第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載
した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりませんが、新型コロナウイルス感染症の拡大については、現在状況を注視しており、今後の経過によっては当社グループの事業に影響を与える可能性があります。

 

(新型コロナウイルス感染症の影響について)

新型コロナウイルス感染症の影響により、当社グループの主力事業である、WiMAXにおきましては、消費者の購買動向がリアルからECへと変化しており影響が生じております。

提出日現在においても、新型コロナウイルス感染症の終息時期について明確な見通しは立っておらず、今後も新型コロナウイルス感染症の影響が続く場合には、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

また、当社グループは、感染拡大防止の枠組みとして、全従業員を対象に、テレワーク(在宅勤務)を推奨すると共に、オンライン会議等を活用し、事業活動を継続しております。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

(単位:千円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2020年1月1日

至 2020年9月30日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2021年1月1日

至 2021年9月30日)

増減額

増減率

(%)

売上高

8,106,802

7,601,975

△504,827

△6.2

営業利益

49,804

44,092

△5,712

△11.5

経常利益

43,651

16,894

△26,757

△61.3

親会社株主に帰属する四半期純利益

41,195

44,302

3,106

7.5

 

当第3四半期連結累計期間(2021年1月1日~2021年9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの変異株による感染再拡大や半導体部品の不足により景気回復ペースが減速し、引き続き社会・経済活動や人々の暮らしに大きな影響をもたらしています。

このような状況の下、当社グループは主力事業であるWiMAXの自社ECサイト新規契約獲得は堅調に推移していましたが、他社のサービスとの競合は引き続き厳しい情勢であり、売上高は足踏み状態が続いております。

一方で既存事業のコスト削減に取り組んだ結果、営業利益は当第3四半期連結会計期間において106,650千円となり、第2四半期連結累計期間の△62,558千円から大幅に改善しました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、7,601,975千円(前年同期比6.2%減)、営業利益44,092千円(前年同期比11.5%減)、経常利益16,894千円(前年同期比61.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益44,302千円(前年同期比7.5%増)となりました。

 

当社グループは、ワイヤレス・ブロードバンド関連事業の単一セグメントでありますが、売上高につきましては区分して記載しており、それぞれの事業ごとの取組みは次のとおりであります。

なお、第1四半期連結会計期間から売上高の管理区分および名称を変更しております。

(単位:千円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2020年1月1日

至 2020年9月30日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2021年1月1日

至 2021年9月30日)

増減額

増減率

(%)

ワイヤレス・リモートサービス事業

8,010,047

7,476,463

△533,584

△6.7

ワイヤレスゲートWi-Fiサービス

8,010,047

7,474,693

△535,354

△6.7

リモートライフサポートサービス

1,769

1,769

 

 

① ワイヤレス・リモートサービス事業

当第3四半期連結累計期間における売上高は7,476,463千円(前年同期比6.7%減)となりました。

 

・ワイヤレスゲートWi-Fiサービス

「ワイレスゲートWiFi+スマホ保険付き」の販売が好調であり計画を上回って推移しております。一方でワイヤレスゲートWi-Fiサービスの売上高の約8割を占めるWiMAXについては、自社ECサイトにて販売を行っている「みんなのらくらくWiFi」の新規契約獲得は堅調に推移している一方で実店舗の販売については、コロナ禍の長期化によって計画を下回る状況が続いておりましたが、緊急事態宣言解除に伴う人流の回復にて改善の兆しは見えつつあります。

この結果、ワイヤレスゲートWi-Fiサービスの当第3四半期連結累計期間における売上高は7,474,693千円(前年同期比6.7%減)となりました。

 

・リモートライフサポートサービス

「WiMAX+5G」または「クラウドWi-Fi」のレンタル販売サービスの個人及び法人需要の開拓と、通信サービスを含むソリューションの法人販売にて売上を伸ばしました。リモートライフサポートサービスは今年度の計数目標には織り込んでいなかったものの、小規模ながら売上獲得となりました。

この結果、リモートライフサポートサービスの当第3四半期連結累計期間における売上高は1,769千円となりました。

 

(単位:千円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2020年1月1日

至 2020年9月30日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2021年1月1日

至 2021年9月30日)

増減額

増減率

(%)

LTE-X事業

96,755

125,512

28,756

29.7

 

② LTE-X事業

当第3四半期連結累計期間における売上高は125,512千円(前年同期比29.7%増)となりました。

 

リモートワークソリューション、教育ICTソリューション、IoTソリューションなどのクラウド事業、および プライベートLTE構築支援事業を行っております。クラウド事業は、安全・簡便なテレワークソリューション の提供や、各種IoT機器を安全に接続したいニーズなどに対応したソリューションを提供することで、順調に 事業が拡大しております。

この結果、LTE-X事業の当第3四半期連結累計期間における売上高は125,512千円(前年同期比29.7%増)となりました。

なお、当第3四半期連結会計期間から連結子会社であった株式会社closipを連結の範囲から除外しておりますので、LTE-X事業の当第3四半期連結累計期間には、第3四半期連結会計期間以降の売上高は含まれておりません。

 

※新旧区分による売上高

(下線は、変更部分を示しております。)

旧区分による売上高

新区分による売上高

ワイヤレス・ブロードバンド事業

ワイヤレス・リモートサービス事業

・モバイルインターネットサービス

7,428,084千円

・ワイヤレスゲートWi-Fiサービス

8,010,047千円

・公衆無線LANサービス

352,166千円

・リモートライフサポートサービス

-千円

・オプションサービス

・レンタルWi-Fiサービス

・その他

ワイヤレス・ビジネスドメイン事業

・その他法人向けサービス(注)

97,541千円

83,665千円

13,726千円

 

34,862千円

 

 

ワイヤレス・ビジネスドメイン事業

LTE-X事業

 

 

・LTE-X事業

96,755千円

 

96,755千円

合計

8,106,802千円

合計

8,106,802千円

(注)旧区分における「② ワイヤレス・ビジネスドメイン事業 その他法人向けサービス」は、新区分においては、「①ワイヤレス・リモートサービス事業 ワイヤレスゲートWi-Fiサービス」に含めて計上しております。

 

(2)財政状態の状況

当第3四半期連結会計期間末における資産・負債及び純資産の状況とそれらの要因は次のとおりです。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2020年12月31日)

当第3四半期

連結会計期間

(2021年9月30日)

増減額

増減率

(%)

流動資産

2,891,091

2,623,094

△267,997

△9.3

固定資産

861,273

953,215

91,941

10.7

資産合計

3,752,365

3,576,309

△176,055

△4.7

流動負債

2,740,026

2,124,132

△615,893

△22.5

固定負債

210,004

126,676

△83,328

△39.7

負債合計

2,950,031

2,250,809

△699,222

△23.7

純資産合計

802,334

1,325,500

523,166

65.2

負債・純資産合計

3,752,365

3,576,309

△176,055

△4.7

 

(資産の部)

当第3四半期連結会計期間末における資産の額は、前連結会計年度末に比べ176,055千円減少し3,576,309千円となりました。

当第3四半期連結会計期間末における流動資産の額は、前連結会計年度末に比べ267,997千円減少し2,623,094千円となりました。これは主に、現金及び預金が57,762千円増加した一方で、売掛金が73,982千円、商品が32,855千円、前渡金が198,433千円減少したためであります。

当第3四半期連結会計期間末における固定資産の額は、前連結会計年度末に比べ91,941千円増加し953,215千円となりました。これは主に投資有価証券が350,292千円増加した一方で、有形固定資産が38,137千円、無形固定資産が107,336千円、長期前払費用が122,543千円減少したためであります。

 

(負債の部)

当第3四半期連結会計期間末における負債の額は、前連結会計年度末に比べ699,222千円減少し2,250,809千円となりました。

当第3四半期連結会計期間末における流動負債の額は、前連結会計年度末に比べ615,893千円減少し2,124,132千円となりました。これは主に、買掛金が233,485千円、短期借入金が50,000千円、1年内返済予定の長期借入金204,960千円、1年内償還予定の新株予約権付社債が60,000千円減少したためであります。

当第3四半期連結会計期間末における固定負債の額は、前連結会計年度末に比べ83,328千円減少し126,676千円となりました。これは主に、長期借入金が83,406千円減少したためであります。

 

(純資産の部)

当第3四半期連結会計期間末における純資産の合計は、前連結会計年度末に比べ523,166千円増加し1,325,500千円となりました。これは主に、資本剰余金が457,429千円、利益剰余金が44,302千円増加したためであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

当第3四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。