当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
重要事象等
当社は、前事業年度において一部タイトルの売上高が不振であったことから、重要な営業損失及びマイナスの営業キャッシュ・フローが生じるとともに、取引先金融機関とのコミットメントライン契約に付されている財務制限条項に抵触いたしており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりました。
当第2四半期累計期間において、当該契約に基づく借入金残高の返済を行う一方で依然営業損失及びマイナスの営業キャッシュ・フローが生じております。以上により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、「3 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(7)事業等のリスクに記載した重要事象等を解消するための対応策」に記載のとおり、当該重要事象等を解消するための対応策を推進しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間における我が国経済は、年明けからの円高・株安を受け足踏みが長期化しておりますが、公共投資の進捗の支えや消費税増税延期を背景に緩やかな持ち直しが期待されます。
当社の事業領域である、モバイルゲーム事業を取り巻く環境につきましては、引き続きスマートフォンの契約数は順調に推移しており、また国内モバイルゲーム市場についても成長率の鈍化はみられるものの、ネイティブアプリケーション(注)を中心に今後も拡大していく見通しであります。
このような事業環境の中、当社では当第2四半期累計期間においては、既存タイトルに関しては、機能追加及び運営品質の改善を行い、引き続き売上収益に貢献しております。新規タイトルにつきましては、平成28年1月にリリースいたしました「12オーディンズ」の売上高が好調に推移しており、さらに運営体制を強化していくことで今後の収益寄与が期待されます。
足元の状況といたしましては、平成28年7月に、株式会社バンダイナムコエンターテインメントが配信を開始した「仮面ライダー バトルラッシュ」にて開発協力を行っております。当事業年度においては、引き続き厳選したタイトル数でクオリティの高いネイティブアプリケーションの開発・サービスの提供を行ってまいります。
また、前事業年度に実施した、海外拠点の整理・縮小、人員数の最適化、不採算が見込まれるタイトルの譲渡、凍結を実施する等のコスト管理施策の結果があらわれ、積極的なプロモーションを実施しているなかでも、前事業年度と比較しても利益水準が改善しております。当事業年度においても引き続きコスト管理を厳密に行ってまいります。
尚、コスト管理施策として本社の賃貸借契約を一部解約し、減損損失の計上を行っております。
この結果、当第2四半期累計期間の業績は、売上高は2,508百万円(前年同四半期比12.9%の減少)、営業損失は158百万円、経常損失は166百万円、四半期純損失は238百万円となっております。
(注)ネイティブアプリケーションとは、特定のコンピューターの機種やOS上で直接実行可能なプログラムで
構成されたアプリケーションソフトウェアのことをいいます。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期会計期間末の流動資産につきましては、前事業年度末に比べて165百万円増加し、1,876百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加(前事業年度末比283百万円の増加)があった一方で、売掛金の減少(前事業年度末比63百万円の減少)及び法人税等の還付による流動資産のその他の減少(前事業年度末比53百万円の減少)によるものであります。固定資産につきましては、前事業年度末に比べて117百万円減少し、425百万円となりました。これは主に、本社の賃貸借契約を一部解約したことによる有形固定資産の減少(前事業年度末比84百万円の減少)、関係会社貸付金回収等による投資その他の資産の減少(前事業年度末比28百万円の減少)によるものであります。
この結果、総資産は、前事業年度末に比べ48百万円増加し、2,301百万円となりました。
(負債)
当第2四半期会計期間末の流動負債につきましては、前事業年度末に比べて121百万円減少し、447百万円となりました。これは主に、短期借入金の減少(前事業年度末比131百万円の減少)によるものであります。固定負債につきましては、66百万円となりました。これは、資産除去債務の増加によるものであります。
この結果、負債合計は、前事業年度末に比べ120百万円減少し、513百万円となりました。
(純資産)
当第2四半期会計期間末の純資産につきましては、前事業年度末に比べて168百万円増加し、1,788百万円となりました。これは主に、新株予約権行使による資本金及び資本剰余金の増加(前事業年度末比412百万円の増加)があった一方で、四半期純損失の計上よる利益剰余金の減少(前事業年度末比238百万円の減少)によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、1,129百万円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間おいて営業活動により使用した資金は、6百万円となりました。これは主に、税引前四半期純損失236百万円の計上があった一方で、減損損失70百万円、売上債権の減少63百万円、未払金の増加74百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動により使用した資金は、84百万円となりました。これは主に、定期預金の預入による支出100百万円、関係会社貸付けによる支出15百万円があった一方で、長期貸付金の回収による収入39百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動により獲得した資金は、274百万円となりました。これは主に、新株予約権の行使による株式の発行による収入405百万円があった一方で、短期借入金の減少131百万円があったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)従業員数
該当事項はありません。
(7)事業等のリスクに記載した重要事象等を解消するための対応策
当社は、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、①海外拠点の整理・縮小等の構造改革によるコスト削減、②プロダクトポートフォリオの見直し及び品質管理による収益力の強化、③資金調達や資金繰りの安定化に努めてまいります。これらの改善策を状況に応じて適切に推進していくことにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。