第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)業績の状況

 当連結会計年度は、ヘルスケア事業においては、2020年9月期下半期において、厳格な採算管理を維持した上で、広告宣伝及び販促活動への投資を機動的かつ積極的に実施したことで純増に転じた定期顧客数からの商品購買による収益貢献により、セグメント売上高は増加を見込んでおります。また、エネルギー・環境事業においては、2018年10月に竣工したバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラント(以下「実証プラント」)の本格稼働、そしてバイオジェット燃料による有償フライトの実現に向けた取組みにより、セグメント損益は赤字が継続する見込みです。以上の結果、当連結会計年度の通期業績予想は、売上高は前期比で増加を見込むものの、将来的に収益の柱となるエネルギー・環境事業を含む先端投資領域への先行投資を継続するため営業損益、経常損益、親会社株主に帰属する純損益のいずれも赤字を見込んでおります。

 当第1四半期連結累計期間は、概ね計画どおりの進捗であり、ヘルスケア事業において新規顧客獲得のための広告宣伝投資の見直しに着手した結果、売上高は3,910,679千円(前年同期比21.5%増)となりました。また、エネルギー・環境事業において2020年3月に本格稼働した実証プラントの運転費用の計上を主因として、同事業のセグメント損失159,126千円を計上しており、営業損失は365,530千円(前年同期は営業損失244,341千円)、経常損失は306,434千円(前年同期は経常損失216,393千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は360,398千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失252,537千円)となりました。また、調整後EBITDAは△129,388千円でした。

 前第1四半期連結会計期間から当第1四半期連結会計期間までの各四半期の業績推移は以下のとおりです。

 

前第1四半期

連結会計期間

第2四半期

連結会計期間

第3四半期

連結会計期間

第4四半期

連結会計期間

当第1四半期

連結会計期間

売上高   (千円)

3,219,103

2,862,819

3,454,269

3,781,124

3,910,679

営業損益 (千円)

△244,341

△115,791

△733,932

△713,654

△365,530

経常損益 (千円)

△216,393

78,793

△684,446

△635,642

△306,434

 

 セグメント別の状況については、以下のとおりです。

(ヘルスケア事業)

 ヘルスケア事業においては、2020年9月期上半期に直販チャネルにおける広告宣伝効率や有期間定期顧客割合の増加による定期購入継続率の改善が進んだこと、主力の健康食品ラインアップをユーグレナ食品ブランド「からだにユーグレナ」としてリニューアルしたこと、デジタルマーケティングや素材や商品の認知拡大に向けたマーケティング施策を展開する体制が整ったことを踏まえ、同下半期において、厳格な採算管理を維持した上で、広告宣伝及び販促活動への投資を機動的かつ積極的に実施し、持続的な事業拡大に向けた再成長を目指しております。

 当第1四半期連結累計期間は、期初の計画どおり、2020年9月期下半期における積極的な広告宣伝及び販促活動への投資によって純増に転じた定期顧客数からの商品購買による収益貢献が実現しました。また、主力ブランドである「からだにユーグレナ」についてはTVCMを展開するなど投資を強化する一方、その他のブランドについては投資をコントロールしながら収益を確保することで、ポーフォリオ全体で持続的な売上成長と利益成長の両立を図ってまいりました。

 以上の結果、セグメント売上高3,906,230千円(前年同期比21.3%増)、セグメント利益は99,576千円(前年同期比42.0%減)となりました。

 

(エネルギー・環境事業)

 エネルギー・環境事業においては、バイオジェット・ディーゼル燃料開発を中心に、2020年3月に本格稼働を開始した実証プラントによりバイオ燃料の実証研究、実証製造に取り組んでいます。研究開発活動については、2019年11月に、伊藤忠商事株式会社とともに、バイオ燃料用と飼料用の微細藻類ミドリムシの海外培養実証事業を、インドネシア共和国に続き、コロンビア共和国においても開始しました。また、2020年10月には国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「バイオジェット燃料生産技術開発事業/実証を通じたサプライチェーンモデルの構築、微細藻類基盤技術開発」に、当社が進めているバイオジェット燃料製造の実証事業および燃料用微細藻類の海外培養実証に関する研究開発が採択されました。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間は、セグメント売上高4,449千円、実証プラントの本格稼働に向けた準備費用の計上等により、セグメント損失159,126千円(前年同期はセグメント損失170,672千円)となりました。

(2)財政状態の分析

 当第1四半期連結会計期間末の総資産は17,999,765千円となり、前連結会計年度末と比較して2,648,667千円の増加となりました。

 負債は、短期借入金の増加等により、前連結会計年度末から2,997,587千円増加し、8,961,926千円となりました。

 純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により、前連結会計年度末から348,919千円減少し、9,037,839千円となりました。この結果、自己資本比率は50.1%となりました。

 当社は2021年1月26日に株式会社Q-Partnersへの出資を行いましたが、2021年9月期の連結売上高は過去最高を計画しており、十分な手元資金を確保していることから事業の進捗に重要な影響はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、227,509千円となりました。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

(資金の借入)

当社は、2020年12月30日に以下の通り、資金の借入を実行しております。

 

借入先

株式会社三井住友銀行

借入金額

1,400,000千円

契約形態

特殊当座借越

契約期限

2021年12月30日

担保の状況

定期預金

 

借入先

株式会社みずほ銀行

借入金額

1,400,000千円

契約形態

手形貸付

返済予定日

2021年12月30日

担保の状況

定期預金