当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
重要事象等
当社は、前事業年度において重要な営業損失及びマイナスの営業キャッシュ・フローを計上し、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりました。
当第2四半期累計期間において、依然営業損失及びマイナスの営業キャッシュ・フローが生じております。
以上により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、「3 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(7)事業等のリスクに記載した重要事象等を解消するための対応策」に記載のとおり、当該重要事象等を解消するための対応策を推進しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間における我が国経済は、企業収益の回復や個人消費の持ち直しの動きがみられ、緩やかな景気回復基調が継続しております。
当社の主な事業領域である、モバイルゲーム事業を取り巻く環境につきましては、世界市場についてはアジアを中心にさらに成長し、グローバル化によるマネタイズ機会が拡大していく見通しであります。国内市場については、一定の成熟傾向は見られるものの、その市場規模は今後も拡大する見通しであります。
このような事業環境の中、当社では当第2四半期累計期間においては、ゲーム事業では、『欅坂46』初となる公式ゲームアプリ「欅のキセキ」は、リリースから半年で累計300万ダウンロードを突破し、App Storeでは「4.8」Google Playでは「4.6」とユーザーの皆様から高い評価をいただいており、好調を維持しております。当第2四半期会計期間においては「欅のキセキ」限定の動画が視聴できるVR機能の実装や、『欅坂46』メンバーに会えるリアルイベント(ゲーム会)を開催いたしました。より多くの方々に楽しんでいただけるように、リアルインセンティブの強化、コンテンツの拡充等の施策を実施していくことで、さらに収益寄与が期待されます。サービス開始から8年目に突入したブラウザタイトル「ぼくのレストラン2」「ガルショ☆」は、コストコントロールと安定した運営により収益水準を維持しております。よりきめ細やかな対応を図り、安定した収益基盤の構築に努めてまいります。
当事業年度においては、他社IPを生かしたタイトルと、自社のノウハウを生かしたオリジナルタイトルの開発を進める方針であります。他社IPを生かした1タイトルにつきましては、IPホルダーとの契約を締結し、開発を開始しております。また、自社のノウハウを生かした1タイトルにつきましては、鋭意開発中であります。
非ゲーム事業においては、ファッションレンタルサービス「EDIST.CLOSET」が、シェアリングエコノミー市場の拡大及びサービスの認知拡大により順調に会員数が増加しております。顧客満足度向上につながる施策やプロモーションを強化し、収益基盤の構築に努めてまいります。今後も仕事や家事・育児に忙しいすべての女性に、より豊かなライフスタイルを送るサポートができるよう、サービス提供を行ってまいります。
この結果、当第2四半期累計期間の業績は、売上高は2,916百万円(前年同四半期比50.5%の増加)、営業損失は292百万円、経常損失は288百万円、四半期純損失は296百万円となっております。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期会計期間末の流動資産につきましては、前事業年度末に比べて593百万円増加し、2,007百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加(前事業年度末比825百万円の増加)があった一方で、売掛金の減少(前事業年度末比204百万円の減少)によるものであります。固定資産につきましては、前事業年度末に比べて10百万円増加し、278百万円となりました。これは主に、長期前払費用の増加(前事業年度末比8百万円の増加)によるものであります。
この結果、総資産は、前事業年度末に比べ604百万円増加し、2,286百万円となりました。
(負債)
当第2四半期会計期間末の流動負債につきましては、前事業年度末に比べて374百万円減少し、512百万円となりました。これは主に、短期借入金の減少(前事業年度末比300百万円の減少)、買掛金の減少(前事業年度末比63百万円の減少)によるものであります。固定負債につきましては、51百万円となりました。
この結果、負債合計は、前事業年度末に比べ374百万円減少し、564百万円となりました。
(純資産)
当第2四半期会計期間末の純資産につきましては、前事業年度末に比べて979百万円増加し、1,722百万円となりました。これは主に、四半期純損失を296百万円計上したものの、第三者割当による行使価額修正条項付第10回新株予約権の権利行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ632百万円増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、1,294百万円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間おいて営業活動により使用した資金は、126百万円となりました。これは主に、税引前四半期純損失295百万円の計上があった一方で、売上債権の増減額204百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動により使用した資金は、9百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2百万円、無形固定資産の取得による支出4百万円、敷金及び保証金の差入による支出2百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動により獲得した資金は、961百万円となりました。これは主に、短期借入金の減少300百万円があった一方で、新株予約権の行使による株式の発行による収入1,259百万円があったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)従業員数
該当事項はありません。
(7)事業等のリスクに記載した重要事象等を解消するための対応策
当社は、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、①収益性が高いタイトルに対して優先的に開発・運営人員を配置することによる、売上の維持拡大、②プロダクトポートフォリオの見直し及び品質管理による収益力の強化、③資金調達や資金繰りの安定化、④経費の削減に努めてまいります。なお、平成30年1月11日付で発行した第三者割当による行使価額修正条項付第10回新株予約権が平成30年2月15日までにすべて行使された結果、1,250,589千円の資金調達をしており、財政基盤の安定化が図られております。これらの改善策を状況に応じて適切に推進していくことにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。