当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当社グループは「世界が変わる流れをつくる。」というミッションの下、インターネットを通じて、一般消費者が持つ個々の才能をネットワークし、今まで存在しなかった新しい価値を創造し、世界をよりよく変えることを目的として、ソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA(バイマ)」および女子向けメディア「4MEEE(フォーミー)」並びに「4yuuu!(フォーユー)」を中心とした事業を展開しております。
当第3四半期連結累計期間(平成29年2月1日~平成29年10月31日)における我が国経済は、米国における政策変化を始めとして、北朝鮮の核・ミサイル問題やEU離脱問題等、海外の政治情勢の不安定さに起因する為替変動や、中国をはじめとする新興国の経済成長の鈍化など、外部環境の不透明さから、依然として先行きの見通しが非常に難しい状況が続いております。
国内の個人消費は、所得の伸び悩みによる生活防衛意識の高まりから引き続き選別消費が続いているなか、ファッションEC市場におきましては、小売店やブランド等の事業者側によるオムニチャネル化やファッション系スマートフォンアプリの増加等を背景に、堅調に拡大を続けております。
このような環境のなか、当社グループは、引き続きWEBマーケティングを中心とした「BUYMA」における「会員獲得施策」、「アクティブ率向上施策」および「ARPU維持施策」等を推進するとともに、SNSの活用等によるアプリ訴求施策及び、新規決済サービスの導入を始めとする各種周辺サービス・機能等の運用強化を加速し、一層手軽にBUYMAでショッピングをお楽しみいただけるよう積極的にサービスの拡充を進めてきております。
一方で、ロケットベンチャー社が運営するメディア事業につきましては、当第3四半期は、当第1四半期における広告出稿数の減少の影響により当第3四半期累計期間における売上及び利益が前年同累計期間を下回る水準で推移していることから、当第3四半期末時点では84,370千円の営業損失となりました。なお、当第3四半期において同社ののれんを減損処理したことで、426,875千円の減損損失を計上いたしました。
また、エニグモコリア社はサービスをBUYMA.USに集約し、同社を解散することとし、当第3四半期末時点では49,001千円の営業損失となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は3,062,551千円(前年同四半期比6.1%増)と拡大した一方で、営業利益は997,776千円(前年同四半期比17.8%減)、経常利益は981,961千円(前年同四半期比18.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益221,004千円(前年同四半期比72.1%減)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
①ソーシャルコマース事業
ソーシャルコマース事業におきましては、個人がパーソナルショッパー(商品の売り手)となって世界中の話題のアイテムを紹介・出品、販売ができるソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA(バイマ)」を中心とした運営をおこなっております。当第3四半期累計期間におきましては、引き続き新規ユーザーおよび既存会員のアクティブ化およびコンバージョン向上のため、多数のセールへの取り組みに加え、オウンドメディアによる購買意欲の喚起、SNSを活用したアプリ訴求のほか、他社サービスとのID連携開始、各携帯キャリア決済及び翌月払い決済の導入を始めとした各サービス・機能の拡充を図る各種施策を展開しました。
また、セール連動TVCMの実施による新規会員獲得強化のほか、パーソナルショッパー(出品者)との密な連携による出品数の拡充、社内インフラの強化も引き続き進めてきております。
以上の結果、会員数は4,677,385人(前年同四半期比25.7%増)、商品総取扱高は24,933百万円(前年同四半期比11.0%増)、売上高は2,892,569千円(前年同四半期比9.1%増)と順調に拡大しました。
一方で、エンジニアを始めとする社内体制強化の為の人材獲得投資及び、組織拡大による本社移転による戦略投資を先行しておりますこと、また、エニグモコリア社が運営する「BUYMA KOREA(バイマコリア)」のサービスを「BUYMA.US」に集約し同社を解散する事とした為、当第3四半期末時点では49,001千円の営業損失となりました影響により、セグメント利益は1,081,697千円(前年同四半期比9.2%減)となりました。
②メディア事業
メディア事業におきましては、女子向けメディア「4MEEE」および主婦・ママ向けメディア「4yuuu!」において、当第1四半期からの広告出稿数の減少の影響で、広告収入は前年同累計期間を下回って推移しました。
以上の結果、売上高は169,982千円(前年同四半期比27.6%減)、セグメント損失は84,370千円(前年同四半期は21,854千円の利益)となりました。
(2)財政状態の分析
①資産合計
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度より885,736千円減少し、4,194,623千円となりました。主な内訳は、現金及び預金3,147,973千円であります。
②負債合計
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度より1,094,456千円減少し、790,982千円となりました。主な内訳は、預り金527,653千円であります。
③純資産
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度より208,720千円増加し、3,403,641千円となりました。主な内訳は、資本金381,903千円、資本剰余金391,473千円、利益剰余金3,051,242千円であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。