当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
重要事象等
当社は、前事業年度において重要な営業損失及びマイナスの営業キャッシュ・フローを計上し、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりました。
当第2四半期累計期間において、依然営業損失及びマイナスの営業キャッシュ・フローが生じております。
以上により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、「3 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(7)事業等のリスクに記載した重要事象等を解消するための対応策」に記載のとおり、当該重要事象等を解消するための対応策を推進しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間における我が国経済は、企業収益の回復や個人消費の持ち直しの動きがみられ、緩やかな景気回復基調が継続しております。
当社の主な事業領域である、モバイルゲーム事業を取り巻く環境につきましては、引き続きスマートフォンの契約数は順調に推移しており、また国内モバイルゲーム市場についても成長率の鈍化はみられるものの、ネイティブアプリケーション(注)を中心に今後も拡大していく見通しであります。
このような事業環境の中、当社では当第2四半期累計期間においては、環境の変化に対応するため、ネイティブアプリケーションタイトルへ注力していく方針に伴い、ブラウザゲームの「プラチナ☆ガール」を株式会社ビジュアライズへ譲渡いたしました。既存タイトルに関しては、注力タイトルはゲーム内の施策を強化及び運営品質の改善を行い、引き続き売上収益に貢献しておりますが、タイトル譲渡の影響もあり売上高は減少いたしました。ネイティブアプリケーションタイトル「12オーディンズ」は、累計200万ダウンロードを突破し、大型IPとのコラボレーションの実施等による施策を行っております。また、OPD2C社(上海东方明珠迪尔希文化传媒有限公司)と独占的ライセンス契約を締結し、中国にて配信することも決定いたしました。今後、中国・台湾・香港・マカオと海外展開も期待されます。
非ゲーム事業においては、平成29年4月に、人気占い師のイヴルルド遙華氏が全面監修する婚活アプリ 「metune」をリリースいたしました。オンライン結婚・恋愛マッチングサービスの市場規模は年々増加しており、プロモーションを強化していくことで今後の収益寄与が期待されます。平成29年6月には、ヤフー株式会社が運営する「Yahoo!ゲーム」のスマートフォン向け人気ゲームアプリをWindows®パソコンで楽しむことができるPC用アプリケーション「Yahoo!ゲーム プレイヤー」が提供開始され、その開発を当社が担当しました。また、ファッションレンタルサービス「EDIST.CLOSET」は、人気スタイリストやアパレルとコラボレーションした旬のコーディネートセットが人気を獲得し、順調に会員数が増加しております。今後も仕事や家事・育児に忙しいすべての女性に、より豊かなライフスタイルを送るサポートができるよう、サービス提供を行ってまいります。
当事業年度においては、『欅坂46』初となる公式ゲームアプリ「欅のキセキ」のリリースを予定しており、引き続き安定した収益基盤の構築に努めてまいります。
なお、経営資源を集中する観点から開発を進めてまいりました女性向けタイトルを凍結し、当初想定していた収益と今後発生することが見込まれる収益に差異が生じたことから、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき将来の回収可能性を検討した結果、本社資産等の有形無形固定資産に係る減損損失を計上いたしました。
この結果、当第2四半期累計期間の業績は、売上高は1,937百万円(前年同四半期比22.8%の減少)、営業損失は432百万円、経常損失は415百万円、四半期純損失は479百万円となっております。
(注)ネイティブアプリケーションとは、特定のコンピューターの機種やOS上で直接実行可能なプログラムで
構成されたアプリケーションソフトウェアのことをいいます。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期会計期間末の流動資産につきましては、前事業年度末に比べて461百万円減少し、1,288百万円となりました。これは主に、現金及び預金の減少(前事業年度末比174百万円の減少)、売掛金の減少(前事業年度末比115百万円の減少)、流動資産のその他の減少(前事業年度末比171百万円の減少)によるものであります。固定資産につきましては、前事業年度末に比べて150百万円減少し、277百万円となりました。これは主に、本社資産等の固定資産に係る減損損失を計上したこと等による有形固定資産の減少(前事業年度末比131百万円の減少)及び、無形固定資産の減少(前事業年度末比37百万円の減少)によるものであります。
この結果、総資産は、前事業年度末に比べ612百万円減少し、1,565百万円となりました。
(負債)
当第2四半期会計期間末の流動負債につきましては、前事業年度末に比べて147百万円減少し、280百万円となりました。これは主に、短期借入金の減少(前事業年度末比100百万円の減少)、未払金の減少(前事業年度末比42百万円の減少)によるものであります。固定負債につきましては、前事業年度末に比べて10百万円減少し、52百万円となりました。これは、繰延税金負債の減少(前事業年度末比10百万円の減少)によるものであります。
この結果、負債合計は、前事業年度末に比べ158百万円減少し、333百万円となりました。
(純資産)
当第2四半期会計期間末の純資産につきましては、前事業年度末に比べて453百万円減少し、1,232百万円となりました。これは主に、四半期純損失の計上よる利益剰余金の減少(前事業年度末比479百万円の減少)によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、604百万円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間おいて営業活動により使用した資金は、343百万円となりました。これは主に、税引前四半期純損失488百万円の計上があった一方で、減損損失168百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動により獲得した資金は、268百万円となりました。これは主に、敷金及び保証金の回収による収入105百万円、事業譲渡による収入219百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動により使用した資金は、98百万円となりました。これは主に、短期借入金の減少100百万円があったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)従業員数
該当事項はありません。
(7)事業等のリスクに記載した重要事象等を解消するための対応策
当社は、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、①収益性が高く見込まれる新規タイトルの開発と運営、②プロダクトポートフォリオの見直し及び品質管理による収益力の強化、③資金調達や資金繰りの安定化に努めてまいります。これらの改善策を状況に応じて適切に推進していくことにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。