1【提出理由】

当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生したため、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

 

2【報告内容】

(1)当該事象の発生年月日

2023年8月1日

 

(2)当該事象の内容

①貸倒引当金繰入額の計上

 2023年12月期第2四半期連結会計期間において、タイ王国で証券事業を展開している当社連結子会社のGMO-Z com Securities (Thailand) Public Company Limited(以下「タイ子会社」)が信用取引の提供に際し、顧客から担保として差し入れを受けている代用有価証券2銘柄(More Return PLC及びOne to One Contacts Co Ltd)の株価が大幅に下落しました。これを受けて、タイ子会社で当該有価証券を担保とする信用取引貸付金等に対する貸倒引当金の見積りにおいて回収可能性を検討した結果、貸倒引当金繰入額981百万円を販売費及び一般管理費に計上することといたしました。詳細は、以下のとおりです。

 

(不公正と疑われる取引に関連した代用有価証券の株価下落について)

 信用取引の提供に際し顧客から担保として差し入れを受けた代用有価証券(1銘柄:More Return PCL)に関して、2022年11月にタイ証券市場で不公正と疑われる取引が発生したことに伴い、当該有価証券の価値が大幅に下落し、2022年12月期に3,527百万円、当第1四半期に1,487百万円の貸倒引当金繰入額を計上しております。

 当第2四半期における同銘柄の株価下落等を受けて、貸倒引当金繰入額50百万円を追加計上することといたしました。2023年6月末現在における債権総額は6,954百万円となっております。

 

(新株予約権の行使に関連した代用有価証券の株価下落について)

 信用取引の提供に際し顧客から担保として差し入れを受けた代用有価証券(1銘柄:One to One Contacts Co Ltd)に関して、2023年5月に同銘柄の新株予約権が大量に行使され、その事実が公表された2023年6月に同銘柄の株価が暴落しました。これに伴い、同銘柄を担保として貸し付けた債権総額1,615百万円(2023年6月末現在)に対して、貸倒引当金繰入額931百万円を計上することといたしました。

 

特別損失(投資有価証券評価損)の計上

 タイ子会社が、債権額を確定させることを目的として当第1四半期に取得したMore Return PLC株式について、当第2四半期において当該有価証券の実質価額が取得価額に比べて著しく下落したため、減損処理による投資有価証券評価損892百万円を計上することといたしました。2023年6月末時点の当該有価証券の簿価は411百万円となっております。

 

(3)当該事象の連結損益に与える影響額

 当該事象の発生により、2023年12月期第2四半期の連結財務諸表において、以下のとおり会計処理を行っております。

・販売費及び一般管理費 : 貸倒引当金繰入額  981百万円

・特別損失       : 投資有価証券評価損 892百万円