第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在においてGMO-FHが判断したものであります。

 

(1) 経営成績に関する分析

 当第2四半期連結累計期間の営業収益は23,899百万円(前年同期比19.1%増)、純営業収益は22,897百万円(同20.3%増)、営業利益は9,548百万円(同21.4%増)、経常利益は9,843百万円(同28.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,896百万円(同23.4%増)となりました。

 当第2四半期連結累計期間における主な収益、費用、利益の状況は次のとおりです。

(単位:百万円)

 

前第2四半期
連結累計期間

当第2四半期
連結累計期間

増減額

増減率

営業収益

20,064

23,899

3,834

19.1%

受入手数料

2,365

2,716

350

14.8%

トレーディング損益

15,565

18,438

2,873

18.5%

金融収益

1,780

2,434

653

36.7%

その他の営業収益

70

33

△36

△51.9%

その他の売上高

282

276

△6

△2.5%

金融費用

803

797

△6

△0.8%

売上原価

219

204

△15

△7.0%

純営業収益

19,041

22,897

3,855

20.3%

販売費及び一般管理費

11,177

13,348

2,170

19.4%

営業利益

7,863

9,548

1,685

21.4%

経常利益

7,658

9,843

2,184

28.5%

親会社株主に帰属する四半期純利益

4,779

5,896

1,117

23.4%

 

 

 

 営業収益内訳(セグメント別/商品別)                          (単位:百万円)

 

前第2四半期
連結累計期間

当第2四半期
連結累計期間

増減額

増減率

証券・FX事業

17,891

14,791

△3,099

△17.3%

株式・ETF等※1

1,054

1,002

△52

△4.9%

先物・オプション

153

76

△76

△49.8%

取引所FX

332

234

△98

△29.6%

通貨関連店頭デリバティブ

10,673

8,406

△2,267

△21.2%

CFD・株BO

3,853

2,602

△1,250

△32.5%

金融収益

1,780

2,434

653

36.7%

その他

42

34

△8

△19.9%

暗号資産事業

1,886

8,826

6,940

368.0%

暗号資産

1,886

8,826

6,940

368.0%

その他

288

281

△6

△2.4%

その他

288

281

△6

△2.4%

調整額

△0

0

営業収益合計

20,064

23,899

3,834

19.1%

 

※1 株式・ETF等の取引に係る委託手数料及びその他の受入手数料、募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料、投資信託に係るその他の受入手数料が含まれています。

 

(証券・FX事業)

 証券・FX事業では、店頭FXの収益性改善、CFDの認知度向上や取引活性化など店頭デリバティブ取引の強化に向けた取り組みを推進しました。店頭FX・CFDの取引高・収益は、相場変動の影響で活況を呈した前年同期比で減少したものの、預り証拠金残高が前年同期末比でともに増加するなど顧客基盤は順調に拡大しました。株式関連取引については、株式等委託売買代金の減少を受けて受入手数料が前年同期比で減少した一方、国内に加えてタイ王国での証券事業が堅調に推移したこともあり、金融収益は伸長しました。

 これらの結果、当第2四半期連結累計期間における当セグメントの営業収益は14,791百万円(前年同期比17.3%減)、営業利益は4,938百万円(同31.4%減)となりました。

 

 

 (暗号資産事業)

 暗号資産事業では、顧客のすそ野拡大に向けたスマートフォンアプリの改善やアルトコイン銘柄の追加など、サービスの充実と利便性の向上に向けた取り組みを推進しました。また、2021年6月より新テレビCMの放映を開始するなど、認知度向上と取引高シェア拡大を目指して積極的なマーケティング活動を展開しました。当第2四半期連結累計期間の取引高は前年同期比で3倍以上、当第2四半期連結会計期間末の口座数は42.4万口座(前年同期末比33.0%増)となり、顧客基盤は堅調に拡大しました。

 これらの結果、当第2四半期連結累計期間における当セグメントの営業収益は8,826百万円(前年同期比368.0%増)、営業利益は4,534百万円(652.0%増)と大幅な増収増益となりました。

 

(2) 財政状況の分析

                                             (単位:百万円)

 

前連結会計年度末

当第2四半期
連結会計期間末

増減額

総資産

725,367

780,431

55,064

負債

688,035

739,111

51,075

純資産

37,331

41,320

3,989

 

 

(総資産)

当第2四半期連結会計期間末における資産合計は780,431百万円(前期末比55,064百万円の増加)となりました。これは主に、現金及び預金が14,432百万円減少した一方で、預託金の増加13,429百万円、利用者暗号資産の増加39,237百万円、信用取引資産の増加19,959百万円があったことによるものです。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末における負債合計は739,111百万円(前期末比51,075百万円の増加)となりました。これは主に、預り暗号資産の増加39,237百万円、受入保証金の増加10,206百万円によるものです。

 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産は41,320百万円(前期末比3,989百万円の増加)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金の支払いにより利益剰余金が3,003百万円増加したことなどによるものです。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、営業活動による支出が10,682百万円、投資活動による支出が2,176百万円、財務活動による支出が2,914百万円となった結果、当第2四半期連結会計期間末には前期末比15,738百万円減の44,391百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動によるキャッシュ・フローは、10,682百万円のマイナスとなりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上9,946百万円、受入保証金の増加による収入10,066百万円があった一方で、預託金の増加による支出13,339百万円、信用取引資産の増加による支出19,829百万円があったことによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動によるキャッシュ・フローは、2,176百万円のマイナスとなりました。これは主に、定期預金の預入による支出1,992百万円、投資有価証券の取得による支出902百万円があったことによるものです。 

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー) 

 財務活動によるキャッシュ・フローは、2,914百万円のマイナスとなりました。これは主に、長期借入れによる収入8,500百万円があった一方で、短期借入金の減少による支出3,769百万円、長期借入金の返済による支出4,405百万円、配当金の支払による支出2,892百万円があったことによるものです。

 

 

(4) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

GMO-FHの資金需要の主なものは、信用取引買付代金の顧客への貸付、店頭デリバティブ取引等におけるカウンターパーティーとのカバー取引に係る差入保証金等、顧客からの預り金や信用取引、FX取引等に係る保証金の入出金と顧客分別金信託及び顧客区分管理信託への入出金との差による一時的な立替などが挙げられます。これらの資金需要には、自己資金のほか、金融機関等とのコミットメントライン契約及び当座貸越契約に基づく短期借入金、差入保証金の代替として支払承諾契約に基づく保証状のカウンターパーティーへの差し入れ等にて対応しており、十分な流動性を確保しております。

なお、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う資金調達への重要な影響はありません。

 

(5) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当第2四半期連結累計期間において、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定に重要な変更はありません。

 

(6) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(7) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(8) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(9) 従業員数

当第2四半期連結累計期間において、著しい変動はありません。

 

(10) 主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当社は、2021年5月25日開催の取締役会において、ワイジェイFX株式会社の全株式を取得し、子会社化することについて決議し、2021年5月28日付で株式譲渡契約を締結いたしました。

詳細は「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載のとおりであります。