第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間における世界経済は、各国の経済政策による下支えや新型コロナウイルスワクチン接種の普及などにより持ち直しの動きが続くものの、変異株の動向や物流の混乱など依然として先行き不透明な状況が続いております。

 世界の自動車販売台数は、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を大きく受けた前年から回復しておりますが、第2四半期に入り半導体不足や物流の混乱などによる減産で回復のペースが鈍化しております。こうした状況のもと、当社グループの関連市場である自動車部品業界でも需要は前年から回復していましたが、直近は生産台数の減少により新車関連部品の需要は減少しております。

 一方、水処理関連市場においては、需要は堅調に推移しております。

 このような事業環境下において、当社グループでは今期にスタートしました新中期経営計画「Awa Breakthrough Plan」のもと基盤事業の拡大と強化、新事業の創出に向けた活動やDXによる労働生産性向上に取り組んでおります。当第2四半期の受注については、前年より回復いたしました。しかしながら収益面では、物流の混乱や原材料・燃料価格の上昇の影響を受けました。特に自動車関連資材では、タイ工場でのコロナ感染による生産活動の停滞に伴う納期対応のため、大幅に輸送費が増加しました。

 その結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高7,165百万円(前年同四半期比1,072百万円増、17.6%増)、営業利益86百万円(前年同四半期は営業損失85百万円)、経常利益106百万円(前年同四半期は経常損失16百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益21百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失125百万円)となりました。

 なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。

 当第2四半期連結累計期間の主要な品目別売上高の状況につきましては、次のとおりであります。

 なお、当社グループは、機能紙・不織布の製造・販売を事業内容としており、単一の事業活動を行っておりますので、品目別に記載しております。

 

品目の名称

当第2四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)

金額

(百万円)

前年同四半期比

(%)

自動車関連資材

3,775

119.5

水処理関連資材

2,810

119.5

一般産業用資材

579

99.3

合計

7,165

117.6

 

②財政状態の状況

 当第2四半期連結会計期間末における資産総額は、15,632百万円となり、前連結会計年度末より106百万円減少しております。これは主に原材料及び貯蔵品が120百万円、仕掛品が98百万円増加し、有形固定資産が261百万円、商品及び製品が78百万円減少いたしましいた。

 負債総額は9,511百万円となり、前連結会計年度末より126百万円減少しております。これは主に電子記録債務が285百万円、支払手形及び買掛金が105百万円増加し、長期借入金が342百万円、短期借入金が87百万円減少いたしました。

 

 また、純資産につきましては、6,121百万円となり、前連結会計年度末より19百万円増加しております。これは主にその他有価証券評価差額金が13百万円減少し、利益剰余金が21百万円、為替換算調整勘定が12百万円増加いたしました。

 以上の結果、自己資本比率は27.2%となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は502百万円となり、前連結会計年度末と比較して、61百万円の増加となりました。

 各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により得られた資金は、796百万円(前年同四半期は193百万円の使用)となりました。これは主に棚卸資産の増加額141百万円の減少要因があったものの、減価償却費382百万円、仕入債務の増加額379百万円の増加要因があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動により使用した資金は、101百万円(前年同四半期比209百万円減、67.4%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出112百万円があったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動により使用した資金は、641百万円(前年同四半期は691百万円の獲得)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出373百万円、短期借入金の純減額190百万円があったことによるものであります。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、210百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。