当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
重要事象等
当社は、前事業年度において重要な営業損失及びマイナスの営業キャッシュ・フローを計上し、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりました。
当第3四半期累計期間において、依然営業損失及びマイナスの営業キャッシュ・フローが生じております。
以上により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、「3 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(6)事業等のリスクに記載した重要事象等を解消するための対応策」に記載のとおり、当該重要事象等を解消するための対応策を推進しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期累計期間における我が国経済は、企業収益の回復や個人消費の持ち直しの動きがみられ、緩やかな景気回復基調が継続しております。
当社の主な事業領域である、モバイルゲーム事業を取り巻く環境につきましては、引き続きスマートフォンの契約数は順調に推移しており、また国内モバイルゲーム市場についても成長率の鈍化はみられるものの、ネイティブアプリケーション(注)を中心に今後も拡大していく見通しであります。
このような事業環境の中、当社では当第3四半期累計期間においては、ゲーム事業の強化を目的とした選択と集中を進める中で、ブラウザゲームの「プラチナ☆ガール」を株式会社ビジュアライズへ譲渡いたしました。既存タイトルに関しては、注力タイトルはゲーム内の施策を強化及び運営品質の改善を行い、引き続き売上収益に貢献しておりますが、タイトル譲渡の影響もあり売上高は減少いたしました。
非ゲーム事業においては、平成29年6月には、ヤフー株式会社が運営する「Yahoo!ゲーム」のスマートフォン向け人気ゲームアプリをWindows®パソコンで楽しむことができるPC用アプリケーション「Yahoo!ゲーム プレイヤー」が提供開始され、その開発を当社が担当しました。また、ファッションレンタルサービス「EDIST.CLOSET」は、人気スタイリストやアパレルとコラボレーションした旬のコーディネートセットが人気を獲得し、順調に会員数が増加しております。今後も仕事や家事・育児に忙しいすべての女性に、より豊かなライフスタイルを送るサポートができるよう、サービス提供を行ってまいります。
足元の状況といたしましては、平成29年10月18日に、『欅坂46』初となる公式ゲームアプリ「欅のキセキ」をiOS版/Android版/PC版(Yahoo!ゲーム)を同時リリースいたしました。「欅のキセキ」は、グループが歩んだ成長の軌跡と、メンバーが努力し続けることで起こした奇跡をたどるドキュメンタリーライブパズルゲームであります。10月20日には配信から2日で100万ダウンロード、8日で150万ダウンロードを突破する好調なスタートとなり、10月25日からTVCMのプロモーションを開始しております。さらにプロモーションの強化やイベント等の施策を行っていくことで売上収益が期待されます。引き続き安定した収益基盤の構築に努めてまいります。
なお、第2四半期会計期間において、経営資源を集中する観点から開発を進めてまいりました女性向けタイトルを凍結いたしました。「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、当社の有形無形固定資産について、当初想定していた収益と今後発生することが見込まれる収益に差異が生じ、減損の兆候が把握されたことから、将来の回収可能性を慎重に検討した結果、帳簿価額を使用価値に基づいた回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。
この結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高は2,792百万円(前年同四半期比26.2%の減少)、営業損失は732百万円、経常損失は727百万円、四半期純損失は796百万円となっております。
(注)ネイティブアプリケーションとは、特定のコンピューターの機種やOS上で直接実行可能なプログラムで構成
されたアプリケーションソフトウェアのことをいいます。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期会計期間末の流動資産につきましては、前事業年度末に比べて182百万円減少し、1,567百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加(前事業年度末比124百万円の増加)があった一方で、売掛金の減少(前事業年度末比146百万円の減少)及び流動資産その他の減少(前事業年度末比190百万円の減少)によるものであります。固定資産につきましては、前事業年度末に比べて150百万円減少し、277百万円となりました。これは主に、本社資産等の固定資産に係る減損損失を計上したこと等による有形固定資産の減少(前事業年度末比131百万円の減少)及び無形固定資産の減少(前事業年度末比37百万円の減少)によるものであります。
この結果、総資産は、前事業年度末に比べて332百万円減少し、1,844百万円となりました。
(負債)
当第3四半期会計期間末の流動負債につきましては、前事業年度末に比べて440百万円増加し、869百万円となりました。これは主に、短期借入金の増加(前事業年度末比408百万円の増加)によるものであります。固定負債につきましては、前事業年度末に比べて10百万円減少し、52百万円となりました。これは、繰延税金負債の減少によるものであります。
この結果、負債合計は、前事業年度末に比べて430百万円増加し、922百万円となりました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産につきましては、前事業年度末に比べて763百万円減少し、922百万円となりました。これは主に、四半期純損失の計上による利益剰余金の減少(前事業年度末比796百万円の減少)によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)従業員数
該当事項はありません。
(6)事業等のリスクに記載した重要事象等を解消するための対応策
当社は、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、①収益性が高く見込まれる新規タイトルの開発と運営、②プロダクトポートフォリオの見直し及び品質管理による収益力の強化、③資金調達や資金繰りの安定化に努めてまいります。これらの改善策を状況に応じて適切に推進していくことにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。