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回次 |
第10期 |
第11期 |
第12期 |
第13期 |
第14期 |
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決算年月 |
平成26年9月 |
平成27年9月 |
平成28年9月 |
平成29年9月 |
平成30年9月 |
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売上高 |
(千円) |
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経常利益又は経常損失(△) |
(千円) |
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△ |
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親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) |
(千円) |
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△ |
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包括利益 |
(千円) |
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△ |
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純資産額 |
(千円) |
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総資産額 |
(千円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) |
(円) |
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△ |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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営業活動によるキャッシュ・フロー |
(千円) |
△ |
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△ |
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投資活動によるキャッシュ・フロー |
(千円) |
△ |
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△ |
△ |
△ |
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財務活動によるキャッシュ・フロー |
(千円) |
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△ |
△ |
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現金及び現金同等物の期末残高 |
(千円) |
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従業員数 |
(人) |
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(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
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(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.第14期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
3.第14期の自己資本利益率・株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失であるため、記載しておりません。
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回次 |
第10期 |
第11期 |
第12期 |
第13期 |
第14期 |
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決算年月 |
平成26年9月 |
平成27年9月 |
平成28年9月 |
平成29年9月 |
平成30年9月 |
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売上高 |
(千円) |
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経常利益又は経常損失(△) |
(千円) |
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△ |
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当期純利益又は当期純損失(△) |
(千円) |
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△ |
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資本金 |
(千円) |
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発行済株式総数 |
(株) |
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純資産額 |
(千円) |
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総資産額 |
(千円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり配当額 |
(円) |
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(うち1株当たり中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
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1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) |
(円) |
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△ |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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配当性向 |
(%) |
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従業員数 |
(人) |
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|
(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
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(注)1.売上高には、消費税等は含まれておりません。
2.第14期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
3.第14期の自己資本利益率・株価収益率については、当期純損失であるため記載しておりません。
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年月 |
概要 |
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平成17年8月 |
微細藻ユーグレナの研究開発、製造、販売を目的として、東京都港区六本木に株式会社ユーグレナを設立 |
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平成17年12月 |
ユーグレナの食品用途屋外大量培養に成功 |
|
平成18年2月 |
食品の自社製品販売を開始し、ヘルスケア事業(食品)に参入 |
|
平成18年3月 |
本店所在地を東京都港区虎ノ門に移転 |
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平成18年10月 |
食品のOEM製品の販売を開始 |
|
平成19年4月 |
本店所在地を東京都文京区本郷「東京大学アントレプレナープラザ」に移転、研究所を設置 |
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平成19年8月 |
東京都渋谷区桜丘町に本社機能を移転 |
|
平成20年12月 |
化粧品のOEM製品の販売を開始し、ヘルスケア事業(化粧品)に参入 |
|
平成23年11月 |
株式取得により、八重山殖産株式会社を関連会社化 |
|
平成24年4月 |
東京都文京区後楽に本社機能を移転 |
|
平成24年4月 |
食品を中心としたブランド「ユーグレナ・ファーム」のインターネット販売を開始 |
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平成24年10月 |
沖縄県石垣市白保に生産技術研究所を設置 |
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平成24年12月 |
東京証券取引所マザーズに上場 |
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平成25年3月 |
八重山殖産株式会社の株式取得(現・連結子会社) |
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平成25年10月 |
バングラデシュ人民共和国ダッカに事務所を開設 |
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平成25年11月 |
株式会社植物ハイテック研究所の株式取得(現・連結子会社) |
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平成25年12月 |
中国衛生部よりユーグレナを「新食品原料」として登録取得 |
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平成25年12月 |
マレーシア政府ハラール認証機関よりユーグレナ、クロレラのハラール認証取得 |
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平成26年4月 |
本店を東京都文京区後楽に移転し、中央研究所を神奈川県横浜市鶴見区に移転 |
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平成26年10月 |
東京都港区に株式会社ユーグレナインベストメントを設立 |
|
平成26年12月 |
東京証券取引所市場一部に上場 |
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平成27年3月 |
本店所在地を東京都港区芝に移転 |
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平成27年3月 |
Grameen euglena(バングラデシュ人民共和国ダッカ市、旧社名Grameen Yukiguni Maitake.Ltd)の株式取得(現・連結子会社) |
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平成27年4月 |
中華人民共和国上海市に上海悠緑那生物科技有限公司を設立(現・連結子会社) |
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平成27年5月 |
株式会社ユーグレナ・アート(旧社名株式会社ユーキ)及び株式会社アート・コーポレーションの株式取得(現・連結子会社) |
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平成27年7月 |
株式会社ユーグレナ・アートを存続会社、株式会社アート・コーポレーションを消滅会社とする吸収合併を実施 |
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平成27年9月 |
株式会社エポラの株式取得(現・連結子会社) |
|
平成27年9月 |
ユーグレナ竹富エビ養殖株式会社(旧社名竹富エビ養殖株式会社)の株式取得(現・連結子会社) |
|
平成28年12月 |
株式会社クロレラサプライの株式取得(現・連結子会社) |
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平成29年6月 |
ヘルスン株式会社(旧社名イースター株式会社)の株式取得(現・連結子会社) |
|
平成29年10月 |
株式会社ジーンクエストの株式取得(現・連結子会社) |
|
平成30年2月 |
株式会社フックの株式取得(現・連結子会社) |
当社グループは、当社(株式会社ユーグレナ)、子会社12社及び関連会社1社により構成されており、微細藻ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食品用途屋外大量培養技術をコア技術とし、ユーグレナをはじめとする微細藻類に関する多様な研究開発活動を行うとともに、その研究開発成果を活かしてヘルスケア事業(ユーグレナ、クロレラ等を活用した食品製造販売及び化粧品製造販売)、エネルギー・環境事業(ユーグレナを活用したバイオ燃料開発等)といった事業を展開しております。
子会社である八重山殖産株式会社は微細藻類の大量培養施設を有し、微細藻類の大量培養を行い、ユーグレナ、クロレラ等の乾燥粉末を製造しております。
(1) ユーグレナの概要
①ユーグレナという生物
ユーグレナは植物と動物の両方に分類される特異な生物です。植物界ではミドリムシ植物門に、動物界では原生動物門ミドリムシ目に分類されます。
ユーグレナは単細胞ですが、発達した細胞内小器官を持ち、特に光合成を行う葉緑体とエネルギー代謝に関与するミトコンドリアに大きな特徴があります。
②ユーグレナの食品用途屋外大量培養技術
ユーグレナは50年以上の研究の歴史があり、その有意性や産業化への可能性は多くの論文などにより記述されておりましたが、長年食品として流通させることが可能なレベルでの大量培養は実現されていませんでした。その最大の理由は、ユーグレナが食物連鎖における最下層に位置しており、その他の動物プランクトンに捕食される対象となっていること、またユーグレナを培養する培養液に細菌類などが繁殖しやすく商業的にユーグレナだけを大量に培養することが困難だったことがあげられます。
当社は創業メンバーによる東京大学農学部の研究成果を中心に、他の藻類研究を実施する様々な大学の研究成果を活用し、平成17年12月に世界で初めて当社ユーグレナの食品用途屋外大量培養に成功しました。
当社には、以下の技術があります。
A.当社ユーグレナの食品用途屋外大量培養技術
B.当社ユーグレナの食品加工、化粧品加工の技術
C.培養方法のコントロールによる当社ユーグレナの組成を調整する技術
③ユーグレナの特徴
当社ユーグレナには、以下の特徴があります。
A.植物性栄養素と動物性栄養素の両方を含む59種類以上の栄養素を持つ
植物と動物の両方の形質を兼ね備えているユーグレナは、植物のように種々のビタミンを産生するとともに、動物のようにDHA、EPA、アラキドン酸、リノレン酸といった不飽和脂肪酸群を11種合成でき、栄養学的に植物と動物の両方の栄養素を併せ持っております。
当社は、毎年、第三者分析機関である財団法人日本食品分析センターに当社ユーグレナ粉末の栄養素分析を委託しております。その結果、ユーグレナには成人の必須アミノ酸(※1)9種類、ビタミン類、ミネラル、不飽和脂肪酸などを含む59種類の栄養素が検出されております。
図 当社ユーグレナ粉末の59種類の栄養素
B.細胞壁がない
野菜などの植物は細胞壁があり細胞内の栄養素を人間が消化することを妨げますが、ユーグレナは動物細胞と同様に細胞壁を持たないため、栄養成分の消化率が植物細胞に比べ高いという特徴を持っております。
図 動物細胞、ユーグレナ、植物細胞のイメージ図 
C.ユーグレナの独自成分パラミロンを持つ
植物は光合成によってデンプンに代表されるエネルギー物質を産生し貯蔵します。ユーグレナも光合成によってパラミロンという独自の貯蔵物質を作ります。パラミロンは、直鎖(※2)のβ-1,3-グルカン(※3)によって構成される多糖体で、ユーグレナがグルカンの多糖(※4)を効率よく貯蔵するために独特の方法で重合させていると考えられております。
パラミロンは難消化性である食物繊維に分類される生物由来の成分です。
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図 パラミロンの粒子構造と構造 |
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▲パラミロンの粒子構造 |
▲パラミロンの構造 |
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撮影:青山学院大学 福岡伸一教授 |
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D.体内に油脂を生成する
微細藻類は体内に油脂を生成します。ユーグレナは培養方法をコントロールすることにより、その油脂の性質や生成量を変化させることが可能です。
E.強い二酸化炭素耐性を持つ
ユーグレナは二酸化炭素に対する強い耐性を持っており、一般的な植物であれば成長が阻害される15%~40%の高濃度の二酸化炭素により成長が促進されるため、工場や発電所の排出源に含まれる二酸化炭素を利用した培養が可能です。
F.水中の有機物、無機物を体内に取り込む特徴を持つ
ユーグレナは、アンモニア、リンを含んだ有機物や重金属などの無機物を栄養素として活発に増殖します。
(2) ヘルスケア事業
当事業では、当社ユーグレナ粉末等を活用した機能性食品や飲料等の開発・販売及び当社ユーグレナ粉末を加水分解したユーグレナエキス等を活用した化粧品の開発・販売を行っております。ユーグレナ粉末は石垣島の自社グループ拠点で製造し、食品及び化粧品の最終製品の製造は外注先に委託しております。販売については、自社グループ商品の直販が中心であり、また流通チャネルでの卸売、取引先向けのOEM製品の供給や当社ユーグレナ粉末の原料卸売、ならびに中国等の海外向け展開を行っております。
さらに研究開発分野においても、ユーグレナ生産にかかる継続的な技術開発を進めているほか、ユーグレナ粉末やユーグレナ特有の含有成分でβグルカンの一種であるパラミロンのヘルスケア分野における活用可能性等をテーマとする研究を行っております。
A.直販
自社グループの機能性食品や化粧品等を、インターネットや電話などで直接消費者に販売する形態です。機能性食品ではユーグレナを配合した粉末飲料・サプリメントとして「緑汁」「メディカプラス」シリーズを、化粧品ではスキンケア化粧品ブランド「one」を中心に展開しております。当社グループの成長分野として位置付けており、平成30年9月末時点で自社グループ商品の定期購入顧客数は26万人を突破しております。
B.流通チャネルでの卸売
自社グループの機能性食品や化粧品等を、様々な小売店舗に直接または食品商社や美容商社等を通じて卸売りする形態です。スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストア等の大手流通店舗、ならびに全国の取扱店舗向けには、ユーグレナを配合した飲料ブランド「飲むミドリムシ」や各種サプリメント等を展開しております。また美容院や専門店等の美容関連店舗向けには、自社の化粧品ブランド「B.C.A.D.」を展開しており、開発した商品の特性等に合わせて最適な販売形態を選択しております。
C.OEM供給
取引先と共同で製品仕様を決定し、取引先からの注文に基づき当社にて製品製造を行い、取引先へ販売するビジネ
スモデルです。代表例は武田コンシューマーヘルスケア株式会社向けに供給しているユーグレナ配合サプリメント「緑の習慣」で、これらOEM製品は、取引先の製品ブランドとして消費者に販売されております。
D.原料販売
主に伊藤忠商事株式会社を通じ、製薬会社、食品メーカー等に当社ユーグレナ粉末を提供するビジネスモデルです。
E.海外展開
日本国外でのユーグレナ市場創出に向けて、東アジアを中心に事業展開を進めております。中国では、現地に設立した合弁会社である上海悠緑那生物科技有限公司(上海ユーグレナ)を通じて、ユーグレナ配合サプリメント等の自社製品販売、OEM供給及び原料販売を展開しております。
F.生産技術開発
当社は、平成17年12月に世界で初めて当社ユーグレナの食品用途屋外大量培養に成功して以来、生産コストの低減ならび品質のさらなる向上や安定化に向けて、生産技術開発に継続して取り組んでおります。平成29年2月には、ユーグレナ市場の拡大にともなう需要増加に応えるべく、生産キャパシティを年産160トン体制に倍増する生産体制の増強を完了しております。また、平成30年8月にはユーグレナなどの微細藻類に関する先端的生産技術の研究開発等を行う「先端生産開発棟」の建設が完了しました。
G.遺伝子解析
当社は、ヘルスケア事業の新領域として、平成29年10月にゲノム関連の研究や一般消費者向けの遺伝子解析サービスを手掛ける株式会社ジーンクエストを完全子会社化し、同社と連携して遺伝子解析等のパーソナルヘルスケア・サービスを提供する新ブランド「ユーグレナ・マイヘルス」を立ち上げております。
(3) エネルギー・環境事業
当事業では、ユーグレナ等の微細藻類やその他バイオマス原料を活用したバイオ燃料の将来の事業化に向けて、各種研究開発やパートナーシップ構築を行っております。
A.バイオ燃料原料としてのユーグレナの研究開発
微細藻類は、農耕非適地での生産が可能である点、大量培養による工業生産が可能な点、高等植物と比べて単位面積当たりの生産性が高い点等から、バイオ燃料の原料として世界的に注目されています。その中でもユーグレナは、含有する油脂が微細藻類の中でもジェット燃料に適した炭素構造を持っており、またその栄養の豊富さから油脂抽出後の残渣が飼料等に利用できる可能性があることから、当社はバイオ燃料原料としてのユーグレナの研究開発を進めております。
研究テーマの中心は大規模・低コスト生産技術の確立であり、ユーグレナの油脂含有量を高める育種や品種改良、火力発電所等の排ガス中の二酸化炭素を用いたユーグレナの培養、培養設備の建設コストの低減と建設期間の短縮、畜産や養殖におけるユーグレナの油脂抽出後残渣の利用等に関する研究開発を進めております。
B.バイオ燃料の製造・供給体制の構築
当社は平成27年12月に、横浜市、千代田化工建設株式会社、伊藤忠エネクス株式会社、いすゞ自動車株式会社、全日本空輸株式会社の協力のもと、平成32年までに国産バイオジェット・ディーゼル燃料の実用化を目指す「国産バイオ燃料計画」を発表し、その実現に向けた取り組みを進めております。具体的には、平成29年6月に神奈川県横浜市鶴見区においてバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラント(以下「本実証プラント」)の建設を着工し、運転開始に向けた体制の整備を進め、平成30年10月31日に同実証プラントは竣工に至りました。
本実証プラントの本稼働は平成31年春を予定しており、本稼働後は次世代バイオディーゼル燃料の供給を開始し、平成32年までにバイオジェット燃料による有償フライトの実現を目指すとともに、本実証プラントの稼働に係る知見・データを蓄積してまいります。また、本実証プラントの竣工を機に、平成30年11月2日に、「日本をバイオ燃料先進国にする」を合言葉とする『GREEN OIL JAPAN(グリーンオイルジャパン)』宣言を発表し、バイオ燃料の利用やバイオマス原料の供給などを通じてバイオ燃料の実用化普及に取り組む協力企業・団体とのパートナーシップの構築を目指していきます。
[用語解説]
※1.必須アミノ酸
必須アミノ酸とは、タンパク質を形成している20種類のアミノ酸のうち、体内で合成することができない9種類のアミノ酸のことをいう。具体的には、トリプトファン、スレオニン、リジン、バリン、メチオニン、ロイシン、フェニルアラニン、イソロイシン、ヒスチジンを指し、ユーグレナには全種類の必須アミノ酸が含まれています。
※2.直鎖
炭化水素やその誘導体を作っている炭素原子が、環状構造や枝分かれ構造をなさずに、一本の鎖状に結合していることをいいます。
※3.β-1,3-グルカン
グルカンとは特定の結合形式を持った多糖の総称であり、グルコースがβ-1,3-型の結合で連なった多糖をβ-1,3-グルカンといいます。
単糖とはそれ以上加水分解されない糖類をいい、多糖とは単糖分子がグリコシド結合により多数重合した糖類をいいます。
※4.多糖
単糖分子がグリコシド結合により多数重合し、単糖が二桁以上結合したものを多糖といいます。
[事業系統図]
①ヘルスケア事業
②エネルギー・環境事業
|
名称 |
住所 |
資本金 (千円) |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合又は被所有割合(%) |
関係内容 |
|
(連結子会社)
八重山殖産株式会社 (注)2
|
沖縄県石垣市 |
9,000 |
ヘルスケア事業 |
所有 100 |
当社ユーグレナ粉末の生産委託先 ユーグレナの培養技術に関する共同研究 資金援助あり 役員の兼任あり |
|
株式会社植物ハイテック研究所 |
奈良県生駒市 |
30,000 |
ヘルスケア事業 |
所有 100 |
ユーグレナの形質転換を中心とした研究開発 資金援助あり 役員の兼任あり |
|
株式会社ユーグレナインベストメント |
東京都港区 |
25,000 |
その他 |
所有 100 |
資金援助あり 役員の兼任あり |
|
Grameen euglena |
バングラデシュ人民共和国ダッカ市 |
71,641 |
ヘルスケア事業 |
所有 50 |
当社への緑豆の販売 役員の兼任あり |
|
上海悠緑那生物科技有限公司 |
中華人民共和国上海市 |
120,660 |
ヘルスケア事業 |
所有 70 |
ユーグレナ製品の販売 資金援助あり 役員の兼任あり |
|
株式会社ユーグレナ・アート |
福岡県福岡市 |
10,000 |
ヘルスケア事業 |
所有 100 |
ユーグレナ製品の販売 役員の兼任あり |
|
株式会社エポラ |
愛媛県松山市 |
10,000 |
ヘルスケア事業 |
所有 100 |
ユーグレナ製品の販売 役員の兼任あり |
|
ユーグレナ竹富エビ養殖株式会社 |
沖縄県八重山郡 |
84,500 |
ヘルスケア事業 |
所有 100 |
資金援助あり 役員の兼任あり |
|
株式会社クロレラサプライ |
島根県出雲市 |
65,500 |
ヘルスケア事業 |
所有 100 |
ユーグレナ原料の販売 資金援助あり 役員の兼任あり |
|
ヘルスン株式会社 |
東京都港区 |
10,000 |
ヘルスケア事業 |
所有 100 |
ユーグレナ製品の販売 資金援助あり 役員の兼任あり |
|
株式会社ジーンクエスト |
東京都港区 |
55,000 |
ヘルスケア事業 |
所有 100 |
遺伝子解析の業務委託 資金援助あり |
|
株式会社フック |
東京都港区 |
59,950 |
ヘルスケア事業 |
所有 100 |
資金援助あり 役員の兼任あり |
|
(持分法適用関連会社) |
|
|
|
|
|
|
合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル |
東京都港区 |
50,000 |
エネルギー・環境事業 |
所有 49 |
管理業務受託 役員の兼任あり |
(注)1. 「主要な事業の内容」欄にはセグメントの名称を記載しております。
2.特定子会社に該当しております。
3.株式会社エポラについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等 (1)売上高 3,579百万円
(2)経常利益 34百万円
(3)当期純利益 14百万円
(4)純資産額 735百万円
(5)総資産額 1,128百万円
(1)連結会社の状況
|
平成30年9月30日現在 |
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
ヘルスケア事業 |
285(41) |
|
エネルギー・環境事業 |
35(10) |
|
全社(共通) |
35( 8) |
|
合計 |
355(59) |
(注)1.全社(共通)として記載されている従業員は、管理部門等に所属している者であります。
2.従業員数は、就業人員数であり、臨時雇用者数(アルバイトを含む。)は、( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。
3.従業員数が当連結会計年度において47名増加しておりますが、連結子会社の増加及び事業規模拡大に伴う人員の補強によるものであります。
(2)提出会社の状況
|
平成30年9月30日現在 |
|
従業員数(人) |
平均年齢 |
平均勤続年数 |
平均年間給与(千円) |
|
170(34) |
37歳8ヶ月 |
3年0ヶ月 |
5,783 |
|
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
|
ヘルスケア事業 |
100(16) |
|
エネルギー・環境事業 |
35(10) |
|
全社(共通) |
35( 8) |
|
合計 |
170(34) |
(注)1.従業員数は、就業人員数であり、臨時雇用者数(アルバイトを含む。)は、( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.全社(共通)として記載されている従業員は、管理部門等に所属している者であります。
4.従業員数が当期中において19名増加しておりますが、これは事業規模拡大に伴う人員の補強によるものであります。
(3)労働組合の状況
当社には労働組合はありませんが、当社子会社の八重山殖産株式会社には八重山殖産労働組合と称する労働組合 があり、平成30年9月30日現在における組合員数は28人であります。
なお、労使関係は安定しております。