第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第3四半期連結累計期間において新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1)業績の状況

 当社グループの主力事業であるヘルスケア業界は、高齢社会の進展とともに、中高年齢層を中心とした健康維持・増進、美容・アンチエイジング、エイジングケアへの高い意識を背景に、特に通信販売を中心に市場規模を拡大しております。一方、エネルギー・環境業界においても、地球温暖化防止に向けた世界的な取り組みが広がる中、バイオ燃料を始めとする再生可能エネルギーに対する需要が高まっております。このような事業環境のもと、当社グループでは、ヘルスケア製品の販売を積極的に推進するとともに、ユーグレナの食品としての新機能性解明、ユーグレナ等を利用したバイオ燃料の開発、ユーグレナの生産コストの低減に関連する研究開発等を行っております。

 当第3四半期連結累計期間は、上半期において売上の基盤となる直販の定期購入顧客を獲得するための広告宣伝投資を積極的に実施したものの、集中投資を実施した直販化粧品に関して定期購入顧客のリピート期間、回数が想定を下回ったのを踏まえ、下半期においては広告宣伝投資を縮小して販売効率の改善に努めました。この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は11,136,140千円(前年同期比8.8%増)、営業損失は1,516,057千円(前年同四半期は営業利益420,626千円)、経常損失は1,260,192千円(前年同四半期は経常利益615,210千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,365,678千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益424,480千円)となりましたが、当第3四半期連結会計期間の営業損失は404,851千円(前四半期は営業損失681,073千円)、経常損失は363,031千円(前四半期は経常損失532,839千円)となり、当第2四半期連結会計期間と比べて赤字幅が縮小しました。

 なお、前第3四半期連結会計期間から当第3四半期連結会計期間までの各四半期の業績推移は、以下のとおりです。

 

前第3四半期

連結会計期間

前第4四半期

連結会計期間

当第1四半期

連結会計期間

当第2四半期

連結会計期間

当第3四半期

連結会計期間

売上高   (千円)

3,603,410

3,654,891

3,449,697

3,729,485

3,956,956

営業損益 (千円)

143,491

530,310

△430,132

△681,073

△404,851

経常損益 (千円)

168,949

592,024

△364,320

△532,839

△363,031

 

 セグメント別の状況については、以下のとおりです。

(ヘルスケア事業)

 ヘルスケア事業の直販カテゴリーにおいては、上半期において自社のスキンケア化粧品ブランド「one」を中心に積極的な広告宣伝活動を実施してまいりましたが、定期購入顧客のリピート期間、回数が想定を下回る結果となりました。直販定期購入者数は平成30年6月末で29万人を超えておりますが、下半期より、広告宣伝投資を縮小して販売効率の改善に努めております。また、女性向けインナービューティーブランド「eu(イーユー)」の立ち上げ、「one」シリーズの新商品「oneオールイン パワーリフティングクリーム」の発売等、新商品の開発、投入を実施しました。

 ヘルスケア事業の流通カテゴリーにおいては、コンビニエンスストア等向けペットボトル飲料「おいしいミドリムシ乳酸菌」の発売、ドラッグストア等向け新ブランド「euglenaStyle+(ユーグレナスタイルプラス)」の立ち上げ等、各チャネル向け商品ラインアップの拡充を進めております。

 ヘルスケア事業のM&Aに関しては、ゲノム関連の研究や一般消費者向けの遺伝子解析サービスを手掛ける株式会社ジーンクエストを完全子会社化し、同社と連携してパーソナルヘルスケアのソリューション提供を行う新サービス「ユーグレナマイヘルス」をスタートしております。また、女性を中心とした顧客基盤とブランド力を有する株式会社フックを連結子会社としました。

 ヘルスケア事業の研究開発に関しては、新たな食品原料として食品用ユーグレナエキス(熱水抽出)を規格化した他、ユーグレナの食品としての機能性の解明を進めており、ユーグレナ粉末及びユーグレナ特有の成分であるパラミロンの継続摂取により関節リウマチ症状が緩和される効果、ユーグレナ粉末の熱水抽出物をヒト脂肪組織由来幹細胞に添加することで脂肪滴の蓄積を抑制する効果、並びにユーグレナ粉末を摂取することで老化等に伴う筋萎縮症状を抑制する効果を示唆する研究結果を公表いたしました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間は、連結売上高11,128,640千円(前年同期比8.8%増)、セグメント損失は500,071千円(前年同四半期はセグメント利益1,108,012千円)となりました。

(エネルギー・環境事業)

 エネルギー・環境事業においては、バイオジェット・ディーゼル燃料開発を中心に研究開発活動を継続しております。

 当第3四半期連結累計期間においては、平成30年10月に完成を予定しているバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントの運転開始に向けて体制の整備を進めております。また、経済産業省資源エネルギー庁の「微細藻類燃料生産実証事業費補助金」を活用し、多気クリスタルタウン(三重県多気郡多気町)において燃料用微細藻類培養プールを建設し、さらに先進的な大規模あぜ型微細藻類培養プールを稼働するなど、燃料用微細藻類の大規模、低コスト生産技術の確立を目指す研究開発活動を実施しております。

 また、平成30年6月に、ひろしま自動車産学官連携推進会議と共同で、自動車用次世代バイオ燃料の普及拡大を目指す広島での実証事業計画「ひろしま“Your Green Fuel”プロジェクト」を発表しました。

 以上の結果、主にバイオジェット燃料開発を目的とした研究開発活動により、連結売上高7,500千円(前年同四半期は5,000千円)、セグメント損失は351,976千円(前年同四半期はセグメント損失210,020千円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末の総資産は21,035,917千円となり、前連結会計年度末と比較して2,177,856千円の増加となりました。これは主に、新規連結子会社2社の資産の受入及びのれん2,226,479千円の計上によるものであります。

 負債は、借入金が増加したこと等により、前連結会計年度末から2,040,136千円増加し、5,242,928千円となりました。

 純資産は、前連結会計年度末から137,719千円増加し、15,792,988千円となりました。この結果、自己資本比率は75.0%となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、465,680千円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。