文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による各種政策効果もあり、企業収益や個人消費の改善が進む中で緩やかな回復基調が続いております。
一方で世界経済においては、北朝鮮、中東情勢といった地政学リスクの高まりや、米国や欧州の政治動向の不安定さなど依然として先行き不透明な状況が続いており、今後の企業業績への影響が注視されております。
このような状況のもと、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は59億62百万円(前年同期比10.7%増)となりました。当社グループの主力事業である設計開発アウトソーシング事業においては、自動車業界及び自動車部品業界における設計技術者需要の活況が続いており、付加価値の高い請負業務の拡大、高い技術者稼働率等が売上高の増加及び収益性向上に寄与いたしました。水素水製造販売事業を行う連結子会社(株式会社アビストH&F)においては、水素水全般に対するネガティブな報道の影響による売上の伸び悩みが続いているものの、諸経費の見直し、削減を進めたことにより収益性が改善いたしました。営業利益は10億63百万円(同17.6%増)となりました。投資有価証券売却損6百万円を計上したこと等から経常利益は10億58百万円(同16.3%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億16百万円(同23.3%増)となりました。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
①設計開発アウトソーシング事業
売上高は57億81百万円(前年同期比12.9%増)となり、セグメント利益(営業利益)は10億67百万円(同14.4%増)、セグメント利益(営業利益)率18.5%となりました。
②水素水製造販売事業
売上高は1億94百万円(前年同期比32.3%減)となりました。セグメント損失(営業損失)は19百万円(前年同期はセグメント損失(営業損失)45百万円)となりました。
③その他
不動産賃貸事業に関しましては、売上高は23百万円(前年同期比1.4%増)となり、セグメント利益(営業利益)は15百万円(同10.4%増)、セグメント利益(営業利益)率68.1%となりました。
(資産、負債及び純資産の状況)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末に比べ9億37百万円増加し、64億82百万円となりました。これは、主に現金及び預金の増加及び3Dプリント事業所(愛知県豊橋市)の新設により有形固定資産が増加したことによるものです。
負債合計は前連結会計年度末に比べ4億24百万円増加し、18億96百万円となりました。これは、主に固定資産取得に係る未払金の計上によるものです。
純資産合計は前連結会計年度末に比べ5億12百万円増加し、45億85百万円となりました。これは、主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加と剰余金の配当による減少によるものです。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は41百万円であります。
当第3四半期連結累計期間の研究開発活動における主な成果としては、次のとおりであります。
(設計開発アウトソーシング事業)
受付電話ロボットabitel(アビテル)の商品化