました。
「ワイヤレスゲートSIM」については、インバウンド向けのプリペイドSIMの販売強化に努めました。
ロ.公衆無線LANサービス
新規会員の獲得が鈍化していること等から、当連結会計年度における公衆無線LANサービスの売上高は474,435千円(前期比8.9%減)となりました。
ハ.オプションサービス
家電量販店等において取り扱いを行っている「電話リモートサービス」、「スマート留守電」等の販売になります。当連結会計年度におけるオプションサービスの売上高は90,779千円(前期比1.6%増)となりました。増加の要因は、2019年3月に販売を開始したセキュリティサービスによるものです。
次年度につきましては、新たなサービスを投入することで売上の拡大を図ってまいります。
ニ.レンタルWi-Fiサービス
価格.comにおいて取り扱いを行っている「モバイルレンタルWi-Fi」等の販売になります。当連結会計年度におけるレンタルWi-Fiサービスの売上高は34,445千円(前期比655.1%増)となりました。
次年度以降も引き続き、新たな販路の開拓等を行うことでさらに売上の拡大を図ってまいります。
ホ.その他
主に小型の紛失防止IoTデバイス「MAMORIO」等の物品販売事業になります。当連結会計年度におけるその他の売上高は33,081千円(前期比5.7%減)となりました。
b.ワイヤレス・ビジネスドメイン事業
当連結会計年度におけるワイヤレス・ビジネスドメイン事業の売上高は273,670千円(前期比4.5%増)となりました。
イ.LTE-X事業
サイバーセキュリティソリューションの提供及びプライベートネットワーク構築支援等を行っております。当連結会計年度におけるLTE-X事業の売上高は183,538千円(前期比9031.3%増)となりました。
ロ.その他法人向けサービス
「認証プラットフォームサービス」「Wi-Fiインフラ事業」、「IoTサービス」、「法人向けSIMサービス」の提供となります。当連結会計年度におけるその他法人向けサービスの売上高は90,132千円(前期比65.3%減)となりました。
|
※新旧区分による売上高 |
(下線は、変更部分を示しております。) |
||
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旧区分による売上高 |
新区分による売上高 |
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① ワイヤレス・ブロードバンド事業 |
10,988,657千円 |
① ワイヤレス・ブロードバンド事業 |
11,056,185千円 |
|
イ.モバイルインターネットサービス |
10,423,442千円 |
イ.モバイルインターネットサービス |
10,423,442千円 |
|
ロ.公衆無線LANサービス |
474,435千円 |
ロ.公衆無線LANサービス |
474,435千円 |
|
ハ.オプションサービス
|
90,779千円
|
ハ.オプションサービス ニ.レンタルWi-Fiサービス(注)1 ホ.その他(注)2 |
90,779千円 34,445千円 33,081千円 |
|
② ワイヤレス・ビジネスドメイン事業 |
273,670千円 |
② ワイヤレス・ビジネスドメイン事業 |
273,670千円 |
|
イ.認証プラットフォームサービス(注)4 |
32,498千円 |
イ.LTE-X事業(注)3 |
183,538千円 |
|
ロ.その他法人向けサービス(注)3 |
241,171千円 |
ロ.その他法人向けサービス(注)4 |
90,132千円 |
|
③ その他(注)1、2 |
67,527千円 |
|
|
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合計 |
11,329,855千円 |
合計 |
11,329,855千円 |
(注)1.レンタルWi-Fi等の販売になります。旧区分においては、「③ その他」に含めて計上しておりました。
2.小型の紛失防止IoTデバイス「MAMORIO」など物品の販売等になります。旧区分においては、「③ その他」に含めて計上しておりました。
3.サイバーセキュリティソリューションの提供及びプライベートネットワーク構築支援等を行っております。旧区分においては、「② ワイヤレス・ビジネスドメイン事業 ロ.その他法人向けサービス」に含めて計上しておりました。
4.旧区分における「② ワイヤレス・ビジネスドメイン事業 イ.認証プラットフォームサービス」は、新区分においては、「② ワイヤレス・ビジネスドメイン事業 ロ.その他法人向けサービス」に含めて計上しております。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ503,723千円増加し、1,287,084千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは239,029千円の収入(前年同期は690,451千円の支出)となりました。この主な要因は、利息の受取額99,293千円、税金等調整前当期純利益61,025千円、減価償却費93,888千円が発生したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは56,894千円の支出(前年同期比218,018千円の支出)となりました。この主な要因は、無形固定資産であるソフトウェアの取得による支出65,389千円が発生したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは321,588千円の収入(前年同期比1,782千円の支出)となりました。これは、資金増加要因として、短期借入金による収入300,000千円、非支配株主からの払込による収入240,000千円、新株予約権付社債の発行による収入60,000千円、長期借入れによる収入50,000千円が発生した一方で、資金減少要因として、長期借入金の返済による支出340,008千円が発生したことによるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは、生産活動を行っておりませんので、生産実績の記載はしておりません。
b.受注実績
当社グループは、受注活動を行っておりませんので、受注実績の記載はしておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をサービス区分別に示すと、次のとおりであります。
|
区分 |
当連結会計年度 (自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) |
前期比(%) |
|
ワイヤレス・ブロードバンド事業(千円) |
11,056,185 |
△0.9 |
|
ワイヤレス・ビジネスドメイン事業(千円) |
273,670 |
4.5 |
|
合計(千円) |
11,329,855 |
△0.8 |
(注)1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2.当社グループは単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
3.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。
|
相手先 |
前連結会計年度 (自 2018年1月1日 至 2018年12月31日) |
当連結会計年度 (自 2019年1月1日 至 2019年12月31日) |
||
|
金額(千円) |
割合(%) |
金額(千円) |
割合(%) |
|
|
GMOペイメントゲートウェイ株式会社 |
10,889,016 |
95.4 |
10,480,768 |
92.5 |
(注)1.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2.上記金額は、一般顧客に対する回収代行委託金額であります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択、適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を及ぼす見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態
(資産の部)
当連結会計年度末における総資産の額は、前連結会計年度末に比べ370,707千円増加し4,295,534千円となりました。
当連結会計年度末における流動資産の額は、前連結会計年度末に比べ625,303千円増加し3,006,821千円となりました。これは主に、現金及び預金が503,723千円、前渡金が103,793千円増加したためであります。
当連結会計年度末における固定資産の額は、前連結会計年度末に比べ254,596千円減少し1,288,712千円となりました。これは主に、関係会社株式が146,141千円、長期前払費用が123,048千円減少したためであります。
(負債の部)
当連結会計年度末における負債の額は、前連結会計年度末に比べ41,752千円増加し3,089,883千円となりました。これは主に、短期借入金が300,000千円、新株予約権付社債が60,000千円増加した一方で、長期借入金が308,728千円減少したためであります。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産の合計は、前連結会計年度末に比べ328,955千円増加し1,205,650千円となりました。これは主に、自己株式の消却91,109千円及び連結子会社による第三者割当等により資本剰余金が111,615千円、非支配株主持分が97,765千円増加したことによるものであります。
b.経営成績
(売上高)
当連結会計年度における売上高は、前期比86,920千円減(0.8%減)の11,329,855千円となりました。
ワイヤレス・ブロードバンド事業(BtoC事業)については、前期比98,798千円減(0.9%減)の11,056,185千円となりましたが、他販路の開拓や既存顧客の退会防止に向けた追加施策を実施したこと等により、「ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAX」サービスの売上は底堅く推移いたしました。
サービス区分別の業績の詳細については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご覧ください。
ワイヤレス・ビジネスドメイン事業(BtoB事業)については、前期比11,878千円増(4.5%増)の273,670千円となりました。
(売上原価及び売上総利益)
当連結会計年度における売上原価は前期比231,634千円減(2.7%減)の8,419,356千円となりました。これは主にモバイルインターネットサービスの経費を削減したことによるものであります。この結果、当連結会計年度における売上総利益は前期比144,714千円増(5.2%増)の2,910,499千円となりました。
(販売費及び一般管理費並びに営業利益)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は前期比238,011千円増(9.2%増)の2,813,150千円となりました。これは、「ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAX」サービスの顧客獲得に関わる販売関連費用が増加したこと等によるものであります。この結果、当連結会計年度における営業利益は前期比93,297千円減(48.9%減)の97,348千円となりました。
(営業外収益、営業外費用及び経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は、前期比49,326千円増(2731.1%増)の51,132千円となりました。これは、当連結会計年度において違約金収入が発生したこと等によるものであります。
当連結会計年度における営業外費用は、前期比1,195,550千円減(93.6%減)の81,332千円となりました。これは、持分法による投資損失が前連結会計に比べて減少したこと等によるものであります。
この結果、当連結会計年度における経常利益は前期比1,151,578千円増(前期は経常損失1,084,430千円)の67,147千円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における法人税等合計は、前期比138,305千円減(前期は法人税等合計125,205千円)の△13,099千円となりました。これは、主に株式を売却したことにより税務上損金に算入されたことによるものです。
この結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比2,218,566千円増(前期は親会社株主に帰属する当期純損失2,107,857千円)の110,709千円となりました。
c.キャッシュ・フローの分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご覧ください。
③資本の財源及び資金の流動性
a.キャッシュ・フロー
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.資金需要
当社グループの資金需要は、営業活動については、主にワイヤレス・ブロードバンド事業における運転資金(通信回線利用料・人件費等)、新規会員の獲得や既存顧客の退会防止に向けた施策のための販売関連費用であります。投資活動については、主にワイヤレス・ブロードバンド事業における通信設備、サーバ及びソフトウエアの取得であります。
c.財務政策
当社グループの運転資金及び投資資金については、まず内部資金より充当し、不足が生じた場合は、必要に応じて銀行借入により調達を行っております。長期借入金等の長期資金の調達については、事業計画に基づいた資金需要等を考慮の上、調達規模及び調達手段を適宜判断していく方針であります。
④経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断する為の客観的な指標等
当社グループは、2015年12月度から2017年12月度までの営業利益に対して2018年12月度の営業利益は大幅に減少したことから、営業利益を重要な指標としております。当連結会計年度における営業利益は、97,348千円であり前期比93,297千円減(48.9%減)となっており、引き続き経営課題に取り組んでまいります。
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相手方の名称 |
契約名称 |
契約内容 |
契約期間 |
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ソフトバンクテレコム株式会社(現 ソフトバンク株式会社) |
公衆無線LANサービス契約 |
公衆無線LANサービス契約約款による無線LANサービスの仕入れに関する契約 |
2004年7月26日から有効 (契約期間の定めなし) |
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株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス |
無線IPネットワークサービス契約書 |
無線IPネットワークサービスの仕入れに関する契約 |
2011年12月1日から 2013年12月31日まで 以後1年ごとの自動更新 |
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株式会社ケイ・オプティコム |
無線IPネットワークサービス契約書 |
無線IPネットワークサービスの仕入れに関する契約 |
2013年2月1日から 2015年1月31日まで 以後1年ごとの自動更新 |
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エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社 |
ローミング協定書 |
公衆無線LANアクセスを利用したインターネット接続サービスに関する契約 |
2019年4月3日から 2020年3月31日まで |
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UQコミュニケーションズ株式会社 |
UQ卸通信サービスの提供に関する契約書 |
ワイマックス・サービスの仕入れに関する契約 |
2010年7月29日から有効 (契約期間の定めなし) |
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エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 |
IP通信網サービス等に係る提供条件特約書 |
電気通信サービスの仕入れに関し、一部を約款とは異なる条件とする特約 |
2012年11月5日から有効 (契約期間の定めなし) |
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株式会社NTTドコモ |
第2種卸Xiサービスの提供に関する契約書 |
第2種卸Xiサービスの仕入れに関する契約 |
2014年7月25日から有効 (契約期間の定めなし) |
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株式会社NTTドコモ |
第2種卸FOMAサービスの提供に関する契約書 |
第2種卸FOMAサービスの仕入れに関する契約 |
2014年7月25日から有効 (契約期間の定めなし) |
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株式会社NTTドコモ |
第3種卸Xiサービス(卸Xiユビキタス)の提供に関する契約書 |
第3種卸Xiユビキタスプランの仕入れに関する契約 |
2014年7月25日から有効 (契約期間の定めなし) |
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株式会社NTTドコモ |
第3種卸FOMAサービス(卸FOMAユビキタス)の提供に関する契約書 |
第3種卸FOMAユビキタスプランの仕入れに関する契約 |
2014年7月25日から有効 (契約期間の定めなし) |
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株式会社NTTドコモ |
第3種卸Xiサービス(卸タイプXi)の提供に関する契約書 |
第3種Xi卸タイプXiの仕入れに関する契約 |
2015年2月26日から有効 (契約期間の定めなし) |
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株式会社NTTドコモ |
第3種卸FOMAサービス(卸FOMA総合利用プラン)の提供に関する契約書 |
第3種卸FOMA総合利用プランの仕入れに関する契約 |
2015年2月26日から有効 (契約期間の定めなし) |
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株式会社ヨドバシカメラ |
ワイヤレスゲート販売業務委託契約書 |
販売代理店契約 |
2018年4月1日から 2019年3月31日まで 以後1年ごとの自動更新 |
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株式会社ヨドバシカメラ |
ヨドバシカメラ各店の売場使用に関する合意書 |
同社各店舗において、当社サービスを販売するための売場使用に関する合意 |
2018年7月1日から 2023年6月30日まで |
該当事項はありません。