第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

重要事象等

 当社は、前事業年度において重要な営業損失及びマイナスの営業キャッシュ・フローを計上し、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりました。

 当第2四半期累計期間において、依然営業損失及びマイナスの営業キャッシュ・フローが生じております。

 以上により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(6)事業等のリスクに記載した重要事象等を解消するための対応策」に記載のとおり、当該重要事象等を解消するための対応策を推進しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績

 当第2四半期累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費は緩やかな景気回復基調が継続しております。

 当社の主な事業領域である、モバイルゲーム事業を取り巻く環境につきましては、モバイルゲームの世界市場は6兆円を超える市場規模に拡大し成熟化の兆しがみられるものの、アジア市場については中国と日本が市場を牽引しており、全世界の6割以上のシェアを誇っております。

 このような事業環境の中、当社では当第2四半期累計期間においては、欅坂46日向坂46公式ゲームアプリ「欅のキセキ」は、ライブチケットやグッズなどのリアルインセンティブの提供や楽曲付きカード施策等を行うことで、2019年4月には累計400万ダウンロードを突破しました。また、当該タイトルはApp Storeでは「4.8」Google Playでは「4.5」とユーザーの皆様から引き続き高い評価をいただいております。今後も、多くの方々に楽しんでいただけるような魅力的な施策を継続していくことで収益基盤の安定化に努めてまいります。「ぼくのレストラン2」「ガルショ☆」も、9周年記念施策やコラボレーション企画等により安定した収益を確保しております。よりきめ細やかな対応を図り、ユーザーの皆様の満足度向上に努めてまいります。

当事業年度においては、自社のノウハウを生かしたオリジナルタイトル、戦略バトルRPG『De:Lithe(ディライズ)~忘却の真王と盟約の天使~』と、「HiGH&LOW」シリーズ初となる公式ゲーム、アクションRPG『HiGH&LOW THE GAME ANOTHER WORLD』のリリースに向け鋭意開発中であり、この開発コストが計上されております。また、連携先であるMorningTec社との共同開発ゲームアプリ第一弾、未来型アクションRPG『VGAME』の日本配信の準備を進めております(本作の中国語版『VGAME:消零世界』が中国での事前登録者数350万人を達成するなど、多くのお客様に認知いただいていることから、このたび本作品正式タイトル名を『Equinox(エキノックス)~侵食されたセカイ~』を、改めて『VGAME』に変更いたしました。)。

 この結果、当第2四半期累計期間の経営成績は、売上高は2,049百万円(前年同四半期比29.7%の減少)、営業損失は759百万円、経常損失は762百万円、四半期純損失は767百万円となっております。

②財政状態

(資産)

 当第2四半期会計期間末の流動資産につきましては、前事業年度末に比べて53百万円減少し、1,565百万円となりました。これは主に、その他流動資産の増加(前事業年度末比36百万円の増加)があった一方で、売掛金の減少(前事業年度末比65百万円の減少)、前払費用の減少(前事業年度末比22百万円の減少)によるものであります。固定資産につきましては、前事業年度末に比べて25百万円増加し、281百万円となりました。これは主に、敷金及び保証金の増加(前事業年度末比26百万円の増加)によるものであります。

 この結果、総資産は、前事業年度末に比べ27百万円減少し、1,846百万円となりました。

(負債)

 当第2四半期会計期間末の流動負債につきましては、前事業年度末に比べて42百万円減少し、473百万円となりました。これは主に、買掛金の増加(前事業年度末比50百万円の増加)があった一方で、未払金の減少(前事業年度末比25百万円の減少)、前受金の減少(前事業年度末比18百万円の減少)、流動負債その他の減少(前事業年度末比48百万円の減少)によるものであります。固定負債につきましては、51百万円となりました。

 この結果、負債合計は、前事業年度末に比べ42百万円減少し、525百万円となりました。

(純資産)

 当第2四半期会計期間末の純資産につきましては、前事業年度末に比べて14百万円増加し、1,321百万円となりました。これは主に、四半期純損失を767百万円計上したものの、第三者割当による行使価額修正条項付第12回新株予約権の権利行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ388百万円増加したことによるものであります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、1,027百万円となりました。当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間において営業活動により使用した資金は、753百万円となりました。これは主に、税引前四半期純損失766百万円の計上があった一方で、売上債権の減少65百万円があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間において投資活動により使用した資金は、21百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出4百万円、敷金・保証金の差入による支出17百万円があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間において財務活動により獲得した資金は、774百万円となりました。これは主に、新株予約権の行使による株式の発行による収入764百万円があったことによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(5)従業員数

 該当事項はありません。

 

(6)事業等のリスクに記載した重要事象等を解消するための対応策

 当社は、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、①収益性が高いタイトルに対して優先的に開発・運営人員を配置することによる、売上の維持拡大、②プロダクトポートフォリオの見直し及び品質管理による収益力の強化、③資金調達や資金繰りの安定化、④経費の削減に努めてまいります。なお、2019年1月7日付で発行した第三者割当による行使価額修正条項付第12回新株予約権が2019年7月30日までにすべて行使された結果、863,854千円の資金調達をしており、財政基盤の安定化が図られております。これらの改善策を状況に応じて適切に推進していくことにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。