文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間(平成28年10月1日~平成28年12月31日)におけるわが国の経済は、企業業績の改善、雇用情勢の改善がみられ景気は緩やかな回復基調で推移しておりますが、英国のEU離脱問題や米国の政策転換の影響などにより、依然として先行きが不透明な状況です。
当社グループの主力事業であるヘルスケア業界は、高齢社会の進展とともに、中高年齢層を中心とした健康維持・増進、美容・アンチエイジング、エイジングケアへの高い意識を背景に、特に通信販売を中心に市場規模を拡大しております。一方、参入企業の増加により企業間の競争は厳しさを増しております。
このような事業環境のもと、当社グループでは、ヘルスケア製品の販売を積極的に推進するとともに、ユーグレナを利用したバイオ燃料の開発、ユーグレナの食品としての新機能性解明、低コスト化へ向けたユーグレナ自体の改良技術に関する研究開発を行っております。
当第1四半期連結累計期間は、主にOEM商品の販売が順調に推移し、売上高は3,273,006千円(前年同期比39.9%増)、営業利益は278,294千円(同800.5%増)、経常利益は302,338千円(同301.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は209,434千円(同89.3%増)となりました。
なお、前第1四半期連結会計期間から当第1四半期連結会計期間までの各四半期の業績推移は以下のとおりです。
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前第1四半期 連結会計期間 |
前第2四半期 連結会計期間 |
前第3四半期 連結会計期間 |
前第4四半期 連結会計期間 |
当第1四半期 連結会計期間 |
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売上高 (千円) |
2,339,780 |
2,890,227 |
2,951,940 |
2,921,281 |
3,273,006 |
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営業損益 (千円) |
30,904 |
423,381 |
351,565 |
△111,896 |
278,294 |
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経常損益 (千円) |
75,309 |
467,918 |
476,448 |
△75,169 |
302,338 |
セグメント別の状況については、以下のとおりです。
(ヘルスケア事業)
ヘルスケア事業の食品分野においては、主にOEM商品の販売が順調に推移いたしました。また、自社製品の定期購入顧客拡大のための販売体制を強化するとともに、グループ会社間で物流センターやコールセンターを共有するなど、販売コストの削減に努めました。さらに、当第1四半期連結会計期間において、顧客基盤の拡大と、クロレラ製品の製造委託や統合によるコスト削減等を目的として、クロレラ製造販売会社である株式会社クロレラサプライを完全子会社化しております。
ヘルスケア事業の化粧品分野においては、自社のスキンケア化粧品ブランド「one」の販売が好調であることから、同ブランドの販売体制を強化しております。
ヘルスケア事業の海外展開においては中国上海市の上海悠緑那生物科技有限公司において、中国市場における「ユーグレナ」食品市場の創設に向けて主にOEM供給を中心に取引先の拡大に努めました。
ヘルスケア事業の研究開発においては、ユーグレナの食品としての機能の解明を進めております。また、ユーグレナの特有の成分であるパラミロンを継続摂取することにより、肝硬変や肝臓がんの発症につながる恐れがある非アルコール性脂肪性肝炎による肝臓の線維化を抑制することを示唆する研究成果を公表しております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間は、連結売上高3,273,006千円(前年同期比39.9%増)、セグメント利益は539,038千円(同100.9%増)となりました。
(エネルギー・環境事業)
エネルギー・環境事業においては、バイオジェット燃料開発を中心に研究開発活動を継続しており、内閣府の「革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)」における研究開発プログラム「セレンディピティの計画的創出による新価値創造」、国土交通省の「下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)」の委託事業に係る研究開発を行っております。
当第1四半期累計期間においては、経済産業省資源エネルギー庁の「微細藻類燃料生産実証事業費補助金」を活用し、燃料用微細藻類培養プールを多気クリスタルタウン(三重県多気郡多気町)に建設し、燃料用微細藻類の大規模、低コスト生産技術の確立を目指す研究開発活動を開始しました。また、ユーグレナの飼料利用の事業化に向けて、家畜を対象とした食用ユーグレナの安全性試験を実施し、食用ユーグレナの飼料利用に関する届出を完了しました。
以上の結果、主にバイオジェット燃料開発を目的とした研究開発活動により、セグメント損失は83,348千円(前年同四半期はセグメント損失46,640千円)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は17,179,237千円となり、前連結会計年度末と比較して1,653,232千円の増加となりました。これは主に、新規連結子会社の株式会社クロレラサプライの資産の受入及びのれん255,760千円の計上によるものであります。
負債は、借入金が増加したこと等により、前連結会計年度末から1,422,965千円増加し、3,526,241千円となりました。
純資産は、前連結会計年度末から230,267千円増加し、13,652,996千円となりました。この結果、自己資本比率は79.3%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、94,811千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。