第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)業績の状況

 当連結会計年度は、ヘルスケア事業においては、純増に転じた通販定期顧客からの商品購買による収益及び第4四半期連結会計期間以降におけるキューサイの当社連結業績への貢献等により、セグメント売上高は増加を見込んでおります。また、エネルギー・環境事業においては、バイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラント(以下「実証プラント」)におけるバイオ燃料の製造及び供給、そしてバイオ燃料製造及び供給の商業化の実現に向けた取組みにより、セグメント損益は赤字が継続する見込みです。

 当第3四半期連結累計期間は、ヘルスケア事業において純増に転じた通販定期顧客からの商品購買による収益貢献、また、2021年3月1日付で連結子会社化しました株式会社LIGUNAによる当社連結業績への貢献等の結果、四半期としては過去最高となる売上高を達成し、売上高は12,113,551千円(前年同期比27.0%増)となりました。また、エネルギー・環境事業において実証プラントの運転費用の計上を主因として、同事業のセグメント損失550,419千円を計上しており、営業損失は844,000千円(前年同期は営業損失1,094,066千円)、経常損失は440,203千円(前年同期は経常損失822,046千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は296,943千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失819,067千円)となりました。

 なお、キャッシュ・フロー重視の経営にシフトする観点から、当連結会計年度より開示指標に当社のキャッシュ・フロー創出力を示す指標として調整後EBITDAを追加しております。調整後EBITDAは、EBITDA(営業利益+のれん償却費及び減価償却費)+助成金収入+株式関連報酬として算出しております。当第3四半期連結累計期間は、ヘルスケア事業において2020年9月期下半期以降の直販チャネルにおける売上成長や株式会社LIGUNAの連結子会社化により収益基盤が拡大するとともに、エネルギー・環境事業を中心に329,731千円の助成金収入を計上した結果、調整後EBITDAは129,358千円(前年同期は△302,602千円)となりました。

 前第3四半期連結会計期間から当第3四半期連結会計期間までの各四半期の業績推移は、以下のとおりです。

 

前第3四半期

連結会計期間

前第4四半期

連結会計期間

当第1四半期

連結会計期間

当第2四半期

連結会計期間

当第3四半期

連結会計期間

売上高   (千円)

3,454,269

3,781,124

3,910,679

3,826,744

4,376,126

営業損益 (千円)

△733,932

△713,654

△365,530

△143,064

△335,405

経常損益 (千円)

△684,446

△635,642

△306,434

179,012

△312,781

 

 セグメント別の状況については、以下のとおりです。

(ヘルスケア事業)

 当第3四半期連結累計期間は、2020年9月期下半期以降の積極的な広告宣伝及び販促活動への投資によって純増に転じた通販定期顧客からの収益貢献が実現しました。また、2021年4月以降に広告宣伝及び販促活動への投資を更に拡大したことで通販定期顧客が増加したこと、また、2021年3月1日付で連結子会社化しました株式会社LIGUNAによる当社連結業績への収益貢献等により、第3四半期連結会計期間のセグメント売上高は、四半期としては過去最高となる4,360,467千円となりました。

 以上の結果、セグメント売上高12,086,566千円(前年同期比26.9%増)、セグメント利益は554,833千円(前年同期比355.8%増)となりました。

 

(エネルギー・環境事業)

 エネルギー・環境事業においては、バイオジェット・ディーゼル燃料開発を中心に、2020年3月に本格稼働を開始した実証プラントによりバイオ燃料の実証研究、実証製造に取り組んでいます。2021年3月に、実証プラントにおいて、ASTM D7566 Annex6規格(微細藻類や廃食油などの生物系油脂を原料として BIC プロセスにより製造した純バイオジェット燃料に対して ASTM Internationalが定める国際規格)に適合した使用済み食用油や微細藻類ユーグレナを原料とするバイオジェット燃料が完成し、2021年6月に当社製造のバイオジェット燃料(ブランド名「サステオ」)を使用した国土交通省飛行検査機及び民間航空機でのフライトを実現しました。また、当社製造のバイオディーゼル燃料の供給先も順調に拡大しており、2021年4月にはガソリンスタンドでの一般消費者向け販売も実施しました。研究開発活動については、2020年10月に、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「バイオジェット燃料生産技術開発事業/実証を通じたサプライチェーンモデルの構築、微細藻類基盤技術開発」に、当社が進めているバイオジェット燃料製造の実証事業及び燃料用微細藻類の海外培養実証に関する研究開発が採択され、インドネシアにおける微細藻類ユーグレナの大規模培養実証およびバイオ燃料事業の商業化に向けた取り組みを進めております。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間は、セグメント売上高は26,985千円(前年同期比106.5%増)、実証プラントの運転費用の計上等により、セグメント損失550,419千円(前年同期はセグメント損失551,698千円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末は当社の連結子会社となりましたQ-Partners、キューサイ及びその子会社3社を連結の範囲に含めております。

 その結果、総資産は59,023,040千円となり、前連結会計年度末と比較して43,671,942千円の増加となりました。これは主に商品及び製品が2,192,029千円、有形固定資産が3,605,164千円、のれんが28,384,125千円増加したことによるものです。なお、のれんの金額は暫定的に算定された金額です。

 負債は34,777,180千円となり、前連結会計年度末と比較して28,812,841千円の増加となりました。これは主に長期借入金が20,526,161千円、未払金が2,364,736千円増加したことによるものです。

 純資産は、主に海外募集による新株式発行によって13,100,051千円を調達したことにより、前連結会計年度末から14,859,101千円増加し、24,245,860千円となりました。この結果、自己資本比率は40.6%となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、732,502千円となりました。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。